気温が下がり、日照時間が短くなると増える「冬季うつ」。産業医で精神科医の井上智介さんは「一般的なうつとは反対に、冬季うつは過食と過眠の症状が特徴。春になると症状がおさまることが多いが、本格的なうつに移行することがあるので注意が必要です」という――。 体がエネルギーを蓄えようとする 秋から冬に入る気温差の激しいシーズンは、自律神経が乱れやすくなります。人間は、常に体温をキープし、調整していかなければならないので、気温差が激しくなるほど自律神経が活発に働き、その分体に負担がかかり、疲労もたまるのです。 また冬になると、人間の体もほとんどの動物と同じように、厳しい寒さを乗り越えるための生理的な反応として、エネルギーを蓄える行動に移ります。眠気が強くなったり、カロリーの高いものが食べたくなったりするのはこのためです。 さらに冬は日照時間が短くなるので、意欲を高めたりする作用があり「幸せホルモン」と
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うつになる要素が今あふれている まずお話ししたいのは、コロナ禍がもたらした生活の変化は、うつになりやすい要素があふれている、ということです。そのことについて、順を追って説明していきましょう。 (1)コロナ禍は「ステルス疲労」をもたらす コロナ禍による生活の変化により、「本人にとって自覚しづらい疲労=ステルス疲労」がたまっていくことがあります。 たとえば、テレワーク。「新しい生活様式」という言葉も使われ、通勤時間が減って楽になった、嫌いな上司にも直接会わなくていいから気楽だ、といったプラスの面が強調され、いいことずくめのように感じられます。 ところが実際は、初めてのテレワークではオンライン会議への準備や慣れるまでエネルギーを使いますし、通勤がなくなり、よいことばかりのように感じられても、外出しないことによるストレスも感じています。 そもそも、人間にとってあらゆる「変化」はストレスです。結婚、
他人へのジャッジは自律神経を乱しコンディションを下げる 上司、同僚、部下といった間柄に関係なく、自律神経を整える上で大切なことが二つあります。 一つは、「他人へのジャッジ(評価)を口にしない」ことです。 「あの人って使えないよなあ」「うちの上司はこういうところがダメなんだよ」と誰かをジャッジする言葉を口にすると、一時的なストレス発散にはなるでしょう。 誰かの悪口を言っている最中にスッキリした気分になれるのは、その間に脳内で快楽物質とも呼ばれるドーパミンが分泌され、交感神経が興奮状態になるからです。 身近な人間関係だけに限った話ではありません。 SNSで目にした事件や炎上案件にわざわざ自分から絡みにいき、「こんなバカいるの?」「不謹慎でありえない」「絶対に許せない」と誰かを叩たたき、裁いたつもりになっているときも同じです。交感神経が興奮状態になるため、バランスが著いちじるしく乱れ、その結果と
一般社団法人日本マネジメントケアリスト協会代表理事 1958年生まれ。大学卒業後、JT(日本たばこ産業)に就職。 「勤務地域限定」の地方採用として入社。「どんなにがんばっても偉くなれない立場」から、キャリアをスタートさせる。日本一小さな工場勤務での、きめ細かなコミュニケーションを通じた働きぶりを買われ、本社勤務に。その後、営業経験がまったくない中で、全国最年少所長に抜擢され、リーダーとしての一歩を踏み出す。 部下から強い反発を受けるも、「自分にできることを懸命にやり、困ったときは部下に頼り、正直に弱い部分をさらけ出す」リーダーの姿を示す。その姿勢に触発されて、お互いが協力し合ってチームの結束が徐々に高まり、業績もうなぎ上りに上昇する。職場再建のプロと称され、次々と任された組織を活性化させ、とうとう歴代最年少の支店長に大抜擢。31支店中25位より上位の成績をとったことがなく、閉塞感に陥ってい
こんばんは、25歳素人童貞です。 タモリ倶楽部の放送、すごく好評だったみたいで良かったです。あれ、吾輩の視点的には、曇りガラスに閉じ込められて芸能人に外から覗き込まれるという拘束プレイみたいな収録で、すごく興奮しました。 閑話休題。暇になってきたので、昨年のこの記事の続きを書きましょう。 それは去年の冬。ちょうど今くらいの季節。吾輩はいつも通り、池袋の某ピンクサロンに足を運びました。黒髪清楚系の広瀬すずに似ている女の子が入店したとのことなので、その女の子の指名をしようかと。しかーし、このお店は新人の女の子は指名ができません。フリーで入ればもしかしたら出てくるシステムです。ということで、4000円でフリーで入場しました。プレイルームに案内されて待つこと数分、広瀬すずとは似ても似つかない女の子が登場しました。そうです、私はフリーの勝負に敗北したのです。 やってきたのは、黒髪中央分けで、目が細く
プレッシャーやストレスと闘いながら業務をこなすビジネスパーソンにとって、うつ病は身近な疾患とも言える。しかし日本企業はその対策が十分ではないことが製薬会社の調査で浮き彫りになった。患者に対する薬物治療はもちろん重要だが、病気の兆しを把握して重症化を防ぐ施策が求められる。 【休職は平均79日】 働く人の10人に1人がうつ病を経験。うつ病になった場合の平均休職期間は79日で、復職後も仕事をこなすのに時間がかかる―。ルンドベック・ジャパン(東京都港区)が2月にまとめた調査では、職場におけるうつ病の影響がさまざまな側面から明らかになった。 これらの結果からは、うつ病に伴う経済損失の大きさが浮かび上がる。ただ日本企業はそれを十分認識できていない。同調査によると、うつ病の同僚に対して積極的に援助を申し出た人の割合は16%。英国は53%、中国は42%で他国に比べかなり低い。会社のうつ病対策制度に満足して
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