米国のシンクタンクが、自動化によって人々が職を失う可能性について、地域やグループごとに分析した結果を示す報告書を新たに発表した。それによると、自動化のあおりを受ける確率がもっとも高いのは、地方の小都市と若者たちであることが明らかになった。 by Erin Winick2019.01.29 105 43 11 0 米国の田舎町に住むマイノリティの若い従業員は、自動化で職を失う確率が高い。 米国のシンクタンクであるブルッキングス研究所は新しい報告書で、米国で「自動化の影響を受ける可能性」がもっとも高い地域と集団を分析し、各種の仕事がテクノロジーによって将来自動化される確率を示した。これらの数値は、コンサルティング会社のマッキンゼーが発表しているそれぞれの職種や産業が自動化される確率と、州ごとの雇用データおよび予測に基づいて算出されたものだ。 たとえば、包装・梱包機械の操作が自動化される確率は1