1978年生まれ。東海中学・東海高校を経て、名古屋大学医学部卒業。医師免許取得後、名古屋大学精神科医局入局。精神保健指定医、日本精神神経学会専門医。39万フォロワー突破のX(旧ツイッター)が人気で、テレビ・ラジオなどマスコミ出演多数。著書『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』に始まる「1秒シリーズ」は、33万部突破のベストセラーとなり、『精神科医Tomyが教える 心の執着の手放し方』の小説シリーズも反響を呼ぶ。最新作は、『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』。 精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉 著者Twitterフォロワー、たった半年で13万人へ激増中! 精神科医がすべての不安を吹き飛ばす!! ◎心がスーッと軽くなる221の言葉 たった半年で13万フォロワー突破と人気急上昇中のTwitter 『ゲイの精神科医Tomyのつ・ぶ・や・き♡』が
1.抗不安薬(精神安定剤)って何?抗不安薬の作用について 抗不安薬(精神安定剤)は、その名の通り、不安を和らげる効果を持つ薬ですが、どのように体の中で薬が働き、不安を和らげる効果を発揮しているのか御存知でしょうか? 今回は、抗不安薬のほとんどを占めるベンゾジアゼピン系抗不安薬について、薬が体の中で、どこにどう作用し、不安を和らげているのか説明していきます。 ベンゾジアゼピン系抗不安薬は、GABAと呼ばれる神経伝達物質の働きを強めることで、不安を和らげる効果を発揮します。 「GABA」は、脳の異常な興奮を抑える働きをしている神経伝達物質で、GABAが脳神経のGABA受容体(神経伝達物質が結合する鍵穴)に結合すると、脳神経の働きが抑制されます。 ベンゾジアゼピン系抗不安薬は、脳神経のGABA受容体に結合することで、GABAの脳神経抑制作用を強めます。(2) ベンゾジアゼピン系抗不安薬が、どのタ
【働き】 このお薬は、おだやかな作用の心の安定薬です。不安や緊張感をやわらげ、気持ちを落ち着かせます。神経症やうつ病など精神的な不具合にはもちろん、心身症のような体の不調が前面にでる病気にも使われます。心身症は、精神的な要因や自律神経の乱れがもたらす心と体の病気です。たとえば、ストレスで血圧が上がったり、胃腸の調子が悪くなったり、心臓がドキドキしたり、また、女性では生理不順を起こしたりします。 実際の処方例としては、上記のような心身症や不安神経症、パニック障害など各種の不安障害を中心に、自律神経失調症、更年期障害、うつ病や不眠症、統合失調症や躁病の急性期などに処方されています。 さらに、筋肉をほぐす作用があるので、緊張型頭痛や頸椎症、腰痛症、肩こり、けいれん性の病気などに応用されることも多いです。このように、この系統の薬は副作用が少なく安全性が高いこともあり、各診療科でいろいろな病気に幅広
<現在当院では、不安、不眠の新規の患者様の診療を中止しています。> 昨今、抗不安薬や睡眠薬の危険性について、新聞に記載されることが増えました。https://gendai.ismedia.jp/articles/-/50627 そのことについて記載します。 睡眠薬の致死性について、過量内服について検索されて、このページをご覧いただく方が多いですが、 一般内科医としての睡眠薬、抗不安薬への知識と理解してください。 ①抗不安薬とは ベンゾジアゼピン系抗不安薬といいます。ベンゾジアゼピンは、中枢神経の神経物質の働きを抑制する物質を増強し、結果として脳の活動がスローダウンします。 過度な不安や緊張が和らぎ、穏やかになる薬です。 薬としては、デパス(エチゾラム)、ソラナックス(アンプラゾラム)、リーゼ(クロチアゼパム)、ワイパックス(ロラゼパム)、セルシン(ジアゼパム)、メイラックス(ロフラゼブ酸エ
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