串皿を考案した須藤大介さん。皿の突起と穴が串料理をスマートに食べる工夫だ=室蘭市輪西町2丁目 焼き鳥の串に残った最後の肉はどうも食べにくい。「口の周りや手元を汚さずに食べる方法はないか」と考えた工業デザイン事務所のノールドデザイン(北海道室蘭市)が串料理用の「串皿」を作り、販売している。皿の突起と反対側の穴がポイントだ。最近では九州の焼き鳥店からも注文があり、「室蘭発」のアイデア商品が広がりを見せている。 考案したのは同事務所代表の須藤大介さん(32)。穴に指を掛けて皿を安定させ、突起の溝に串を差し込んで引き抜くだけ。串揚げや団子にも使え、突起側と穴側を交互に重ねると、かさばらずに収納できる。 須藤さんは愛知県常滑市の会社で陶器のデザインなどに携わり、06年11月に故郷の室蘭に戻った。「室蘭になじみが深い商品を作りたい」。そんな思いを持っていた須藤さんにヒントを与えたのは、地元名物の
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