シャンソン歌手でエッセイストとしても活躍した石井好子さんが、17日午前5時28分に肝不全のため都内の病院で死去していたことが21日、分かった。87歳だった。6月中旬に体調を崩して入院。入院中は比較的元気で、自身が主催するシャンソンの祭典「パリ祭」の出演にも意気込みをみせていたが、容体が急変した。本人の遺志により、葬儀は近親者のみで済ませた。8月26日に東京・千代田区の帝国ホテルでお別れの会が行われる。 所属事務所などによると、石井さんは6月中旬にだるさと微熱を訴え、東京都港区の病院に入院した。入院中は関係者と話をしたり、食事も普通にとるなど、元気にしていたという。亡くなる前日も秘書や付き人と雑談を交わし、病院内を散歩もしていた。17日、息を引き取る直前にも看護師と会話をしていたという。 7月3日には、自身がプロデュースし、今年で48回目を迎えるシャンソンの祭典「パリ祭」(NHKホール)への