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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/tsugo-tsugo (53)

  • 研究を視覚化してみる - Ockham’s Razor for Engineers

    アメリカの場合時々、正直我々はあんまり深く考えてないんじゃないかと思うことがある。 日の場合形から入る。インフラが好き。地ならしのために、叩きあい、潰しあいになることがある。 あくまでも機械工学という一分野内での私見ですが、最近そういうつもりで書いてるのに、「うちでもあるある」と他業界から言われる。もともと頭の中にあった、それぞれのイメージを絵に描いてみました。あーすっきりした。 klonさんのエントリを呼んで、彼が巨大な装置、失敗が許されない類の実験に関わっていることを差し引いても、結構文化の違いがあるんではないかなとも思いつつ。

    narwhal
    narwhal 2009/02/25
    コメント欄: "ゴールが沼の底にあっても果敢に突撃するような連中もいたりします"
  • うまくいく実験、うまくいかない実験 - Ockham’s Razor for Engineers

    最近考えていること その2結論が出てない話ばっかりですみません。もう一個気になることがあって、時々考えていることがあります。最近はデータ処理や解析ばっかりで、計測からやや離れているんですが、ちょっと気になることがあります。うまくいく実験とうまくいかない実験ってありますよね。最近、「あ、これ多分ダメだわうまくいかないわ」と感じた実験現場に遭遇しました。これがきわめて直感的な感触で、自分のなかでうまく説明ができません。機械工学に偏っている箇所がありますが、うまくいく実験は、すこし、説明できます。実験者の頭のなかに、あらかじめ大雑把な結果の予想図がある実験者に質問をしたとき、なぜこういう設置、設定をするか「わからない」箇所が無いその実験設定をするに至ったロジックに、一切粗雑な箇所がないセンサや装置の配置、寸法の測り方がものすごく細かくて丁寧計測ノイズになりそうなものを、可能な限り排除したか、努力

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    narwhal 2009/02/21
    実験の勘所について。難しい。あとで考える
  • あのうまくいえない喪失感 - Ockham’s Razor for Engineers

    なんか主張がよくわかんないけど、日語は無くなったほうがいいと思う人は、一度海外で、日語が喋れない環境に1,2週間ぐらい飛び込んでみるといいと思うよ。ときどき、むしょうに母国語を話したくなる、でも話したところでそれを解する人は周りに誰一人いない、辛いということすら全部第二外国語で言わなきゃいけない、声にしたい、でも声にすらならないあの気持ち。自分の語学力がたりなくて、自分が何者であるかすらうまく説明できない、議論でとっさの一言が言い返せない時、ものすごい喪失感と劣等感に襲われる。でも、やっぱり自分の言いたいことは全て第二外国語で、恥ずかしくても、がんばってひどい文法でも、ひどい発音でもとにかく喋るしかない*1。BUに入学した直後は、まさにそんな感じでした。また一方で、アメリカには、母国が政情不安だったりして仕事当に無くて、母国には帰りたくても帰れない、とにかく第二外国語である英語を使

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    narwhal 2009/02/19
    彼らの主張は、初等教育段階から日本語以外の言語を教育して習得させることを前提としちゃってて、日本語に漬かった旧世代がどう生きていくのかあまり考えてなさそうと思いました。
  • 学会とかで質問者が語りだして止まらなくなったら、 - Ockham’s Razor for Engineers

    一通り話したいだけ話をさせたあとに、「あなたのような研究者にお会いできて、私は非常に光栄です」と切り替えす。原文は、I am very happy to see you.うーん。これ、使いようによっては慇懃無礼だよね。

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    narwhal 2009/02/14
    質疑応答の時間に自分のしゃべりたいことをしゃべる質問者への対応の例 (強気な対応)
  • 工学とその思想が一体になった授業 - Ockham’s Razor for Engineers

    だと工学と思想は別物扱いになっていて、どちらかというと現場では思想とゆーより体育会系根性論「根性が足りない、なんとかしろ」的な強引な考えが幅を利かせてる気もするんですね。とくに機械工学は、なぜだか異様に体育会系の熱い、というかほとんど暑苦しい人が多くてですね…(人のことは言えない)。 さて。はじめに。 - Ockham’s Razor for Engineersでも触れている「音響学の円環(Circular chart)」とは、BUの音響学で、第一回目の講義に出てきた話題です。音響学がどのような分野に分かれているか、そしてどれひとつとして欠けては、音響学の車輪たるCircular Chartは回転し、学問として前進しないこれを言ったのは、講義を担当していた某K先生です(一応伏せておく)。Allan D. Pierceのでは、ちょっとまた別の説明のしかたをしています。 つまり、運動方程

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    narwhal 2009/02/14
    リンク先に工学としての音響学の体系。全体像をみる。 / "音響学の思想"はよく分からなかった。考え方や方法にはおさまらない何かなのかな。工学とは何だろうか、あとで考える。
  • 履修届の中に宗教を書く欄がある国 - Ockham’s Razor for Engineers

    id:tsugo-tsugo 周りには、いいかげんな神道信者だって言ってる。それで今のとこモメたことはない。アメリカの大学の書類って、なんでか宗教書く欄がある。なんでだ。Brittyさんのエントリ アメリカ合衆国の諸宗教 - 鰤端末鉄野菜 Brittys Wakeのブックマークで、上のようなコメントを書いたところ星を結構いただきました。そう、私の大学では、学期ごとに提出する単位履修届に宗教を書く欄があります。私自身は、いつも面倒なのでNOT LISTEDにして、友達には「私はすごくいいかげんな神道信者だから。松尾様*1なんかいいとおもうわー」と言って笑いをとって、それで済んでしまうコミュニティにいます。←これはこれでかなり大雑把ですがなぜ宗教を書かせるかとちょっと考えてみたんですが、宗教によっては金曜午後3時前になったらさっさと帰る安息日は連絡がとれない宗教上の休日は学校に来ない豚はべな

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    narwhal 2009/02/10
    "学期ごとに提出する単位履修届に宗教を書く欄" 謎のフォーム
  • アメリカのPh.Dの就職先あれこれ(工学部編) - Ockham’s Razor for Engineers

    アメリカの大学数は、職業訓練校、専門学校レベルの学校もCollegeとしてカウントするので、単純に多いからといって、全部が全部、Ph.Dホルダーの受け皿になるとはちょっと考えにくい。と思ったので、私の周りのPh.Dを取った人の就職先と、アメリカの大学院のランキングについてちょっと書いてみます。工学部限定です。また、分野によって大学ランキングはものすごく変わる*1ので、一般的にこんなかんじ、としたふわっとした話になることをご容赦ください。 まず、大学ランキングで1〜15、もしくは20位ぐらいでを1st Tier、そこから40〜50位ぐらいまでを2nd Tier、50〜100〜150位を3rd Tierと言います*2。1〜15位ぐらいまでのなかにはハーバード、MIT、スタンフォード、テキサス大、ミシガン大、ワシントン大、ペンシルバニア大、カリフォルニア工科大、プリンストン大等がはいります。この

  • アメリカの女性研究者だって、ライフバランスがまともなわけではない - Ockham’s Razor for Engineers

    ふと思い出した、身近な女性研究者の例。S助教授Ph.D取得ポスドク1年間ボストン大のテニュアトラック(終身職を得るためのお試し期間)5年間の途中で結婚テニュアをとった2年後、37歳ごろ出産その2年後に二人目を出産、現在たしか40代なかば。M助教授学部卒業後、数年間企業で働く大学院に戻り、Ph.D取得ポスドク2年間ボストン大にきて、テニュアトラックにはいる30半ばで妊娠、出産後1、2ヶ月で復職現在もバリバリ研究、論文を量産中どっかで聞いた話(これはいくらなんでも激しすぎる)中国の大学を卒業、MIT Ph.Dコースに入学Ph.D取得、ポスドク中に妊娠、出産後1週間で復職(!!)バリバリ研究中とゆーわけで、スーパーウーマンだらけなわけですが、ど、どーしたらいいんでしょうか、わたくし(結婚してますがまだ子供はいません)。傍で見ていて、結果しかわからないので、どうやって両立させているのかが気になる。

    narwhal
    narwhal 2009/02/03
    個人単位での競争的環境におけるワークライフバランスについて。難しい問題 / でも後半が前向きできもちのよいエントリ
  • 塩ビ管スピーカーの自作が面白い理由 - Ockham’s Razor for Engineers

    塩ビ管スピーカーの自作について、実弟から情報もらいましていろいろ調べました。塩ビ管スピーカーは、確かに作ると面白いと思います。以下、弟からの情報。で、僕が所属してた多摩美でも塩ビ管スピーカーの布教が、久保田教授によってなされたせいでこんなバンドをやってました。http://e-bombers.jugem.jp/?eid=1ちなみに久保田先生のサイト↓http://homepage2.nifty.com/~bota/残念ながら僕の作った塩ビ管スピーカーは現在行方不明なのと、昔とった汚い写真しかないですが一応添付しておきます。…彼の専攻とスピーカーの自作が、芸術ド素人の私の中でどうしてもつながらない。まあいいや、以前もすこし言及しましたが、塩ビ管スピーカーは、音響学で言う「導波管(Waveguide、Duct)」のモデルが当てはまるなーと考えています。理論を用いて説明するには、最低でも1次元波

    narwhal
    narwhal 2009/01/29
    固有周波数を数十〜100Hz程度として気柱共鳴で積極的に低域を稼ぐ発想もありそう。塩ビじゃないけど→ http://www.kenwood.co.jp/products/home_audio/speaker/ls_x70_m/index.html の説明はそれっぽい (空気の移動距離云々はよく分からないが)
  • うひょ - Ockham’s Razor for Engineers

    ランキングがあがっているらしい。 http://tophatenar.com/view/tsugo-tsugo ↑びっくりしました。尚更いい加減なこと言えないですね。今、ちょっとずつ塩ビ管スピーカーについて書いています。。。も少し待ってください。 Duffing oscillator(ダフィング振動子)個人メモ用 Duffing oscillatorは、周期的なforced oscillatorで、非線形のelasticityをもつ。式で書くと、 で、ただし、減衰係数(damping constant)はとする、また、カオス振動子およびvan der Pol oscillatorとしても知られている。 Duffing oscillator は、、の値によってふるまいがかわる。 0" class="tex" src="http://d.hatena.ne.jp/cgi-bin/mimetex

    narwhal
    narwhal 2009/01/27
    Duffing oscillator
  • いちおうステートメントを書いておく。 - Ockham’s Razor for Engineers

    なにやらぶくまが増えているので。BUの先生にAllan D. Pierceとゆー先生がいて、著書にAcoustics An Introduction to Its Physical Principles and Applicationとゆーがあります。Acoustics: An Introduction to Its Physical Principles and Applications作者: Allan D. Pierce出版社/メーカー: Acoustical Society of Amer発売日: 1989/06メディア: ハードカバーで、そのの始まっていきなり2ページ目に、"Circular Chart of illustrating the scope and ramifications of acoustics"とゆー図があります。これは、音響学(Acoustics)が幅

  • 音響はまだわかってないことが多いので - Ockham’s Razor for Engineers

    30年スピーカーを作ってらっしゃる職人さんだったら、なにか我々工学屋が知らない現象を掴んでいるかもしれない。と断った上で、http://av.watch.impress.co.jp/docs/20090119/teragaki.htmTeragaki-Labo、「認識されていなかった音波を出す」スピーカー−294万円の「寺垣スピーカー」。物質波で遠くまで伝搬 それ、何がうれしいの?「深夜に聞こえる時計のゼンマイの音」など、小さな音が離れていても聞こえる経験ゼンマイの音がどういう周波数特性を持っているかは知らないけど、一般にSine波に近い、単色の音、シンプルな音は、小さい音でもなかなか減衰しないで、空中を伝わりやすいです。また、人間は自分が気にしている音を、無意識のうちに増幅したり、ほかの音と識別して聞き分けることができるので、単純に音が遠くにあって小さいからよく聞こえなくなるはず、とは限

    narwhal
    narwhal 2009/01/22
    の批判「慶應義塾大学の武藤佳恭教授により、科学的に捉える研究」"もし、もしこの研究チームが、ガチガチの波動方程式モデルを" 期待できそうにないような→ http://www.teragaki-takeshi.jp/column/sensor.pdf (頭痛に注意)
  • 研究開発をしたい人の就職活動 - Ockham’s Razor for Engineers

    自分のつたない経験で書いているので、ツッコミ、ご意見歓迎いたします。どこにひっかかるかわからないから、ある程度何か所も応募したほうがいいよ修士から先で身につく自分の持っている専門性とは、ある種、よく言えばその分野にたいして研ぎ澄まされていることをまず自覚したほうがよいかと思います。就職活動で、どこか自分を入れてくれるアテがあるかどうか、というのは、企業とか研究所がその時に、自分の専門性を欲しているかどうかに大きく依存します。とゆーのを、最近、自分の就職活動で痛感しました。つまり、極端な言い方をすれば、どんなに優れた専門性があっても、その時その瞬間に、誰かが自分の能力を欲しいと思ってくれないと、就職はできないのです。ああしんど。 おまいは修士だからまだマシだろと言われそうですが、私は日米で通算2個の修士*1を持つことになるので、少なくとも20代の大半をアカデミアで過ごして専門ばっかりやってた