学校法人「幸福の科学学園」が2021年春に「幸福の科学大」の開学を予定し、大学設置認可を申請する方針であることが27日、幸福の科学グループへの取材で分かった。 以前にも設置を目指したが、大学設置・学校法人審議会は14年10月、「霊言」と呼ばれる大川隆法総裁の著作が教育で重要な位置を占め、その科学的合理性を立証できていないことなどを理由に、不認可としていた。 大川総裁の著作の中に文部科学省職員に対する脅迫めいた記述などがあり、文科省は不正行為があったとして、同法人の大学などの設置を14年10月から5年間認可しないと通知。この期限経過を待ち、同法人は今年10月、改めて申請する。 申請後、萩生田光一文科相が設置審に諮問。教育課程などが基準を満たしているかなどが審査される。設置審が新設可と答申すれば、文科相が正式に設置を認める流れ。 グループによると、千葉県長生村などにキャンパスを置き、「人間幸福