8月17日の続き。 2003年に発足した、『レイティング/フィルタリング連絡協議会』(以降はRF研と略称)は、2005年11月30日に開かれた、2005年度第1回目の研究会の時から危ない橋を渡り始める。それは、ずばり同性愛差別である。 最初に同性愛の名称が出てくるのは、『SafetyOnline3検討に関する参考資料』というペーパーである。ここでは主要フィルタリングソフトの分類例(1)の中にある、InterSafe Personal(インターセーフ パーソナル)というアルシー社製のフィルタリングソフトの分類中に『同性愛』の単語を発見できる。このフィルタリングソフトのエンジンを制作している会社が、前述のネットスター社だ。 余談になるが、InterSafe Personalは国産フィルタリングソフトシェア1位の商品で、かつ日本PTA全国協議会推奨商品であるInterSafeの家庭版なんだそうだ