ロシア南部で、治安部隊がイスラム過激派の活動拠点を包囲してリーダーらを殺害し、過激派組織IS=イスラミックステートとの関係についても調べているものとみられます。 この中には、首都モスクワなどで爆弾テロを起こしてきた、ロシア南部を拠点とするイスラム過激派組織「カフカス首長国」のリーダー、ケベコフ容疑者も含まれていたと伝えています。 ロシア連邦保安庁によりますと、南部のダゲスタンやチェチェンなどからおよそ1700人がシリアやイラクへ入国してISに加わったとみられ、「カフカス首長国」のリーダーらもISに忠誠を誓っていたということです。 治安当局は、ISに加わった人たちがロシアに帰国してテロを行うおそれがあるとして警戒を強めており、殺害されたメンバーとISとの関係についても調べているものとみられます。