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ブックマーク / mitsusato-yamada.hatenablog.com (6)

  • 成人孤立型という可能性 - 言いたいことは山ほどある。

    ◎アスペルガーの3つの型 以前にも書いたが、アスペルガーには3つのタイプがあるとされる。積極奇異型、受動型、孤立型だ。発達心理学的には孤立型→受動型→積極奇異型と発展するらしいが、もちろん成人しても受動型のままの人もいる。 孤立型は「外界に興味を持たない」状態だから、赤ん坊や幼児に見られる。発語をしないのも外界に興味がないせいかも知れない。知的障害を伴う自閉症では孤立型は一般的かも知れない。 受動型は感情表現をどうして良いか分からず、また反応の遅れもあり、反応を返すタイミングがはかれない。そのため反応を思うように返せず、ストレスを溜めやすい。 積極奇異型は最も典型的なアスペルガーに見えるかも知れない。一方的に話し続けたり、場の空気を読まず行動する。周囲を巻き込もうとする意図はなく、単独で勝手な動きをする。 ◎アスペルガーとパーソナリティ障害 最近、アスペルガー博士はアスペルガー症候群をパー

    成人孤立型という可能性 - 言いたいことは山ほどある。
    daisukeeHTN
    daisukeeHTN 2017/01/31
    "発達心理学的には孤立型→受動型→積極奇異型と発展するらしいが、もちろん成人しても受動型のままの人もいる"
  • 【本】パーソナリティ障害(矢幡洋) - 言いたいことは山ほどある。

    臨床心理士の矢幡洋先生の『パーソナリティ障害』を図書館で借りて読んだ。矢幡先生は『ドクターキリコからの贈り物』の著者で、その他にも著作が多い。テレビにも出て人気らしい。文系の矢幡先生の説は医師のものとは全然違い、とても興味深い。医師はどうしても解剖学的に考えがちだ。世間では理系のほうが論理性に優れていると思われがちだが、俯瞰的な視点は文系のほうが優れているように個人的には感じる。 『パーソナリティ障害』(矢幡洋):講談社選書メチエ|講談社BOOK倶楽部 特徴としてはDSMに定義されているパーソナリティ障害以外も取り上げており、14のタイプについて実例を1つずつ提示しての説明は大変分かりやすい。もちろんその実例通りでないケースのほうが多いし、ステレオタイプを生み出すという危険性もなきにしもあらずだが、把握するには実例があるほうが良い。今回、このではじめてシゾイド型(スキゾイド型・統合失調質

    【本】パーソナリティ障害(矢幡洋) - 言いたいことは山ほどある。
  • アスペルガーはオキシトシン欠乏症? - 言いたいことは山ほどある。

    「幸せホルモン」とか「恋愛ホルモン」とか言われるオキシトシンというホルモン。正確には「信頼ホルモン」らしい。ストレスが取れるとか、多幸感が出るとかで巷で人気らしいのだが、アスペルガーの治療薬になるのではないか、という話がある。 自閉症スペクトラムはオキシトシンの受容体が少ないのが原因ではないかという説があり、オキシトシンを補填することで協調性・信頼行動・愛着行動が改善するのではないかと期待される。現在、点鼻薬(花から吸い込むスプレー)が開発されている。ザッと見たところ、個人輸入などで1(30mlボトル)5000円台くらい。 僕は使ったことがないので何とも言えないが、知り合い(ADHDASD)が使った感想を以前聞いたところ、かなり良かったらしい。その時は「集中力が増す」「物事の整理がつく」「手順が組み立てられる」という感じだったからADHDの薬かと思ったのだが、むしろ自閉症スペクトラム向

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  • 【本】発達障害という希望(1) ― アスピーの特徴 - 言いたいことは山ほどある。

    発達障害という希望』(石川憲彦・高岡健著、雲母書房)のP78に以下のような一覧がある。アスペルガー症候群のポジティブな特徴という感じで、大変勇気づけられた。少々、長いが全文を転載する。 自分はかなり当てはまる(自惚れかも知れないけど)と思う。 ちなみに、Aspie(アスピー)とは、英語でアスペルガー症候群を差別的でなく好意的に呼ぶ場合の愛称らしい。(アーバン・ディクショナリーより) 「AttwoodとGrayによるAspieの発見基準」 A.ほぼ以下の形をとる対人的な交流における質的な強み 1.絶対の忠実性と完璧な信頼性を特徴とする友人関係 2.性差別的、年齢差別的、文化差別的な偏見がない/「額面価値」で他者を評価できる 3.人間関係に左右されず、あるいは個人的な信念に忠実に、自分の考えを述べる 4.相矛盾するエビデンスがあっても自説を追求することができる 5.次のような聞き手や友人を探

    【本】発達障害という希望(1) ― アスピーの特徴 - 言いたいことは山ほどある。
  • 森田療法について - 言いたいことは山ほどある。

    森田療法というのがある。慈恵医大の森田正馬博士が創始した精神療法だ。知ったのは随分昔だが、自分に合っているので今でも調子が悪くなると行う。若い頃から仏教の影響が強かったので、馴染みやすい考え方でもある。ただし見よう見まねで、ちゃんとした治療は受けたことはない。 ◎「あるがまま」を受け入れる 森田療法は禅からアイディアを採っている。「あるがまま」を肯定し、「とらわれ」から離れることを目標とする精神修養だ。 ウィキペディアから森田の言葉を引用する。 ・治療の主眼については、言語では、いろいろと言い現わし方もあるけれども、詮じつめれば「あるがままでよい、あるがままよりほかに仕方がない、あるがままでなければならない」とかいうことになる。 ・ことさらに、そのままになろうとか、心頭滅却しようとかすれば、それはすでにそのままでもなく、心頭滅却でもない。 ・当然とも、不当然とも、また思い捨てるとも、捨てぬ

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  • アスペルガーと恋愛 - 言いたいことは山ほどある。

    (記事から引用) 「恋愛は多くの人が体験するもので、アスペルガー症候群だからといって恋愛にまったく興味がないというわけではありません。 アスペルガー症候群ではない人と同じように恋愛に興味のある人もいれば恋愛に興味のない人もいます。」 karadanote.jp 改めてこんな風に書かれると、「あれ?俺達って恋愛できなんだっけ?」という気分になる。あらゆる属性内に恋愛に興味のある人とない人が混在している気がするのだが。自分個人は確かに恋愛脳ではないし、恋愛が何か分かっていないのだが、それがアスペルガーの特徴かと聞かれると甚だ疑問ではある。 自分が感じている発達障害者の特徴として、「概念が入りにくい」がある。気持ちが想像できないや情緒がズレているのとも関係があるのだが、通念や常識が獲得しにくい。これは模倣の下手さに関係があるのだろうと思う。模倣が下手といっても、人によって何の模倣が苦手かは差があ

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