内閣府は20日、京都市東山区の京阪・三条駅周辺の9・6ヘクタールを、民間の開発業者に土地利用の規制緩和や税制優遇を認める「都市再生緊急整備地域」に指定する方針を公表した。市は指定をきっかけに同区・祇園地域など繁華街に近く、交通利便性の高い駅周辺エリアで、再開発を進める考え。長年の課題となっていた駅前開発が動き出す可能性がある。 京都市東山区の三条駅前の開発構想は長年、二転三転を繰り返してきた。 京都市は
京都人はいけず-。メディアで時々、京都人の気質が話題になる。いけずと言われすぎた結果、「意地悪」「裏表がある」といった印象の広がりを感じているという40代女性が、「不愉快」と憤る声を、京都新聞の双方向型報道「読者に応える」に寄せた。一方、本音と建前を少々誇張しつつ笑いをまぶしたグッズ「いけずステッカー」が人気を呼ぶ。少なくとも京都人のいけずが全国から注目されているのは間違いなさそうだ。京都の皆さんは、いけずと言われると、どう思わはりますか-。 「いけずを大々的に発信されると迷惑に感じる。京都人に対するいじめでは」。京都市の中心で暮らし、現在は北海道在住という40代女性は指摘する。 そもそも「いけず」とは何か。辞書では「意地が悪いこと」などとしている。一般には本音と建前の使い分けなども指す。 辞書に収まらない意味で言えば、こちらの意向をそれとなく相手に伝え、関係性に角を立てずに暮らしていく会
【北京共同】中国の春節(旧正月)の帰省や旅行に伴う特別輸送態勢「春運」が26日始まった。中国政府は3月5日までの40日間で延べ約90億人が移動すると予測。昨年の約2倍で、過去最多となる見通しだ。保健当局は人の移動に伴い新型コロナウイルスの新変異株「JN・1」の感染拡大が懸念されるとして対策を強化すると発表した。 北京市中心部の北京駅は26日、大勢の帰省客らでにぎわった。マスクを着用する人の姿はまばらで、食堂勤務の趙宏利さん(50)は「コロナは昔の話で、誰も気にしていない」と話した。 中国政府によると、厳格な「ゼロコロナ」政策が終了した昨年1月から40日間の春運では鉄道や航空機、船舶、自家用車を含む旅客数は約47億人だった。今年の春節は2月10日。交通運輸省はサービスエリアで電気自動車の充電設備を増やして対応するとした。 中国の衛生当局の担当者は今月16日の記者会見で、中国国内でJN・1の感
「エスカレーター歩かないで!」京都市の地下鉄駅で呼びかけ開始、お急ぎならば階段を 2024年1月19日 17:00
目の前の国道1号は大渋滞。京都市山科区東野にある生活介護事業所「デイスポット楽」の職員は早朝から対応に追われていた。 2023年11月下旬、東山区内の国道1号で大型クレーン車など3台が絡む事故が発生し、現場付近は車線規制が1日半にわたって続いた。山科区や伏見区の重度身体障害者を自宅から車で送迎するデイスポット楽も影響を受けた。この日は送迎ルートを変えるなど工夫したが、施設への到着は最大で50分ほど遅れた。 利用者の約3分の1はたん吸引など医療的ケアが必要で長時間の乗車は負担がかかる。アクシデントがなくても、外環状線が国道1号に合流する山科東野交差点は朝と夕方に車が混み、時間が読みづらい。高橋憲二所長は
「高齢者は外出するなということか」。昨年12月中旬、寒風吹きすさぶ自宅近くの京都市バス原谷停留所(北区)に降り立った藤井彰さん(69)はつぶやいた。地元スーパーは8年前に閉店し、山科区で暮らす義母(92)の介護もあってほぼ毎日、市バスに乗る。 本来であれば70歳になる今年、手に入る予定だった市バス・地下鉄フリーパス券「敬老乗車証」は、市の行財政改革で2022年10月から対象年齢が2年ごとに1歳ずつ引き上げられた。取得は1年先になる。原谷地域には市バス以外に交通手段はなく、大半は立命館大前行き。中心部に向かうには
通勤電車でいつも気になる彼がいる。京都市営地下鉄の駅ホームで看板を抱えて立つ「地下鉄の紳士」。シルクハットに赤い蝶ネクタイを身にまとい、ほほ笑みを絶やさない。殺風景なホームも彼がいると、ちょっと明るくなる。地下鉄の紳士さん、あなたの正体を教えて―。 紳士が立つのは烏丸線のホームや改札口付近。「終日禁煙」「かけこみ乗車は危険です」などお堅い文言を抱えているが、上品でシックな装いが目を引く。ほほ笑みは親しみを感じさせるが、目元はシルクハットで隠され程よくミステリアス。柱に寄り添う紳士もいれば、2人で掲示板を抱える紳士もいる。片足を上げたポーズがおちゃめだ。 一体、彼は誰なのか。市交通局に聞くと、意外な答えが返ってきた。「あれは
秋の観光シーズンに入り、オーバーツーリズムによるバス混雑に悩む京都市民から「市民専用の市バスを走らせて」との不満が強くなっている。また、市バスの経営難で運賃値上げが検討される中、「観光客だけ値上げすればいいのでは」との意見も出ている。政府は10月、オーバーツーリズム対策のため現行法令の一部緩和を打ち出したが、果たして市民の要望は実現可能なのか。 10月31日正午すぎに京都駅バスターミナルを訪れると、平日というのに清水寺方面に向かう乗り場は30メートル以上の列ができていた。東山区に住む男性(78)は「週末は外出しないようにしているが、平日でもこんな状態。観光客と市民用のバスを分けられないものか」と嘆いていた。 「市民しか乗れないバスを」といった声は市交通局にも複数寄せられている。「経営改善には観光客から
近鉄京都線沿いにある京都府宇治市の住宅地に「0(ゼロ)の通り」という通り名がある。1、2と続き「11の通り」まであるが、なぜ0から始まっているのか。不思議に思って取材を進めると、住民らが望んだ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く