Appleの開発者会議WWDC 19で発表された新Mac Proは、最大1.5TBまでメモリが増設可能なモンスタースペック、最大で550万円にも達する価格、そして「チーズおろし金(Cheese Grater)」のような形状と、あらゆる点でただならぬ存在感を放っています。とくに形状については、北欧家具で知られるIKEAも黙ってはいられなかったようです。 このデザインには意味がある 新Mac Proが採用したアルミニウム筐体の前面と背面に開けられた穴は、単なる装飾ではなく、冷却用途として重要な意味を持っています。 Appleによれば「連結された3次元の半球を網状に組み合わせた結果、表面積が増え、空気の流れと構造的な剛性が最適化」されているとのことです。つまり、熱を溜め込まないための空気循環と筐体の強度を追求した結果がこのデザインなのです。 しかし、Mac Proの特設ページで「すべての形には意