中央道のボトルネックのひとつである、東京・神奈川県境の小仏トンネル。さらにその先も、圏央道と接続する「八王子JCT」が、悪名高い渋滞ポイントとなっています。 これを緩和するため、小仏トンネル周辺では車線増加工事を行っています。さらに圏央道の高尾山ICから日野方面へ伸びる「八王子南バイパス・日野バイパス(2期)」も工事中です。 いっぽうで、まだ完全に構想段階なものの、中央道の相模湖ICから南へ分岐し、津久井湖を経由して圏央道の相模原ICへ到達するバイパス道路の構想があります。国土交通省や神奈川県のネットワーク計画では「津久井相模原連絡道路」と呼ばれています。 実はこのうち、一部が2015年に開通しています。それが相模原ICのアクセス道路として、東西方向へ伸びる2.8kmの区間です。相模川に新たな橋を架けて4車線で東岸へ直結し、橋本駅方面を見据えています。 この道路は別名称である「津久井広域道