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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/tsugo-tsugo (53)

  • 英語のプレゼンのこつ(理工系用) - Ockham’s Razor for Engineers

    アメリカ音響学会に参加していて、色々な方のプレゼンをガンガン聞いてます。で、いろいろこれはつかえる、と思ったことがあるのでメモしておきます。自分用のメモなので、あまりまとまってません。使うのは、中学生レベルの英文法だけでよい。英語発表の典型的な英語の使いまわしがあるから、ただそのテンプレいくつか覚えて、口語でひたすら喋ればいい。途中で「あー」とか「えー」とか言わない。タイトルの直後のスライドに、outlineを用意する。outlineのスライドで、「こういう問題があって、これを使ってこーゆー結果がでたので、ここまで紹介します」と5行ぐらいだらだら書いて、それを一気に喋って、聴衆に概要を頭にいれてもらう。図が主体のスライドでは、とにかく問答無用で最初にThis is a picture(figure) of ほげほげ.と言う。図は左からみるのか、上から見るのか説明する。重要で面白い結果、強

    narwhal
    narwhal 2009/05/21
    「人文系だと、お前のWeとかYouは誰のことを言ってるんだ、まさかみんながみんなお前と同じ考えだとでも思ってるのかと突っ込まれるもよう」
  • アメリカの理工系大学院のリサーチアシスタント - Ockham’s Razor for Engineers

    えーと、どのくらいの方が興味あるかわからないんですが、ちょっとここでアメリカの理工系大学院のリサーチアシスタントシップについて紹介をします。通常、リサーチアシスタントシップ、とは学費全額免除と月々のバイト代が出ることを指します。このお金の出所は、教授(PI)が集めた研究予算がもとになっています。私の所属する大学院の場合、修士課程の学生が一番給料が安くて、Ph.D Qualify ExamというPh.D Candicateになるための試験にパスすると給料が5%アップします。さらにPh.D Prospectus Defence、という研究計画の発表会をパスするとまた5%アップします。一大学あたりのPh.Dホルダーの輩出数が、そのまま大学ランキングの評価基準のひとつになるため、こういったインセンティブを学生に与えてるんじゃないかなと思います。額は、あんまり正確に言いたくないんですが、親からの援助

  • AWESOME FUTURE - Ockham’s Razor for Engineers

    On Off and Beyond: 海外で勉強して働こうふむふむ。留学するという発想自体はいいと思うんですが、むー、おこがましいけど、一言言いたい。留学前に、是非やってほしいことがあります。それは、現在のキャリアに留学というトンネルを通して、自分がそのトンネルの先を進むと、将来はこんないけてる人材になる!、どころか、将来自分はこの分野についてこんなに貢献できる人材になるよ!という明確なキャリアイメージを作ることです。これがないまま、ぼんやり海外に行くのはお勧めできません。

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    narwhal 2009/04/29
    人生をエンジニアリングすること。/ 追記あり「時代の勢いがある場所」
  • 2009-04-23 - Ockham’s Razor for Engineers

    の半導体産業はどこで負け組みに転じたのか - しんたろサンの日記を読んでて、なんかどっかで聞いた話だなと思ったらFEMとかMATLAB/Simulink等もおそらくそうでしょう。CAEとか呼ばれるような開発支援ツール、開発環境って、日は事実上海外製品にdominateされてると理解しています。MATLAB/Simulinkについては、サイバネットの日語マニュアル化、サポートが厚いのでそれで助かっている日エンジニアって多いと思います。でもね。実際は、MATLABだって例外じゃなくて、英語のリソースに触れることができたほうが圧倒的にスクリプト書くのは楽です。Googleの言語選択で日語を切って、英語でドカドカ探せば、どっかの大学のラボが出している非公式なToolboxとか、サンプルプログラム集とか、いくらでも出てきます。あーゆーツールって、アメリカ産wが多いですが、アメリカのイン

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    narwhal 2009/04/24
    あとで考える
  • 2009-04-12 - Ockham’s Razor for Engineers

    教授との相性で私のサイトに来る人が結構いらっしゃるのでちょっと言及。私は担当教授が2年間で実質2回ぐらい変わってます。最初の教授A先生は理論系の先生で、私は理論の成績があんまりよくなかったので、研究テーマをくれなかったのです(非常にシビアです)。それで半年ぐらい、B先生のところで研究を手伝ってて、そのめどがついたのが去年の7月ぐらい。去年8月ごろ、今の担当教授が「おまえ計測得意やろ、わしがRA出すでー、うちで実験やらん?」と誘ってくれて今に至ります。このように、ふらふら学生がラボを異動してもやっていけるのは、BUには音響学だけで教授が10人ぐらいいるからです。日だとどうなんだろう、こーゆーことは可能なんだろうか。でも学生が思っている以上に、学生には柔軟性と色んな能力があって、今いるラボで使いものにならなくても、他のラボで使える人間だったりすることはよくあるので、あんまり気にせずにふらふら

  • 2009-04-11 - Ockham’s Razor for Engineers

    narwhal
    narwhal 2009/04/12
    あとで見る
  • 留学が無事に終わりそうなので - Ockham’s Razor for Engineers

    ちょっと今までのことを書いてみる。まず人のやる気が大切。なにかやりたいことが出来たら、実現可能かどうか周りに訊いてみるのがまず最初にやること。たとえば子供のとき、私は天文物理学の研究者になるのが夢だった。誰かガイドしてくれる人がいるとありがたい。若い、どころか小学校ぐらいの幼いときは、自分の漠然とした目標を達成するための手順と難易度を、回りの大人に教えてもらう必要がある。一方で、人間は20をすぎてから、結構妙なところで化けたりするから、学問に関しては、高校ぐらいで「この辺でもうやめとけよ」って言うのは大人の余計なお世話だと思っている。学部でたいしたことなくても、大学院で化けるなんてざらだ。でもとにかく、自分をガイドしてくれる大人がそばにいることが、環境のひとつだと思う。私には25ぐらいまで、そういう人はあんまり周りにいなかった。気づいたら天文物理学と研究者になる夢はどこかにいって、計測器

    narwhal
    narwhal 2009/04/11
    良縁鳥
  • BUの音響屋さん - Ockham’s Razor for Engineers

    昨日、友達のファイナルディフェンスに参加してきた。ミーティングルームに大きなテーブルがあって、奥の席を教授陣が固めて、入り口に近い席に我々大学院生が座る。そして後ろのほうの席には、かつてBUでPh.Dをとって、今は研究所で働く卒業生の姿も。ファイナルディフェンスは誰でも参加できるので、今回はそのスピーカーのお母さまがクッキーを焼いて、ダンキンドーナッツのコーヒーサーバーといっしょに持ってきた。お母様とco-advisorの会話、「奥様、彼は実に素晴らしい息子さんだ。ぜひこちらに座って、彼の雄姿を見てあげてください」と激励。ああなんか見てるだけでこっちまでじーんとくるよ。内容は、投稿論文3〜4分ぐらいのボリューム。うーむ。すごいボリューム。しかも面白い。この博士論文から、更に実践的な話の展開もありそう。実際の水中音響問題では、色々改善案も出せそう。と思ってたら、古典的手法と自分の提案手法の

    narwhal
    narwhal 2009/04/01
    いい話。次の3Sの話とあわせて読むとまた味わい深い。
  • 3S - Ockham’s Razor for Engineers

    これは正直同じ日人として、非常に恥ずかしいことなので、書こうか迷ったけど書く。仲のいい先生から言われたので、彼は「お前はこんな研究者になるなよ」というつもりで言ったんだと思う。昔アメリカ音響学会で、その先生はあるセッションのレフェリー、司会をしていた。そのセッション中には日人研究者(多分日では地位が高い)もいて、彼らの番になった。すると、日人研究者とその弟子が徒党を組んでやってきて、弟子共は一番目の前の席を独占。一言も喋らない。スピーカーである研究者はOHPのスライドも用意せず、いきなり数式をホワイトボードに羅列し、聴衆から背を向けたまま、数式で話し続けること10分。そこにいたレフェリーと聴衆は呆然。彼らが一体何をしているのか、まったくついていけない。見るに見かねたレフェリーだった先生が、「あなた、一体何を話に来たんですか、説明してもらえませんか」と質問したところ、スピーカーは真っ

    narwhal
    narwhal 2009/04/01
    呆然。/ 追記がかっこいい。
  • ワイブル分布でモデル化するイケメンの分布仮説 - Ockham’s Razor for Engineers

    数式全開ですよ。数式部分はスキップしてもらってかまいません。ご意見、歓迎します。ちなみに機械工学といっても、昨今はナノスケールの物性を研究してる人や、MEMSなんぞもありますので、学科というよりは研究で扱うスケールや抽象度でを決定していただくとよろしいかと思います。ワイブル分布の累積分布確率密度関数はで与えられる。は時間、ここでは人間の年齢とする。の値が1より大きくなると、確率密度関数の山が現れ、が大きくなるにつれ、シャープに高くなる。は理系の人間がいつおじさん(オヤジ)化するかを表す頻度、もしくはイケメンがどの年齢に多くいるかをあらわす。は、おじさん化する確率の累積値なので、40歳を超えるとになる。つまり、40すぎたらいくらなんでも100%おじさんであろう、と仮定する。なお、理系の女性はサンプル数が少ないため、確率モデル化が困難だと判断した、ということにしておく。でもよく考えたらエンジニ

    narwhal
    narwhal 2009/03/28
    「f(t) は理系の人間がいつおじさん(オヤジ)化するかを表す頻度、もしくはイケメンがどの年齢に多くいるかをあらわす」← "腐る直前がうまい"ですね、わかります。
  • 結局ただしイケメンに限る - Ockham’s Razor for Engineers

    自分で言及。id:tsugo-tsugo 殆ど男子校の機械工学科は、さわやかなイケメンが多くて(ただし就職前に限る)いい意味で体育会系のノリがあって(てゆーか男くさいわ)、個人的に女子のみなさんにお勧めです。うんうん、お勧めですよ特に機械工学科。身内びいきみたいですけど。経験上、なぜかこの学科だけはスポーツやってる人が多くて、からっとしたすれてない人が多いし。昔、技術営業をしていて同僚と「かっこいいお客さんとかいる?」って話になって(何このスイーツ馬鹿話)、でもあんまりいないんです、残念ながら。いるにはいたんですけど、「こーさわやかでー、回路設計とかすっごく詳しくてー丁寧に教えてくれて、超素敵な人いますよ*1」と言ったら、お前の男の趣味はおかしいと批判されるし。ふつう、自分の好みにさわやかイケメンと回路設計は足し算しないものらしい。そのへん、大学だと仕事に疲れてないし、体育会系のノリで研究

    narwhal
    narwhal 2009/03/26
    うん。会社が悪い。
  • 研究テーマの優先順位 - Ockham’s Razor for Engineers

    私が関わっているプロジェクトは5年計画で予算がついています。そうすると、当然教授なりスポンサーの大きな目的のもと、いくつも研究ネタ、論文が書けるネタが拾えるようになっていて、当然優先順位があります。どうも最近コロコロ私の関わっている件が変わるので、どういうことかなーと考えてましたが、まあこんな感じで教授(PI)が決めてるんだろうな、という判断基準がわかったので視覚化してみました。

    narwhal
    narwhal 2009/03/20
    逆遠近法だ! なるほどこれは効果的。図の奥に吸い込まれるようだ。はっ、奥って難問… / じゃなかったのですね。見間違えてました。
  • 閑話休題 団子鼻から団子鼻が出てきたでござるの巻 - Ockham’s Razor for Engineers

    これ研究関係ない…Inspired by はてなブックマーク - Looks cute, Looks weird - 2009年3月19日

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    narwhal 2009/03/20
    新幹線E5系と0系の比較話
  • Two Body Problem - Ockham’s Razor for Engineers

    日米関係なく、夫婦で研究者、もしくは専門職だったりするとかならず直面する問題です。今日の昼飯の話題もこれでした。ちなみに、ボストンは大学、研究所が多い都市なので、この問題を避けるために多数の研究者が大学、研究所に応募するため激戦区なんだそうです。まあこれは決して他人事ではなくて、私事ですが、私も主人とここ数ヶ月ほど、アメリカ国内で別居しています(彼は週末ごとに帰ってくる)。なかなかむずかしい問題です。

  • 巣を作るのが得意です。 - Ockham’s Razor for Engineers

    研究者どうこうというより、ただのtsugo-tsugoの生態を探る描写になってるような。一度スイッチがはいると、もうなんか、いすから上半身ずれちゃって、ものすごいひどい姿勢になっても止めない。とにかく、体力の限界を感じるまでやめない。そしてあたりをちらかす。ポテトチップスをべる。お茶を飲む。そして書く。

    narwhal
    narwhal 2009/03/17
    絵がかわいい
  • 語りかける論文 - Ockham’s Razor for Engineers

    いい論文は、著者が語りかけてくるような、著者と対話しているような気分になります。いささか、理系の人間しては情緒的すぎる言い方かもしれませんが。某日最大級の学会の古い論文集とかを読んでいると、査読者と著者の対話がちょっと載っていたりして、結構面白いです。これがまた査読者、著者が自分が知ってる先生だったりすると、その対話を通して当時の、彼らの若い頃のほとばしる才気、血気盛んとゆーか、あふれる情熱を感じることもあります。…いや、そーゆー先生は大概おいくつになっても十分パワフルなんですが。 taroleoさんにご紹介していただきました。Leo’s Chronicle: イラストで知る研究の世界とその醍醐味ありがとうございます。ここまでウケるとは思ってませんでした。

  • データは主食 - Ockham’s Razor for Engineers

    人で言うと、米のご飯やっぱり最高、毎日飽きずにべられます、という感じ。それは教授陣も同じで、ミーティングのときにデータ見せながら説明するときは、彼らは目を輝かせてwktkしていることが多いです。勿論、実験データの解釈、解析の仕方、これらは厳しくチェックされます。もすこし研究全般というか、generalな話はまた別途準備中。

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    narwhal 2009/03/04
    スライムみたいなものはなんだろう
  • 研究が面白い理由(3)数学の重要性 - Ockham’s Razor for Engineers

    taroleoさんからtsugo-tsugo劇場という名前をいただいてしまいました。マンガのタイトルにしましょうか…。今回は理工系よりの話題です。目の前の物理現象に秩序を見出して、多角的に見つめ、そして一般性の高い説明を与える。文章で書くと硬い。それをするためには、解析的手法を使いこなすことが必要で、数学が大切だよ、という話。…と偉そうに書いていますが、実際は結構大変です。いや、いつでも大変なんだってば。まるでゲームやマンガの魔法のように、たくさんの解析、統計的手法を使いこなして、物理現象をガンガン説明つけていけたらすごいカッコいい。憧れです。一通り解析が済んで、レポートを書いている時の私は、だいたいいつもニヤニヤしている。傍から見るとブキミだと思う。

    narwhal
    narwhal 2009/03/01
    機械系も j らしい
  • 研究が面白い理由(2) - Ockham’s Razor for Engineers

    理論、文献に携わる時は、静かにひとりで考える時間が大切。計算プログラムを組むときも同じ。頭にスイッチがあって、スイッチがはいると思索の部屋にひきこもることができる。この静かな時間が結構好き。わからないことが続くと、結構苦しい時間でもありますが。ときどき論理がつながると、天上から光がさしこむ瞬間がある。

    narwhal
    narwhal 2009/02/28
    「ときどき論理がつながると、天上から光がさしこむ瞬間がある」
  • Re:研究を視覚化してみる - Ockham’s Razor for Engineers

    ちょっと字が小さいかも。前回研究を視覚化してみる - Ockham’s Razor for Engineersでいただいたコメントを参考にしました。ありがとうございました。今度からこの芸風で行こうかしら。

    narwhal
    narwhal 2009/02/26
    死屍累累なのになぜか楽しそうにみえる絵がいい / ↑うわ。本当だ。どかんの出口があんなところに。