3大テノールのカレーラスがオペラから引退 3大テノールのカレーラスがオペラから引退 【ロンドン8日AFP=時事】世界3大テノールの1人、スペインのホセ・カレーラス(62=写真)は8日付の英紙タイムズに掲載されたインタビューで、オペラからの引退を宣言した。 かつて白血病を克服したカレーラスだが、タイムズ紙に、オペラの役に求められる過酷な要求にもはや応えることができなくなったと述べた。カレーラスは、「自分に合ったレパートリーでのコンサートができればそれで十分だ。私のオペラのキャリアは終わった」と語った。 カレーラスは、ルチアーノ・パバロッティ(イタリア)、プラシド・ドミンゴ(スペイン)とともに世界の3大テノールと呼ばれた。パバロッティは既に2007年9月にすい臓がんで死亡しており、カレーラスの引退表明で3大テノールのうち、オペラの舞台に残っているのは71歳のドミンゴだけとなった。 〔AFP
オーストリア・ウィーン(Vienna)で行われた「オペラ座舞踏会(Opera Ball)」のオープニングで歌う、スペインのテノール歌手ホセ・カレーラス(Jose Carreras、2008年1月31日撮影)。(c)AFP/AUSTRIAN PRESS AGENCY/KLAUS TECHT 【5月8日 AFP】故ルチアーノ・パバロッティ(Luciano Pavarotti)、プラシド・ドミンゴ(Placido Domingo)とともに「世界3大テノール」と呼ばれるスペインのオペラ歌手ホセ・カレーラス(Jose Carreras)が8日、英タイムズ(Times)紙のインタビューで、オペラから引退すると宣言した。 白血病を患ったこともあるカレーラスは62歳。オペラの役に求められる過酷な要求にもはや応えることができなくなったと語った。「自分に合ったレパートリーでのコンサートができればそれで十分。オ
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