(記事要約) 米国で昨年6月末に発売されたアップル社のiPhoneは、米国最大手の電話会社AT&Tを独占キャリアとし、購入者は2年契約でAT&Tを通したサービスプランを選ばなければならない。 しかし米国の街角にあるAT&T以外の携帯電話取り扱い店には、「iPhoneをアンロックします」といった看板も目立つ。オンラインサイトのマーケット・ウォッチによれば、どうやらかなりの数のiPhoneがアンロックされ、他のワイヤレス・キャリアにより米国内外で使用されているようだ。 アップル社はiPhoneの販売収益だけでなく、iPhone使用料の一部も収益として同社に入る仕組みにしているため、独占キャリア以外で使用されると、収益が減ってしまう。昨年12月にはウォール・ストリート・ジャーナルで、アップル社がiPhoneの日本上陸に向けてNTTDoCoMo及びソフトバンクと話を始めたと伝えた。アンロックが増え