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ブックマーク / globe.asahi.com (41)

  • 匿名男性の精子提供で生まれた子どもたち 「父親はだれ?」ネット使い、ルーツ探し:朝日新聞GLOBE+

    ウェンディー・クレーマー(右)と、彼女が匿名の精子提供を受けて生んだ長男ライアン。2人はネットで異母姉妹3人を見つけた=朝日新聞社 米西部ユタ州のソルトレークシティーに住む建築家のビル・コードレー(68)が提供精子で生まれたと知ったのは37歳のときだ。父親と弟の死をきっかけに母から知らされた。 やっぱりそうか、と思った。父は体を動かすのが得意なのに、自分はや芸術を好むことに、子どものころから違和感があった。見た目も似ていない。「長年だまされていた、と怒りがわいた」 遺伝上の父親はだれなのか。ルーツ探しが始まった。 遺伝上の父やきょうだいを見つけたビル・コードレー /photo:Ebuchi Takeshi 母の主治医は「提供者は1945年卒業組のユタ大学の医学生」とだけ母に伝えていた。卒業生名簿を手に入れ、31人が「候補」になった。地元紙の医療記事や専門誌を調べて顔写真をそろえた。しかし

    匿名男性の精子提供で生まれた子どもたち 「父親はだれ?」ネット使い、ルーツ探し:朝日新聞GLOBE+
    mayumiura
    mayumiura 2023/08/12
    “「パンドラの箱は開いた」 小説家・高村薫の話 生殖医療は「希望の医療」であると同時に、「欲望の医療」でもある。欲望は人間が求める自由そのものだ。その進歩は誰にも止められない。”
  • 眉毛整えもブラジャー着用も禁止 理不尽校則、子どもを管理対象とみなす日本の危険性:朝日新聞GLOBE+

    先日、福岡県久留米市の公立中学校が「眉毛を整えていた」という理由から女子生徒に対して3日間の別室登校を課したことが発覚し、市議会で「行き過ぎた指導ではないか」と問題になりました。 同じ女子生徒が、ある日ポニーテールをして登校したところ、先生から「はねた髪の毛が後ろの人の目に入る危険がある」と髪形についても注意を受けたといいます。 今春には、都立高校の話ではありますが「新年度から下着の色の指定や頭髪に関する校則が撤廃される」というニュースが話題になったばかりで、筆者は「日の学校も少しずつ多様になっていくのだな」と思っていましたが、そうとは言い切れないようです。 なぜ日では長年にわたり理不尽な校則が問題視され、定期的に話題になっているにもかかわらず、全面的な見直しについて一進一退なのでしょうか。 在日外国人らに衝撃 最高裁「頭髪指導に違法性なし」の判断 理不尽な校則は、地域を問わず日全国

    眉毛整えもブラジャー着用も禁止 理不尽校則、子どもを管理対象とみなす日本の危険性:朝日新聞GLOBE+
    mayumiura
    mayumiura 2023/03/20
    ほんとこれ。髪の色とか防寒着指定とかも同様。“長年の学校生活のなかで「下着などの女性のもっともパーソナルなことについて、他人が言及しても仕方ない」と子供たちに思わせてしまうことは大きな問題です。”
  • 国連職員は何カ国語話せる? 9カ国で働き、海外在住10年超の私の場合:朝日新聞GLOBE+

    世界どこでも住めば都、国連職員ニョコボク日記 更新日:2022.01.10 公開日:2019.05.02 海外生活が10年を超え、9か国仕事で転々としていますから「何か国語しゃべれるの?」と興味津々に聞かれますが、残念ながら私がちゃんと仕事レベルで使えるのは英語(と日語)だけです。 セネガルは西アフリカの仏語圏なので、当然フランス語がしゃべる人材が集まりますし、ミーティングや日常生活はフランス語が大半ですが、部や拠出金を出して頂いている外国政府に提出するレポートや連絡は英語のことが多いです。 私の今やっている仕事のように例外的に日語の能力が必要だったりすると、私のように英語しかできなくても必要とされるスキルセットをもった人材として雇われることもあります。 事務所の人はナショナルスタッフも含め、ほとんど英語がしゃべれるので一応どうにかなっていますが、外部のミーティングや出張でそこの国の

    国連職員は何カ国語話せる? 9カ国で働き、海外在住10年超の私の場合:朝日新聞GLOBE+
    mayumiura
    mayumiura 2023/02/22
    “やっぱりコミュニケーションは「なまもの」のところがあって、翻訳されたり、他人を通すとどうしても自分の伝えたい意味とかニュアンスが歪んでしまったり、伝えたい熱のタイミングがずれることがあります。”
  • 秋元康氏は大嫌い…それでもビジネス文脈でみた「365日の紙飛行機」(AKB48)の凄さ:朝日新聞GLOBE+

    音楽著作権協会(JASRAC)賞の贈呈式に駆けつけた秋元康さん(中央)とAKB48のメンバーたち(左から小嶋陽菜さん、渡辺麻友さん、高橋みなみさん、柏木由紀さん)=2012年5月、岩哲生撮影

    秋元康氏は大嫌い…それでもビジネス文脈でみた「365日の紙飛行機」(AKB48)の凄さ:朝日新聞GLOBE+
    mayumiura
    mayumiura 2022/11/05
    “良いものを作れば売れるのではなく、売れるものが良いものだというのが、ビジネスとマネタイズの基本である。自分がやりたいことと、お客さんが求めることが重なり合う領域でしか、ビジネスは成立しない。”
  • 布団の中、不安を音楽でかき消すシングルマザーの夜 女性に重くのしかかるコロナ禍:朝日新聞GLOBE+

    40代シングルマザーの小学1年の子どもが保育園でつくった。「かわいくできてません?」。女性はうれしそうに言った 小学1年のわが子が、寝息を立てている。フローリングに敷いた布団で添い寝する母親は、スマホを手にした。ユーチューブで人気アーティストの米津玄師やジャズの曲をかける。コロナ禍、眠れぬ夜の習慣になった。「この先、どうなるんだろう」。頭に浮かぶ不安を、寝落ちするまで音楽でかき消す。 子どもの将来のため、ためた貯金を取り崩し、日々の生活費に充てる。「親として情けない」。自分を責めてしまう。 母親は40代。2人の子を育てるシングルマザーだ。新型コロナウイルスが感染拡大する以前は200万円ほど預金があった。子どもたちの進学に備え、2年くらいかけて蓄えていた。元夫から養育費の支払いは一度もない。 厚生労働省の2016年度の調査によると、母子家庭で離婚した父親から養育費の支払いが「現在もある」と答

    布団の中、不安を音楽でかき消すシングルマザーの夜 女性に重くのしかかるコロナ禍:朝日新聞GLOBE+
    mayumiura
    mayumiura 2022/09/20
    これどうにかならないのかなあ…!“厚生労働省の2016年度の調査によると、母子家庭で離婚した父親から養育費の支払いが「現在もある」と答えたのは24.3%にとどまり、「受け取ったことがない」は56.0%に上る。”
  • 【小泉悠】「いいところなし」の少年に、「細部から全体像を描く」を教えてくれた人:朝日新聞GLOBE+

    手元に置いた携帯電話がひっきりなしに鳴っている。ほとんどが取材依頼だという。2月24日のロシアによるウクライナ侵攻後、時の人になった。 引っ張りだこになるのには訳がある。相手に目線を合わせつつ、複雑な事象をわかりやすく説明する力。ロシアにもウクライナにもくみせず、膨大な軍事情報をつないで全体像を描き出す分析力。 「彼は言葉の力で一種の社会現象を起こしている」。そう話すのは、2019年、小泉さんを東大先端科学技術研究センター(先端研)に誘った先端研教授の池内恵さんだ。 「彼が話すと議論が整理されていくんです。いろんな人が投げた球を一つずつ拾い、それに答えつつまとめるという、非常に高度なことをやっている」。だが、人気の理由は、明晰さだけではなさそうだ。ときおり垣間見せるユーモアや、硬軟とりまぜた引き出しの多さ。自ら「軍事オタク」ぶりを見せて、楽しんでいるふしもある。 東京大学先端科学技術研究セ

    【小泉悠】「いいところなし」の少年に、「細部から全体像を描く」を教えてくれた人:朝日新聞GLOBE+
    mayumiura
    mayumiura 2022/08/18
    続き待ち遠しい!
  • 「油断すれば撃たれる」アメリカの警察官が訓練でたたき込まれる「恐怖」:朝日新聞GLOBE+

    スティーブン・メイダーさん=ウェストバージニア州ニューカンバーランド、ランハム裕子撮影、2021年5月26日 【前の記事を読む】「真相」は封じられた 黒人男性の遺族に立ちはだかった警察の壁 ウィアトンのメインストリートにある鉄鋼工場=ウェストバージニア州ウィアトン、ランハム裕子撮影、2021年5月26日 ■「警察に殺してもらう自殺」が起きるアメリカ 事件現場に一番乗りしたメイダーさんは事態の沈静化を最優先に考え、発砲しなかった。ロナルド・ウィリアムズ・ジュニアさんが、「スイサイド・バイ・コップ(警察官による自殺)」をしようとしていると判断したからだ。 「スイサイド・バイ・コップ」とは、警官に殺傷力の高い武器を使わせることで自らの命を断とうとする行為を指す。警察署長や学者をメンバーに持ち、首都ワシントンで警察の政策を研究する非営利団体「ポリス・エグゼクティブ・リサーチ・フォーラム」のガイドラ

    「油断すれば撃たれる」アメリカの警察官が訓練でたたき込まれる「恐怖」:朝日新聞GLOBE+
    mayumiura
    mayumiura 2022/07/29
    (下)
  • 「真相」は封じられた 黒人男性の遺族に立ちはだかった警察の壁:朝日新聞GLOBE+

    事件の概要 2016年5月6日、鉄鋼業の衰退でゴーストタウンと化した米ウェストバージニア州ウィアトンで、ロナルド・ウィリアムズ・ジュニアさん(当時23歳)が警官の銃弾に倒れた。現場に最初に駆けつけた白人の新米警官、スティーブン・メイダーさんは、ウィリアムズさんが自殺しようとしていると察知し、落ち着かせようと努めたが、あとから来たベテラン警官はウィリアムズさんに発砲した。その後、メイダーさんは「適切な対処を怠った」ことを理由にウィアトン警察から解雇される。 この事件で亡くなった黒人のウィリアムズさんは、テキサスで7人きょうだいの6番目に生まれ、ウィアトンから車で40分のペンシルベニア州ピッツバーグで母親に女手一つで育てられた。白人の母親とスペイン系と黒人の異なる父親の間に生まれた7人のきょうだいは、多様性に富む外見から「レインボー・ファミリー(虹の家族)」と呼ばれた。父親は違っても家族は深い

    「真相」は封じられた 黒人男性の遺族に立ちはだかった警察の壁:朝日新聞GLOBE+
    mayumiura
    mayumiura 2022/07/29
    (中)
  • 黒人男性に発砲せず解雇された アメリカの白人警官が思うこと:朝日新聞GLOBE+

    スティーブン・メイダーさん=ウェストバージニア州ニューカンバーランド、ランハム裕子撮影、2021年5月26日 ウィアトンのメインストリートにある鉄鋼工場=ウェストバージニア州ウィアトン、ランハム裕子撮影、2021年5月26日 森林を突き抜けるハイウェイ沿いに掲げられた「トランプ2020」と書かれた真新しい横断幕が目に飛び込んでくるたび、大統領選がまだ終わっていないかのように感じた。目的地のウェストバージニア州ウィアトンに到着すると、目抜き通りに立ち並ぶ錆びついた製鋼所や、その奥で行われる工場の解体作業の光景が広がった。 「グッド・アップル」の解職を招いた事件は、2016年5月6日、鉄鋼業の衰退とともにゴーストタウンと化した人口1万9千人のこの小さな町で起きた。 ■警察を利用した自殺 「静かな夜だった」。その日、午前零時からの夜勤についたウィアトン警察の新米警官スティーブン・メイダーさん(当

    黒人男性に発砲せず解雇された アメリカの白人警官が思うこと:朝日新聞GLOBE+
    mayumiura
    mayumiura 2022/07/29
    (上)
  • 女性がウィーン・フィルを指揮する日 一流オーケストラに見るジェンダー問題:朝日新聞GLOBE+

    ザルツブルク音楽祭の際に集まったウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバー=Anne Zeuner/Salzburg Festival via The New York Times/©2020 The New York Times。女性たちが、圧倒的に多い男性に囲まれている

    女性がウィーン・フィルを指揮する日 一流オーケストラに見るジェンダー問題:朝日新聞GLOBE+
    mayumiura
    mayumiura 2022/07/23
    “米国人のマリン・オールソップが19年9月、女性として初めてウィーン放送交響楽団の首席指揮者に就任した。10年前だったら、ありえなかっただろうと本人自身が語っている。”
  • 「私は死んだのですか」運転手に聞いたタクシー客 被災地と幽霊の深い関係:朝日新聞GLOBE+

    「災害はこちらから呼んで来るものではなく、向こうから突然来るもの。被災者と接するうちに、死者との関係性を置き去りにしたままでは震災を記録できないのではないかと考えるようになった」。関西学院大の金菱清教授(45)はそう説明する。1995年に阪神・淡路大震災を経験し、「強い印象が残っていたが、個人の身の丈にあった体験の記録が少ない」と感じていた。2011年の東日大震災では、東北学院大の准教授(14年から教授)として、「震災をしっかり記録におさめよう」と調査・研究に取り組んだ。 ゼミの学生とともにまとめた『呼び覚まされる霊性の震災学』は、幽霊の目撃談で注目を集めた。学生が宮城県石巻市のタクシー運転手に幽霊現象について聞き取りを繰り返すと、こんな話があった。 『呼び覚まされる霊性の震災学』(新曜社) 震災から3カ月ほどたった初夏の深夜、石巻駅周辺で真冬のコートを着た30代ぐらいの女性が乗車してき

    「私は死んだのですか」運転手に聞いたタクシー客 被災地と幽霊の深い関係:朝日新聞GLOBE+
    mayumiura
    mayumiura 2022/07/23
    能のように。“「復興の名のもと『過去をなきものにする』圧力を感じる。死者と生者の織りなす世界を展開している能楽のように、死者として葬るのではなく、永遠のときを生きる、死者とともに時間を自分たちの…”
  • 認知症の発症率、欧米で下がり始めた 科学者が考えた「なぜ」:朝日新聞GLOBE+

    欧米では認知症発症の勢いが衰えつつあるという(文と写真は関係ありません。写真はalliance/dpa/AP Images)

    認知症の発症率、欧米で下がり始めた 科学者が考えた「なぜ」:朝日新聞GLOBE+
    mayumiura
    mayumiura 2021/11/22
    原因も予防法もまだつきとめられていないけど、とにかく減っていただきたい…よろしくお願いします。“1995年でみると、75歳の男性は残りの生涯で認知症を発症する可能性が25%あった。それが現在では18%にまで低下した”
  • 真鍋淑郎氏を「日本人」と称賛することの違和感 見過ごしてはならない国籍はく奪問題:朝日新聞GLOBE+

    気になるのは、産経新聞が「日人のノーベル賞受賞者は28人目」と書いているように、複数のメディアが真鍋氏について「日人」と書いていることです。先日は岸田総理も「人類に大きな貢献をされたということで、日人として大変誇らしく思っている」と祝福の言葉を述べました。 しかし真鍋淑郎氏は米国籍のアメリカ人です。日の法律では成人した日人が外国の国籍を取得すると、人の意思確認がされないまま日国籍がはく奪されてしまいます。真鍋氏のようなケースでは「米国籍を持ちながら日国籍も持ち続ける」ということは不可能なのです。 真鍋氏に限らず、海外に渡った日人の研究者やビジネスパーソンが仕事上の理由から外国の国籍を取得したことで日の国籍を失ってしまったケースは多くあります。 数十年前からスイスに住む野川等氏は現地で会社を経営していました。同氏の会社が入札に参加する際に「スイスでは社長にスイス国籍がない

    真鍋淑郎氏を「日本人」と称賛することの違和感 見過ごしてはならない国籍はく奪問題:朝日新聞GLOBE+
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    mayumiura 2021/10/14
    真鍋博士の氏名も、正式には「シュクロウマナベ」。“本人の意思確認のないまま日本国籍を失ってしまった当事者にとって更に悩ましいのは、日本国籍を失ったことによって、漢字の氏名が失われることです。”
  • 真鍋淑郎氏、日本の研究弱体化を指摘「好奇心に駆られたもの少なく…」【会見全文】:朝日新聞GLOBE+

    ノーベル物理学賞の受賞が決まり、会見する真鍋淑郎さん=10月5日、アメリカ・ニュージャージー州、藤原学思撮影 司会 3年前、ワシントンD.C.(アメリカ海洋大気庁)からプリンストン大に移籍しましたね。ワシントンでの経験を踏まえて、政治と気候変動や気候変動否定論との接点からお話しいただけませんか。 真鍋 非常にいい質問です。気候変動を理解することは簡単ではないですが、今の政治の世界で起きていること(を理解すること)に比べればはるかに簡単です(会場から笑い)。 私にとってはとても不思議な世界ですね。気候変動を予測することはとても難しいことですが、私に言わせれば、政治の世界や社会で起きていることを理解すること以上に難しいことは何もありません。 気候変動は今や環境だけでなく、エネルギー、農業、水など想像しうるありとあらゆるものと関係しています。このように社会の大きな問題が絡み合っていると、その解決

    真鍋淑郎氏、日本の研究弱体化を指摘「好奇心に駆られたもの少なく…」【会見全文】:朝日新聞GLOBE+
    mayumiura
    mayumiura 2021/10/09
    90歳で3年前(つまり87歳で)に転職ってすごいよなー。それができるのもアメリカ。しかしこれだけの成果を上げるような仕事に集中するには「内助」が不可欠だったという研究モデルのメッセージにもなっているなあ。
  • ムーミンのスナフキンは「孤独」の達人、と思いきや…原作との意外な違いにびっくり:朝日新聞GLOBE+

    『ムーミン谷の冬』(講談社、トーベ・ヤンソン作、山室静訳) スナフキンの挿絵から ©Moomin Characters™ 「モデルは原作者の元彼」説 「ムーミン」のおもな舞台は、ムーミン一家が暮らすムーミン谷。主人公ムーミントロールの親友であるスナフキンは、暖かい季節には川辺にテントを張って暮らし、秋が来てムーミン谷の住人たちが冬眠に入る頃に南へと旅立つ。そして春になると、またムーミン谷へ帰ってくる。極めてざっくりと言えば、それがスナフキンの生活パターンだ。 1969年から日で放送された昭和版アニメの記憶が鮮明な私には、子供にはなかなか理解しがたいハードボイルドな発言をするクールで、ちょっぴり危険な香りがする大人の男、それでいて、どこか悲しげなスナフキンが、「孤独」な人に見えたものだ。 ところが、全9巻になる原作小説ではだいぶ趣が違う。自由と旅を愛しつつ、ムーミンたちと過ごす時間も大切に

    ムーミンのスナフキンは「孤独」の達人、と思いきや…原作との意外な違いにびっくり:朝日新聞GLOBE+
    mayumiura
    mayumiura 2021/09/26
    “創作って独りにならないと、できないものですよね。人間関係がイヤなのではなく、霊感、インスピレーションを自然から受け取りたいから、あえて独りになる。スナフキンはそんな芸術家なんじゃないかな、と思います
  • エリウド・キプチョゲ そのマラソン哲学:朝日新聞GLOBE+

    ベルリンマラソンを前にしたエリウド・キプチョゲ=2018年9月12日、Mustafah Abdulaziz/©2018 The New York Times

    エリウド・キプチョゲ そのマラソン哲学:朝日新聞GLOBE+
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    mayumiura 2021/08/10
    リオ五輪・東京五輪の男子マラソン覇者、キプチョゲ。2018年、世界記録を出した直後のNYタイムズインタビュー。
  • ドイツでブームになりつつある「お酒を飲まない生き方」:朝日新聞GLOBE+

    ドイツのベルリンにあるZeroliq(ゼロリク)という名のバー。名前は「リキュールがゼロ」という意味ですが、それもそのはず、ここは「バーなのにお酒が提供されない」お店です。今年の3月、まさにドイツがコロナ禍に見舞われている最中にスタートを切ったこのバーはドイツで近年「お酒を飲まない生き方」をする人々から熱い支持を得ています。 少し前までは「お酒を飲まない」というと、何か「特別な事情」があるかのように思われていました。例えば妊娠中であるとか、アルコール依存症のため飲まないようにしているとか、病気を抱えているなど。上記のような「特別な理由」がない限り、またはイスラム教であるなど宗教上の理由がない限りは社交の場で「お酒は飲みません」と言っても、結局は周囲が人に「お酒を飲ませようとする」雰囲気が確かにありました。日の一部の若者のような「イッキ」こそあまり見られませんでしたが、「なんだかんだとお

    ドイツでブームになりつつある「お酒を飲まない生き方」:朝日新聞GLOBE+
    mayumiura
    mayumiura 2020/11/09
    “運動や食事を通して健康に気をつけている人、プロの演奏家など常にベストコンディションであることを求められる人、仕事のパフォーマンスを上げたい人などを中心にドイツでは「酔い」というものとサヨナラする動き
  • 『ハミルトン』作ったリン・マニュエル・ミランダが語る、演劇界の偏見と差別:朝日新聞GLOBE+

    ――「ハミルトン」で、史実では白人の「米国建国の父」の役に、白人ではない俳優を起用したのはなぜですか。 ミュージカルを作ろうとした当初からのアイデアでした。 原作の伝記を読んだとき、二つのことにぴんときました。一つは、複数いる建国の父たちの中でも、ハミルトンだけが移民の物語と呼べる背景を持っていたことです。彼はカリブ海の島出身で、米土で育ったわけではなく、貧困の中から優れた知性と文才で出世しました。 もう一つは、彼が貧困から抜けだす過程や、英国との独立戦争に身を投じたこと、そして新政府作りを支援したことを書き残したことです。 私にとって、それはヒップホップ物語そのものでした。私の好きなヒップホップアーティストは、自分の生き様や苦闘を具体的に歌詞に書き、同じ経験を持たない世界中の人の共感を呼び起こすことができます。だから、伝記を初めて読んだ時ですら、頭の中の「建国の父」は白人ではありません

    『ハミルトン』作ったリン・マニュエル・ミランダが語る、演劇界の偏見と差別:朝日新聞GLOBE+
    mayumiura
    mayumiura 2020/10/13
    コロナ下における希望。“通常公演ができない今だからこそ、この業界を作り直す時間とエネルギーにあてられると思います。”
  • 差別を見抜けなかった私 スタンフォード大が教えてくれたこと:朝日新聞GLOBE+

    私の3人の息子の誕生日は、10月と11月に集中しています。 今年は私が3人が住んでいるアメリカに行って、一緒にお祝いをしました。 集まった夜に、三男が、スタンフォード大学で取り組んでいる哲学論文の話をはじめました。 彼の課題はイギリスの哲学者、ジョン・ロックの理論でした。 「人間はみんな自由で、平等で同じ権利の持ち主」とジョン・ロックは主張しています。 教授が論じて欲しいと求めているのは、「国という体制の中で、個人の平等と自由は守られるのか?」という問題でした。 私の理解では、ジョン・ロックは「国という共同体に参加する時は、一定の自由と権利はその体制に預け、その代わりに守ってもらう」という見解の持ち主です。 歴史を振り返ると、ジョン・ロックの思想に基づいて国づくりをしていた人々は、女性に選挙権を与えず、財産のある人や納税者にしか投票をさせなかった。また黒人を人間として認めなかった。決して平

    差別を見抜けなかった私 スタンフォード大が教えてくれたこと:朝日新聞GLOBE+
    mayumiura
    mayumiura 2020/03/09
    “私は息子たちに「人は差別するものです。その理由をわかってあげよう。そして、自分は差別しないように気をつけよう」と繰り返し教えました。”
  • 日本アニメは世界の潮流から外れている 片渕須直監督が本気で心配する、その将来:朝日新聞GLOBE+

    【関連記事】世界で急成長の日アニメ、海外勢が猛追 輝き続けるカギは? 片渕監督の眼 【関連記事】なぜ日アニメは世界で愛される ディズニーとは対極の「ガラパゴスの力」 ――日のアニメには、見ている人が自分自身の人生と重ねて入り込める、共有できるストーリーが多いと、海外のアニメファンの多くが言っていた。だからこそ、国籍に関係なく、様々な国で受け入れられるのではないでしょうか。 えっとね、違うかもしれないんだけども、ある意味、日のアニメーションがティーンエージャーより上の世代に向けて特化していった、対象年齢を特化していった結果だと思うんですよ。例えば、ピクサーなどはまだ子供のために見せるという使命が残っていますよね。日はもうないですよ。 それはね、逆に言うと、そこが穴場なんです。「我々の世代に向けて語ってくれるメディアってない」と、ティーンエージャーや20代前半の人が思うわけです。とこ

    日本アニメは世界の潮流から外れている 片渕須直監督が本気で心配する、その将来:朝日新聞GLOBE+
    mayumiura
    mayumiura 2020/03/09
    ひょい〜〜〜。この方の話、ぜひもう少し聞いてみたい。ちょっとこわい気もするけど。“だから「今時の高校生」は40歳までが対象なんです。後期思春期。高校生の主人公が40代にも同じように刺さるんです。”