京都府立医科大学の研究チームは、 新型コロナウイルスが、インフルエンザウイルスに比べて ヒトの皮膚上で長期間生存することを明らかにしたと発表しました。 こちらは ヒトの皮膚表面でのウイルス量が時間とともにどう変化するかを示したグラフで、 赤が新型コロナウイルスを、青がインフルエンザA型ウイルスを表しています。 研究チームによりますと、 新型コロナウイルスは皮膚上で9時間程度生存することが明らかになり、 これはインフルエンザウイルスよりもおよそ5倍長いということです。 京都府立医科大・廣瀬亮平助教 「ウイルスが付いているものを手で触って、 その後喉や口や目の辺を触ると、それによって感染するので、 手の上で長生きをするということは、 そういう機会が増えてしまうということでいくと、 感染リスクが上がると考えたほうがいいのではないかと思っている。」 一方、研究チームは、 濃度80%のエタノー