6474軒が消えた 筆者の谷口功一さん(谷口さん提供)【時事通信社】 「夜熟睡しない人間は多かれ少なかれ罪を犯している。彼らはなにをするのか。夜を現存させているのだ」と言ったのはフランスの或(あ)る思想家だが、この文学的な一節はコロナ下では、これまでとは全く違った印象を残すものとなってしまった。言うまでもなく、われわれは未(いま)だ夜も更けきらぬ20時以降、家の外で他人と食卓の歓談を楽しむことも許されなくなったのである。 6474軒―これが何の数字だか分かるだろうか。実は昨年4月19日から今年2月末までに廃業したスナックの数なのだ。2020年のコロナ禍の拡大以降、夜の街は冒頭に記した通り「罪深い」ものとして糾弾され続け、息も絶え絶えになっているわけだが、今日はその中でも、日本中のどんな小さな街にも存在するスナックについての話をしたい。なお、ここでいうスナックとは、おおむねカウンターのある小
同僚に教わった食事がおいしくなる方法を描いた漫画「おいしさアップの方法」がSNS上で話題となっています。会社の昼休み、いつものようにネットサーフィンをしながら昼食を取っていた女性。隣の後輩はいつも、何も見ずに淡々と食事をしているので理由を聞くと…という内容で「分かる気がする」「今度やってみます」「朝から癒やされました」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。 食事で日々の幸福感が違う? この漫画を描いたのは、モニャ モニャこ(ペンネーム)さんです。イラストレーターとして、ロゴやイラスト、ウェブデザインなどを手掛けています。インスタグラムでは、日常の出来事を漫画にして発表しています。 Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。 モニャ モニャこさん「2020年4月からです。外出自粛でおうち時間が増えたことがきっかけです」 Q.今回の漫画を描いたきっかけは。 モニャ モニャこ
新型コロナウイルス特措法にもとづく緊急事態宣言が継続している首都圏4都県と北海道について、政府が5月25日に専門家会議などを開催し、解除する方向で検討段階に入ったことを複数メディアが報じています。実現すれば全都道府県で解除されることになり、経済活動の再開がいよいよ進んでいくことになります。 しかし、第2波、第3波が危惧されているうえに、各自治体の判断が異なることもあり、「開放的になりすぎてもいけないし、だからと言って、抑制的すぎる必要もない」と、さじ加減が難しいところ。外出時に白い目で見られたり、“自粛警察”の標的になったりしないように過ごしたいものです。 私は感染症の専門家ではなく、経済の専門家でもありません。あくまで人間関係と生き方のコンサルタントという立ち位置から、緊急事態宣言解除後にどう振る舞ったらいいか、どんなマナーが求められるのか。緊急事態宣言の発令中、私のところに寄せられた相
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