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ブックマーク / medical.jiji.com (5)

  • 健康な子の死亡、後絶たず=オミクロン株流行で―識者「ワクチン、正しい情報を」・新型コロナ

    新型コロナウイルスのオミクロン株流行に伴い、健康な子が感染して亡くなる例が後を絶たない。死亡幼児らの半数に基礎疾患がないとの調査結果もあり、専門家は保護者らにワクチン接種に関する正しい情報を得た上での判断を求めている。 国立感染症研究所などによると、同株流行前の昨年末時点では、亡くなった20歳未満の感染者は累計3人だった。しかし、同株流行による感染者総数の増加に伴い、今年1~8月では41人に急増した。 このうち詳細に調査できた29人を分析すると、14人には中枢神経疾患や先天性心疾患などがあった一方、残る15人は基礎疾患がなかった。 15人の内訳は0歳4人、1~4歳2人、5歳以上9人で、医療機関到着時の症状は発熱や意識障害などが目立ち、6割超が発症後1週間未満で亡くなっていた。死亡に至る主な経緯は、多くの例で中枢神経系や循環器系の異常が疑われたが、呼吸器系異常はなかった。 厚生労働省によると

    健康な子の死亡、後絶たず=オミクロン株流行で―識者「ワクチン、正しい情報を」・新型コロナ
  • ワクチン完了者、半年後に抗体価90%減弱

    新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチンの追加接種(ブースター接種)が前向きに検討される中、ワクチンの効果の持続性は注目されるところだ。横浜市立大学病院感染制御部部長の加藤英明氏らは、SARS-CoV-2のファイザー製ワクチン(トジナメラン)を接種した医療従事者を対象に免疫の長期的な推移を検討。その結果、ワクチン接種6カ月後に全例で抗体が検出されたが、抗体価は大半で接種3週後のピーク時と比べ約90%減弱すること、中和抗体価は約80%減弱し中和抗体陽性率は85.7%になること、細胞性免疫は維持されることが明らかになったと、査読前論文公開サイトmedRxiv(2021年10月30日オンライン版)に発表した。 6カ月後の中和抗体価が80%減弱 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行に対する打開策として、日でもワクチン接種が進められ、11月3日時点で全人口の73.6%

    ワクチン完了者、半年後に抗体価90%減弱
  • 40歳過ぎたら緑内障検査を 早期発見で失明防ぐ

    で中高年の失明原因として最も多い緑内障。早期に治療をすれば失明は避けられるため、日眼科医会などの専門家らは「40歳を過ぎたら一度は眼科で検査を受けて、早めに気付いてほしい」と呼び掛けている。東京大学医学部(東京都文京区)眼科学教室の庄恵准教授に話を聞いた。 ▽眼圧が正常でも緑内障に 緑内障の原因の一つは、眼圧の上昇だ。眼球内を満たす房水という体液が、新たに作られた量と同じだけ排出することで眼圧は一定に保たれている。何らかの原因で作られる量が増えたり、排出量が減ったりしてバランスが崩れると眼圧は上がる。しかし近年、眼圧が正常範囲でも緑内障になる正常眼圧緑内障が増えており、日では緑内障の8割を占めるという。 正常眼圧緑内障の原因として考えられるのが、高齢と近視だ。日は高齢化率の上昇に伴い、2020年の推定患者数は400万人とされ、今後もさらなる上昇が見込まれる。 ▽眼圧とOCT検査

    40歳過ぎたら緑内障検査を 早期発見で失明防ぐ
  • テレビに子守させてませんか? =言葉発達は触れ合いから

    そろそろ言葉を発してもいいのにその兆しがない、表情が豊かだったのに最近は笑わなくなったなど、発育盛りの赤ちゃんの様子には注意が必要だ。kids21子育て研究所(岡山市)の片岡直樹所長は「赤ちゃんのそばでテレビを長時間つけていませんか? テレビに子守をさせていると、言葉を学習する機会を失う懸念があります」と警鐘を鳴らす。 ◇親のまねで習得 赤ちゃんは、感情を表すことや言葉の発し方を親のまねをすることで身に付けていく。この言語習得の学習機会は、生後1、2カ月から始まる。「あー」「あっあっ」「うー」など舌を使わず母音のみで発声する「クーイング」に始まり、生後4カ月ごろからは「ままま」や「ぱぱぱ」など子音を合わせた喃語(なんご)が始まる。喃語は意味のない言葉だが、その後の言葉の発達に必要な成長過程の一つで、一般的には1歳半までに意味のある単語を幾つか使えるようになると言われている。 1 2 3 (

    テレビに子守させてませんか? =言葉発達は触れ合いから
  • 甘く見ないで 月経の体調不良=子育て世代は我慢し過ぎ

    7割を超える女性が月経に伴う体や心の不調を抱えているといわれる。30代後半から40代前半を中心とする子育て世代の場合も悩みは深刻だ。産婦人科医・臨床心理士で「よしの女性診療所」(東京都中野区)の吉野一枝院長は「子育て世代の女性は子どものことには一生懸命で、熱がでればすぐ医療機関に連れて行く。でも、自分のことは後回しにして、よほど調子が悪くならないと医療機関にかからない」と指摘する。子育て世代は我慢強いが、それは決して良いことばかりではない。 ◇背後にメンタルの要素 吉野さんによれば、▽ひどい月経痛▽月経前症候群(PMS)▽月経不順―の三つが月経に関係する「3大症状」だ。「月経痛は当たり前とやり過ごされ、病気という意識をなかなか持てない。しかし、月経痛がひどい場合、その原因として子宮内膜症が隠れていることもある」。月経不順についても、プロラクチンというホルモンが通常より多く分泌されている場合

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