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ブックマーク / zenn.dev/mizchi (10)

  • Deno first でやっていく

    去年末ぐらいから Deno を使う割合がグッと増えてきた。最近のJS関連は7割ぐらい deno 環境の VSCode でコードを書いている気がする。 今回はいくつかの実例を示しながら、実際に Deno 使えるじゃんというイメージを持ってもらうためのユースケースを紹介していく。 というか、 deno が普及してくれないと、自分が作ったツールの紹介を全部 deno のインストールから書かないといけなくなる。みんなインストールしといて。 最初に: なぜ Deno を使いたいか 一番の問題点、Node は新しいプロジェクトを一式整えるための手間が非常に重い。 とくに ts で書いたものを他の環境に渡すための方法が未だにしんどい。ある環境で動いたコードをそのままコピーしても、プロジェクト設定の非互換を踏む可能性が非常に高い。 deno にそういう側面がないとは言わないが、非常に少ない。とくに TS

    Deno first でやっていく
  • Cloudflare D1 で ORM を使う (drizzle-orm)

    tl;dr 生産性を上げる & SQL インジェクションを防ぐために ORM を使うのがよいとされている(諸説あります) cloudflare workers + d1 はウェブの破壊的イノベーション(諸説あります) モダンフロントエンドで大切なのは TypeScript との親和性と言われている(諸説減ってきた) 当は理想の ORM を自作したいのけど、drizzle が現状一番自分のゴールに近いので、試したら良さそうだった 既存の問題と drizzle-orm 今までのあらすじ というわけで d1 に全振りするのが今後の生存戦略として有効だと思っているんですが、d1 client は専用のAPIからクエリ文字列を送り込む形式なので、native driver を使ってる prisma や typeorm 等が使えません。 自分が Mongodb + たまに Rails ActiveR

    Cloudflare D1 で ORM を使う (drizzle-orm)
  • Deno CLI コマンド作成 最速 方法 20231218

    この記事は前に書いた記事の抜粋かつ修正版 簡単にライブラリを呼び出すコマンドを作るとなったら、やはり deno + zx(or dux) だと思う。権限管理があって、ファイル単体でモジュールを解決して実行できる。 tl;dr ~/bin/mycmd の単体ファイルでコマンドを作成する shebang に deno permissions を与えて chmod +x する node:util の parseArgs で Deno.args をパース dax でコマンドを実行 実装 ~/bin 等にパスを通してあるとする。 雛形。 #!/usr/bin/env -S deno run -A --ext=ts import { parseArgs } from "node:util"; import $ from "https://deno.land/x/dax@0.36.0/mod.ts";

    Deno CLI コマンド作成 最速 方法 20231218
  • lizod: 1kb 未満の zod の精神的後継

    作った。 lightweight-zod だから lizod。 npm install lizod -S で使える。 tl;dr 各種フロントエンドCloudflare Workers で zod のビルドサイズが邪魔になっている メソッドチェーンと便利なユーティリティを全部捨てた zod 風のバリデータを作った zod の 57kb に対して lizod は 1kb 以下 これが動く // Pick validators for treeshake import { $any, $array, $boolean, $const, $enum, $intersection, $null, $number, $object, $opt, $regexp, $string, $symbol, $undefined, $union, $void, type Infer, type Valid

    lizod: 1kb 未満の zod の精神的後継
  • フロントエンドとSPA職人の目指したものの歴史と概略

    年末年始にフロントエンド論みたいな記事をいくつか見たが、僕ら古のSPA職人がやってきたフロントエンドという職域と目指していたものが失伝しかけている気がするので、ここに時代ごとに何を考えていたか、雑に書き殴る。 注意点として、 2004から始まるが、自分がプログラミングを始めたのが2010, 業務としてコードを書き始めたのが 2012 なので、解像度が高いのはそれ以降になる。 tl;dr 2004: 動き出す HTML 2011: 構造化のはじまり 2015: 贅沢品としてのSPAとコミュニティ分化 2017: 貧者のSPA 2019: 守破離としてのパフォーマンス 2004: 動きだす HTML AJAX の時代。要は XMLHTTPRequest で取得したコンテンツに応じて、動的書き換えをDOM書き換えを行うこと。今では名付けるほどでもない操作だが、HTMLが静的なものをやめたことは、

    フロントエンドとSPA職人の目指したものの歴史と概略
  • Cloudflare D1 がヤバい

    まだ検証足りないけど、マジで想像通りのブツなら魂震えるかもしれん…。 Announcing D1: our first SQL database Cloudflare D1 = Edge SQLite Cloudflare D1 は Cloudflare Worker で、つまり CDN Network 上で sqlite が動きます。これだけなら普通の sqlite ホスティングなんですが、もちろん Cloudflare が出すからにはそれだけではなく、CDN Edge 上に Read Replica がバラ撒かれた sqlite になります。ヤバくないですか? 僕はヤバいと思いました。 このヤバさを知るために、Cloudflare が開発した基盤についていくつか抑えておく必要があります。 Durable Objects は CDN 上の Actor モデルを構築できます。この Acto

    Cloudflare D1 がヤバい
  • プロを目指す人のためのTypeScript 本の感想 #ブルーベリー本

    自分も教える事が多いので、読み手にどういう風に学んでほしいか、自分がどういう風に伝えるべきか、という視点で読んだ。 1章・イントロダクション そもそもTypeScript とはなにかみたいな話。 コンパイルエラーが出ている状態ではプログラムが完成したとは言えません。 力強い コンパイルエラーをただ避けるのではなく、利用する気持ち で TypeScript プログラミングに臨みましょう。 初心者に型違反の向き合い方を諭す話。IDEの補助になるとか。 TS年表で取り上げてるのが特徴的。exactOptionalProperty を取り上げてたり。 TSの型はランタイムに影響しない、という話を何度も解説している。これは初心者の誤解がとても多いので、必要だと思う。何度いっても、伝わって欲しい人に伝わらないのだが… enum や namespace については意図的に解説しない。過去のTS独自路線だ

    プロを目指す人のためのTypeScript 本の感想 #ブルーベリー本
  • Re: 僕らを縛る Node.js という呪いについて - あるいはなぜ TypeScript 以外が真っ当な選択肢にならなかったか

    Re: 僕らを縛る Node.js という呪いについて - あるいはなぜ TypeScript 以外が真っ当な選択肢にならなかったか https://d.potato4d.me/entry/20220405-nodejs/ へのアンサーソング。 プログラミング言語としての JavaScript の話をする。 2010年頃、Python 2 でプログラミングを学習した自分にとっては Node.js + CoffeeScript が Better Python だった。 CoffeeScript は当時の JS(ES3~5) に足りない機能を補ってくれて、Python と同じく空白制御のオフサイドルールなのが気に入った。見た目が少しだけ Ruby っぽいので当時全盛だった Rails の人間に訴求するにも有利だった。 Node.js のモジュールシステムである Commonjs は Pytho

    Re: 僕らを縛る Node.js という呪いについて - あるいはなぜ TypeScript 以外が真っ当な選択肢にならなかったか
  • (自分の) JavaScript のユニットテストの書き方

    (社内用ドキュメントの公開版) テストのポリシー 前提として、ユニットテストを導入するコストを、限界まで低くすることを目指す。テストが根付いていない言語環境や文化では、放っておくとテストが書かれないまま実装が進行し、結果としてテスト不可能な巨大な雪だるまが完成する。こうなるとメンテコストが高いE2Eを大量に書かないといけなくなり、テストの実行時間が膨れ上がっていく。 そうなる前に、ユニットテストを書きやすい環境を維持し、ユニットテストとして問題を切り分けられるような環境を維持する。とにかく書きやすさを重視し、一つのユニットテストを書くオーバーヘッドを限界まで下げる。 最初の一つを早い段階で書く 自分の経験的には、ユニットとテストの最初の一つを書いたらあとは自然とその周辺で増えていく。サンプルがあったら人はコピペする。逆にいうと最初の一つを書かない限り一切書かれない。まず一つ用意するのが大事

    (自分の) JavaScript のユニットテストの書き方
  • Re: Rails を主戦場としている自分が今後学ぶべき技術について

    この記事は、 Rails を主戦場としている自分が今後学ぶべき技術について(随筆) | うなすけとあれこれ についてのアンサー記事です。 うなすけ君が Ruby on Rails で育ってきたように、僕も JavaScript とともに育ってきたという自覚があります。なので、これについて書くことは、ポジショントークは避けられない、という感覚があります。 冷静に比較しようとも思いましたが、やっぱり開き直って思いっきりポジショントークをすることにしました。そっちのほうが面白いと思うので。 自分の基的な主張は、こちらの記事にあるとおりです。 Frontend Study #1: 基調講演 - Frontend 領域を再定義する 自分と Ruby on Rails 僕は、キャリアとしては Rails の会社で JavaScript を書いてきたことが多かったです。学生の頃は socket.io

    Re: Rails を主戦場としている自分が今後学ぶべき技術について
    enemyoffreedom
    enemyoffreedom 2020/12/14
    Railsでのフロントエンドとの接続は何か上手いやりようがあるのではとも思うが、これまで死屍累々なのがね。そしてMatzがRubyでの型付けに消極的なのはRails抜きにしてもどうかなと
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