長い距離を走るバス路線のなかには、本数が極端に少ないものが全国的に存在します。東京やその近郊でも同様で、だんだんと本数が減り、いまや1日1往復、なかには「週イチ」という路線もあります。 乗るのが難しい…名物の長距離路線たち バス路線のなかには、本数が極端に少ないものも存在しますが、とりわけ運行コストのかかる長距離路線は近年、東京近郊でも減便の動きがあります。今回は東京近郊で、そのような「乗るのがやや難しい」長距離路線を5つ紹介します。 環七の「右上」走破 しかし本数僅少:東武バスセントラル「王30」 ・区間:亀有駅北口~王子駅 ・所要時間:45分 拡大画像 王子の街を走る東武バスセントラルの車両。「王30」は東武バスで北区に乗り入れる唯一の系統(中島洋平撮影)。 東京都内では葛飾区や足立区を営業エリアとする東武バスセントラルの一般路線で唯一、北区の王子駅まで乗り入れる系統です。亀有駅から環