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ブックマーク / econ101.jp (26)

  • ノア・スミス「Twitter 入り浸りは精神衛生に有害」(2024年3月9日)

    ソーシャルメディア利用と精神衛生の悪化の相関を見出してる研究は山ほどある.でも,de Mello, Cheung, & Inzlicht によるこの研究こそが,ぼくにとっては真打ち登場って感じだ: 世間の論議では,よく,Twitter(現 X)がユーザーと社会に有害な影響を引き起こすと言われている.稿では,合衆国の Twitter ユーザーたちの代表的標から252人の参加者を得て調査を行うことで,この研究課題に取り組む.我々は,一日5回の質問を7日間にわたって継続した(6,218回の観察).調査結果から,Twitter 利用が幸福度の悪化および政治的二極化・怒り・帰属感覚の増加に関連していることが明らかになった.効果量は,社交的なやりとりが幸福度にもたらすものに近い.こうした影響は,人口統計上の特徴〔年齢や居住地域や就業状況など〕や性格特性を考慮しても一貫していた.データから推測される

    ノア・スミス「Twitter 入り浸りは精神衛生に有害」(2024年3月9日)
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    gui1 2024/03/14
    増田においでよ(´・ω・`)
  • ジョセフ・ヒース「なぜカナダの大学教授は学生を恐れないのか:アメリカの大学がポリティカル・コレクトネスに席巻された理由」(2015年6月8日)

    ジョセフ・ヒース「なぜカナダの大学教授は学生を恐れないのか:アメリカの大学がポリティカル・コレクトネスに席巻された理由」(2015年6月8日) カナダのジャーナリストが陥りがちな怠惰な習慣の一つが、カナダとアメリカが同じ国であるかのように語ってしまうことだ。アメリカで何が悪いことが起こっていると、カナダでも同じことが起こっていると彼らは思い込んでしまうことからも明らかで、この思い込み故に彼らは実際の取材に赴かない。 大学が最近「ポリティカル・コレクトネス」に席巻されているのを懸念する件でもこれを観察することができる。アメリカで、大学教授達がトラウマを負っている話が多く報じられ、なぜ学生を怖がるようになってしまったのかが解説されている。また、アドミニストレーター〔アメリカの大学の学生課の職員〕は、デリケートさを募らせている学生を不快にするのを恐れるあまり、学生に隷属してしまっていたり、傍観を

    ジョセフ・ヒース「なぜカナダの大学教授は学生を恐れないのか:アメリカの大学がポリティカル・コレクトネスに席巻された理由」(2015年6月8日)
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    gui1 2023/10/29
  • ノア・スミス「西洋の左翼は混乱してる」(2023年10月10日)

    Photo by Stuart Meissner 無辜の市民の虐殺をうれしげに支持するのは,残忍としか言えない じきに経済ネタのブログ活動に戻るよ.約束する.そのときは,まずクラウディア・ゴールディンのノーベル経済学賞から取り上げよう〔追記:こちら〕.ただ,まずは,イスラエル-ハマス戦争についてもうひとつ,書いておかないといけないことがある. 冒頭の画像は,アメリカ民主社会主義党のニューヨーク市支部がパレスチナの大義を支持して行った集会の様子だ.この集会が行われたのは10月8日,1,000人以上のハマスの武装集団がイスラエルを攻撃した翌日のことだ.これだけじゃなく,全米各地のアメリカ民主社会主義党の支部も同様の集会を開いたし,あちこちの大学のキャンパスでも集会は開かれた.報道によると,写真に写ってる女性は,イスラエル支持の反・抗議派の人たちに鉤十字を見せつけたそうだ. まだこの件をあまり読

    ノア・スミス「西洋の左翼は混乱してる」(2023年10月10日)
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    gui1 2023/10/14
    左翼のやつらは平和好きなんじゃないだよな。平和という棍棒で民衆をぶんなぐるのが好きなテロリストなんだよ(´・ω・`)
  • ノア・スミス「凡人の逆襲?――AIは格差縮小に作用するのかも」(2023年9月4日)

    テクノロジーと格差についての楽観論 かつて Twitter と呼ばれてたアプリでは,ノア・スミスといえば,「ふつう・平均・中流」のよさについて前のめりにたびたび語る人間でとおってる.なんでそんなにふつうのよさを語るかっていうと,ひとつには,とびきりすごい人間じゃなくてもよい生活・快適な生活・充実した生活をみんながおくれる平等主義的な社会の他にうまくいってる社会なんてないと思ってるからだ.ただ,理由はそれだけじゃなくって,大人になっていくときにさんざん浴びせかけられたメッセージへの反発って側面もある.どの映画を見ても,どのを読んでも,どのテレビ番組を見ても,ぼくみたいなガリ勉オタク(ナード)は特別だって語りかけてるように思えた――物理学ができたりコンピュータでプログラムを組めたり,なんならテレビゲームをやれるだけでも,例外的な人間になる定めにあるとでも言わんばかりだった.80年代後半や90

    ノア・スミス「凡人の逆襲?――AIは格差縮小に作用するのかも」(2023年9月4日)
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    gui1 2023/10/14
    1990年代のJava黎明期にも同じこと言われていたような。プラットホームのスケールによらず稼働する可搬性にすぐれた言語の登場でプログラマの時代がくるという話。いまとなっては笑けるけど(´・ω・`)
  • タイラー・コーエン 「Googleでジョークが検索されるのはどんな時?」(2016年5月17日)

    ジョークが検索されがちなのは、陽気でいい気分の時らしい。 ・・・(略)・・・一週間のうちでジョークが検索されるのが一番少ないのはいつかというと、月曜日。Googleでのジョークの検索数は月曜日以降に徐々に増えていって、金曜日から日曜日にかけてピークに達する。月曜日にジョークの検索数が一番少ないのはどうしてかというと、仕事や学校で忙し過ぎてググってる暇なんてないから・・・ってわけじゃない。月曜日には、「憂(ゆううつ)」、「不安」、「医者」とかいう語句の検索数が一週間のうちで一番多いのだ。 次に、天候によってジョークの検索数に違いがあるかどうかも調べてみた。ニューヨーク市における過去5年の検索データすべてが対象だ。雨が降ると、ジョークも洗い流される。ジョークの検索数が減るのだ。気温が氷点下を下回ったり、霧が出たりすると、ジョークの検索数はさらに減る――気温が氷点下を下回ると、ジョークの検索数

    タイラー・コーエン 「Googleでジョークが検索されるのはどんな時?」(2016年5月17日)
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    gui1 2023/05/31
  • タイラー・コーエン 「車の数が増えるのと引き換えに、交通事故で亡くなった子供の数は・・・」(2014年5月28日)/「移動中(旅行中)の死亡リスクについていくつか」(2007年1月22日)

    ●Tyler Cowen, “More cars, fewer pedestrian deaths”(Marginal Revolution, May 28, 2014) マイケル・ブラストランド(Michael Blastland)&デイヴィッド・シュピーゲルハルター(David Spiegelhalter)の二人の共著である『The Norm Chronicles: Stories and Numbers About Danger』(邦訳『もうダメかも――死ぬ確率の統計学』)のペーパーバック版が出版されたばかりだ。「リスク」という論じ尽くされた感のある話題がテーマになっているが、新鮮味のあるネタにも目配りされている。その一例を以下に引用しておこう。 1951年時点の英国では、国内の自動車の登録台数は400万台を下回っていたが、あれやこれやの縛りから自由な状態で車を走らせることができた。

    タイラー・コーエン 「車の数が増えるのと引き換えに、交通事故で亡くなった子供の数は・・・」(2014年5月28日)/「移動中(旅行中)の死亡リスクについていくつか」(2007年1月22日)
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    gui1 2022/02/16
  • ブランコ・ミラノヴィッチ「孤独のグルメ…超競争社会の中で」(2017年11月2日)

    Dining alone…in a hyper-competitive world Thursday, November 2, 2017 Posted by Branko Milanovic ニューヨークでほぼ一人4年間暮らし、少なくとも400回は一人で夕べてきたので、孤について…そしてそれが私たちが住む世界について何を教えてくれるかに意見を述べる権利を私は有していると思う。 最近読んだによるなら、ニューヨークはレストランの総座席数において、孤向けの席の割合が最も多い都市であるとのことだ。これは偶然でないように思う。私の経験でも、ニューヨークにおける孤向けの席の数は増え続けているようだ。 孤のメリットは何だろう? 明白となっているものがいくつかある。「好きな時間に好きな場所で事をすることができる」「割り勘を心配しなくていい」「好きなだけいられる」などだ。孤は〔都市で〕共

    ブランコ・ミラノヴィッチ「孤独のグルメ…超競争社会の中で」(2017年11月2日)
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    gui1 2021/07/20
  • ノア・スミス「移民がやってきても賃金が下がらない理由」(2020年12月30日)

    [Noah Smith, “Why immigration doesn’t reduce wages,” Noahpinion, December 30, 2020] 証拠に耳をかしてもらえるわけじゃないけれど… この記事では,移民がやってきても,その国で生まれ育った人たちの賃金が下がらない理由を解説する(ただし,一握りの特別な状況ではもしかすると少しばかり下がるかもしれない).ただ,その話に入る前に,ぜひ理解してほしいことがある:誰も,この記事で意見を変えないだろうってことだ.それには2つ,理由がある. 第一に,人々は社会科学の証拠をほんきで信じていない.頑健な研究結果のほぼすべてが同じ方向を示していても,最低賃金の効果について大学の経済学者たちの意見が実証研究によって変わるまで,何年も,何年もかかった.大学の経済学者ではないふつうの人となると,信頼できる社会科学がどういうものなのかって

    ノア・スミス「移民がやってきても賃金が下がらない理由」(2020年12月30日)
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    gui1 2021/01/03
  • サイモン・レンルイス「左派はこうして労働者階級の政党であることをやめた」(2018年10月6日) — 経済学101

    [Simon Wren-Lewis, “How the left stopped being a party of the working class,” Mainly Macro, October 6, 2018] トマ・ピケティが最近出した論文について,そのうち書こう書こうと思っていた.ピケティ論文は,第二次世界大戦後のフランス・イギリス・アメリカで有権者のどんな特徴が左派または右派への投票行動に影響したのかを検討している.(サイモン・クーパーがうまいタイトルの記事〔「2つのエリート層の対立:持てる者とヨット持てる者の闘い」〕でこの研究をうまくまとめている.) 下のグラフを見てもらうと,第二次世界大戦後に教育水準の高い有権者たちが右派に投票しがちになっていたのがいまや左派に投票しがちになっている様子がわかる(所得・年齢その他で統制したあとでもこの傾向は変わらない――ボックス内を参照)

    サイモン・レンルイス「左派はこうして労働者階級の政党であることをやめた」(2018年10月6日) — 経済学101
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    gui1 2018/10/08
  • タイラー・コーエン「どうしてマックで宿泊するの?」

    [Tyler Cowen, “Why sleep in a McDonald’s?” Marginal Revolution, August 7, 2018] ある研究によれば,マクドナルドの店舗で宿泊する人たちの数が,過去5年間で6倍に増えている.この傾向の原動力になっている一因に,家賃の上昇と基準未満の居住環境がある.居住環境がよくないために,とくに都市部の焼け付くような気候で生活が耐えがたくなっている面があるのだ. 国際青年会議所が組織して有志によって6月に行われたこの調査では,過去3ヶ月にマクドナルドの店舗で一晩眠ったことのある人々334名を見つけている.市内で24時間営業している110店舗のうち,84店舗で宿泊する客が見られたという. この数字は,2013年に行われた同様の調査の6倍だ.2013年の調査では57名しかこうした人々は見つかっていなかった.当時,彼らは「マック難民」「

    タイラー・コーエン「どうしてマックで宿泊するの?」
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    gui1 2018/08/10
  • ジョセフ・ヒース「なぞなぞ:リバタリアンとペドフィリア(小児性愛者)の共通点ってなーんだ?」(2014年4月22日)

    ジョセフ・ヒース「なぞなぞ:リバタリアンとペドフィリア(小児性愛者)の共通点ってなーんだ?」(2014年4月22日) What do libertarians and pedophiles have in common? Posted by Joseph Heath on April 22, 2014 | political philosophy 答え:インターネット登場前には、こんなに沢山いると誰も知らなった。 オーケー。このなぞなぞは、読者の注意を引くために即興で創り上げたちょっとしたジョークだ。このジョーク、今回の議論の調子を伝えるためにをやらかさせてもらった。要は、今回の議論、リバタリアニズムの批判を行うが、教義や主義そのものに言及しない感じの批判になっている。はっきり言ってしまえば、属性批判的なリバタリアニズム批判をやってみたい。もっと正確に言わせてもらうなら、信者の典型例の観察

    ジョセフ・ヒース「なぞなぞ:リバタリアンとペドフィリア(小児性愛者)の共通点ってなーんだ?」(2014年4月22日)
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    gui1 2018/03/29
  • タイラー・コーエン 「天候なんてそんなに気にするな」(2016年12月4日)

    ●Tyler Cowen, “Why you should worry less about the weather, especially when you travel”(Marginal Revolution, December 4, 2016)/【訳者による付記】サイトで訳出されているタイラー・コーエン 「耐久消費財としての『記憶』」(2014年4月7日)とあわせて参照されたい。 いや、気候変動みたいなスケールのでかい話をしたいわけじゃない。旅先での体験とかいう個人レベルの身近な話だ。旅先で天気が悪いと、その最中は居心地も悪くて、気分も乗らない可能性がある。しかし、旅先で稀に見る悪天候に襲われたとしたら、その旅の「記憶」は強められて、後々まで長続きする傾向にある(「あの時のことはよく覚えているよ。インドのゴアを訪れたんだけど、モンスーンが予想よりも早くやってきてね」云々)。「今現

    タイラー・コーエン 「天候なんてそんなに気にするな」(2016年12月4日)
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    gui1 2018/01/10
  • ニック・ロウ 「市場に備わる魔力 ~市場はね、お肉を野菜に変えられるんだよ~」(2015年2月10日)

    ニック・ロウ 「市場に備わる魔力 ~市場はね、お肉を野菜に変えられるんだよ~」(2015年2月10日) ●Nick Rowe, “How markets convert meat into vegetables”(Worthwhile Canadian Initiative, February 10, 2015) 今年も冬がやってきました。季節的に物はもう作れません。べられるのは前もって溜め込んである分だけです。「肉主義者が溜め込んでいる物の一部をベジタリアンの面々にくれてやりたいものだな」。王様はそう思われました。肉主義者に税金を課そう。そうすれば肉主義者による物の消費量も減るだろう。そしてベジタリアンには(肉主義者が支払う税金を財源として)給付金を支給するとしよう。そうすればベジタリアンによる物の消費量も増えるだろう。そうお考えになった王様は財務大臣にすぐさま行動に移

    ニック・ロウ 「市場に備わる魔力 ~市場はね、お肉を野菜に変えられるんだよ~」(2015年2月10日)
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    gui1 2017/12/15
  • サイモン・レン-ルイス「政府債務恐怖症とその治療法」(2017年12月5日)

    Government debt phobias, and possible cures (Mainly Macro, Tuesday, 5 December 2017, by Simon Wren-Lewis) 木曜の私の投稿(邦訳)とNew Statesmanに書いた記事を受けて,たくさんのコメントをもらった.だいたいはこんな流れに沿ったものだ: 「言おうとすることはわかるけど,この国はこれ以上の債務に耐えられないじゃないか.」これはたいして驚くような話ではない.7年かそれ以上もの間,政治家やメディアがひっきりなしに英国はクレジットカードの限度額いっぱいまで使ってしまったなどという俗論を流し続けたのだから,たくさんの人々が,英国政府の債務は深刻な問題だと刷り込まれてしまっているのも無理はない.(英国だけの話ではない.米国の同様の話のまとめがここにある.) 7年以上にもおよぶ調教をどうやっ

    サイモン・レン-ルイス「政府債務恐怖症とその治療法」(2017年12月5日)
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    gui1 2017/12/14
  • アレックス・タバロック「理系科目の男女差はみんなが思ってるようなのじゃないよ」 — 経済学101

    [Alex Tabarrok, “The Gender Gap in STEM is NOT What You Think,” Marginal Revolution, September 12, 2017] NBER の新しい論文 (pdf) で David Card と Abigail Payne が STEM〔科学・技術・工学・数学〕の男女差についておどろきの新しい説明を提示している.通説だと,そうした男女差は女性に関わることであり,いろんな力がはたらいて――〔全般的な〕差別,性差別,適性,選択…お好みの要因をどうぞ――女性が STEM 分野で勉強しにくくなっているのだと考える.Card と Payne が言うには,男女差のかなりの部分は男性たちと彼らの問題に関わるものだ.少なくとも,彼らが出している研究結果をぼくはそう解釈してるけど,どうも著者たちはじぶんたちが出した研究結果がどう

    アレックス・タバロック「理系科目の男女差はみんなが思ってるようなのじゃないよ」 — 経済学101
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    gui1 2017/09/14
  • ピーター・シンガー「私たちが肉を食べるのを止めない限り、動物たちへの虐待は終わらない」(2015年2月11日) — 経済学101

    ピーター・シンガー「私たちが肉をべるのを止めない限り、動物たちへの虐待は終わらない」(2015年2月11日) ・Peter Singer, “The abuse of animals won’t stop until we stop eating meat“, Guardian, 11 February, 2015. 1975年に『動物の解放』を出版した時には、40年後には屠殺場が存在しなくなっており、したがってイングランドの北部にある肉処理場で行われたような残虐行為についての記事が新聞に載ることもなくなっていること私は望んでいた。人間による動物の虐待に反対する議論はあまりにも明白で反論の余地もないものであるように私には思えたし、反奴隷制運動がアフリカの奴隷貿易を終わらせたのと同じように動物虐待も歴史の遺物としてしまうような強力な運動が確かに起こることだろう、と思っていたのだ。 少なく

    ピーター・シンガー「私たちが肉を食べるのを止めない限り、動物たちへの虐待は終わらない」(2015年2月11日) — 経済学101
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    gui1 2017/03/17
  • タイラー・コーエン「ロボットに課税すべきか?」

    [Tyler Cowen, “Should we tax robots?” Marginal Revolution, March 6, 2017] 先日ビル・ゲイツがロボットに課税することを提案した.私見では「課税」という言葉をどれくらい文字通りにとるべきなのか議論の余地があるけれど,それはさておき,この提案は一考する価値がある.この案をノア・スミスがとりあげたコラムはこちら.サマーズによる『フィナンシャルタイムズ』論説はこちら,『ワシントンポスト』論説はこちら.イザベラ・カミンスカもここで論じている. 歳入増加に関する論点(歳入を増やすにはロボット課税も含めて資への課税がまずまちがいなく必要だろう)は脇に置くとして,最適な歳入が得られているとき,さらに追加でロボット課税を行う別個の論拠があるだろうか? この文脈では,「ロボット」とはとくに人間労働の代替になりやすい資のことだとぼくは考

    タイラー・コーエン「ロボットに課税すべきか?」
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    gui1 2017/03/06
    そーらーをこえてららら星のかなた(´・ω・`)
  • ノア・スミス 「こき下ろし論法の是非やいかに?」(2015年2月27日)

    ●Noah Smith, “Should you lambaste your intellectual adversaries?”(Noahpinion, February 27, 2015) Lambaste=Lam+`baste´ 《他動詞》 1. ムチで殴りつける 2. こき下ろす、難詰する、激しい言葉でなじる ポール・クルーグマンと言えば論争相手に激しい言葉を投げつけて口撃を加えることで有名だ(そして論争相手の多くも同じ調子でやり返してくるものだ)。どうしてそのような論争スタイル(論法)をとるんだろうか? クルーグマン人はその理由を次のように語っている。 まだ駆け出しで経済学者としてのキャリアを積むことに心を砕いていた頃のことだ。・・・(略)・・・優れたアイデアは概して世の中に受け入れられていくものだ。そう信じていた。貿易パターンであったり為替レートの変動であったりの説明を試みる

    ノア・スミス 「こき下ろし論法の是非やいかに?」(2015年2月27日)
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    gui1 2017/03/06
  • アレックス・タバロック「連邦航空局,空のUberの離陸をはばむ」

    [Alex Tabarrok, “FAA Grounds Uber of the Sky,” Marginal Revolution, June 8, 2016] Uber は単に速くて便利なだけじゃない.Uber は,自動車の資コストを大勢の人たちに薄く広く分散させる.そうすることで,効率性が向上している.典型的な一般向け飛行機は,自動車の価格の10倍かそれ以上にのぼるから,「空の Uber」を支持する根拠は強い.それどころか,ライト兄弟が飛行機で飛んでまもなく,非公式の乗り合い用掲示板と口コミによって,飛行機の乗り合いでコストを割り勘にしたい乗客たちとパイロットがむすばれていた. Flytenow は,アプリをつくって,「コスト」を割り勘にしたい「乗客たち」とパイロットたちをもっとかんたんにつなげられるようにした(カッコでくくってるワケはこのあとわかるよ).でも,この試みは連邦航空局

    アレックス・タバロック「連邦航空局,空のUberの離陸をはばむ」
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    gui1 2016/06/11
  • ジョージ・アカロフ 「木の上の猫 ~経済危機に関する私見~」(2013年5月9日)

    ●George A. Akerlof, “The cat in the tree and further observations: Rethinking macroeconomic policy”(VOX, May 9, 2013) 経済学者は危機の到来をうまく予測することができなかった。しかしながら、危機に対処するために導入された一連の経済政策はそのほとんどが「経済を専門とする名医」の処方箋に近いものだったと言える。良い経済学経済学の教えの中でも質的に優れたもの)も良識(健全な世間知)もこれまでのところかなりうまく働いている。これまでに様々な対策が試みられ、成果もきちんと上がっている。このことは将来への教訓として胸に刻んでおかねばならないだろう。 編集者による注記:この記事はIMF主催のカンファレンス「マクロ経済政策を再考する<第二弾>:初動対応と現段階での教訓」(“Rethinki

    ジョージ・アカロフ 「木の上の猫 ~経済危機に関する私見~」(2013年5月9日)
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    gui1 2016/05/31