一方で、あまりに早期に規制を緩和すれば、COVID-19(新型ウイルスによる感染症)患者が増加する恐れがあると、アメリカの感染症の第一人者で米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長のアンソニー・ファウチ博士は警告している。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の大流行で多くのアメリカ人が経済的な困難に直面している一方で、アメリカのビリオネアたちはパンデミックの最初の2カ月で資産を増やしていることが最新レポートで分かった。 シンクタンク「Americans for Tax Fairness」と「Institute for Policy Studies」が5月21日に公表したレポートによると、アメリカの全ビリオネアの純資産の合計は、多くの州でロックダウン(都市封鎖)が始まった3月19日以降、4340億ドル(約46兆7200億円)増えたという。 フォーブスによると、アメリカにはアマゾンのCEOジェフ・ベゾス氏やマイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツ氏、フェイスブックの共同創業者マーク・ザッカーバーグ氏、投資家のウォーレン・バフェット氏、オラクルの創業者ラリー・エリソン氏を含め623人のビリオネアがいる。レポ
筆者は現在、ロックダウンが行われている南アフリカはケープタウンにいる。 3月23日夜、シリル・ラマポーザ大統領が、3月27日から4月16日までの21日間にわたる全国規模のロックダウンを発表。ラマポーザ大統領は発表の約1週間前にも会見を開き、非常事態宣言とともに、渡航制限や部分的な国境封鎖の策を開始していた。 そのため、ロックダウンの発表は予測可能ではあったが、全土封鎖とともに南アフリカ発着の旅客機が全て運航を停止し、現在、出入国はほぼ不可能な状況となっている。 2月の欧州やアフリカは概ね平常だった 筆者は先月、欧州から中東経由で、南アフリカへ入国した。今回の旅では、12月中旬に日本を出国して、ガーナ、ルワンダ、ケニア、エジプト、ギリシャ、チュニジアを経て、2月上旬に欧州入りした。 2カ月ほど前に参加したドイツの国際見本市では、新型コロナウイルスの影響で来場者の減少はあったものの、出展者や運
感染爆発の重大局面だ──。新型コロナウイルスの感染拡大に関して、小池百合子東京都知事が3月25日の会見で、「何もしないで推移すればロックダウン(都市封鎖)を招いてしまう」と危機感をあらわにし、急遽、ロックダウンが日本でも現実味を帯びてきた。 安倍晋三首相の27日の参院予算委員会で「仮にロックダウンのような事態を招けば、わが国の経済にもさらに甚大な影響を及ぼす」との認識を示し、小池知事と危機感を共有していることを明らかにした。その後、28日夜の会見で安倍首相はロックダウンに必要な緊急事態宣言について「今の段階では緊急事態宣言ではないが、ギリギリ持ちこたえているということで、瀬戸際の状況が続いている」とコメント。すぐに首都・東京が封鎖されることはなさそうだが、予断を許さない。 万が一、首都封鎖となれば、その影響は甚大となる。「ロックダウンの指示に従わなかったらどうなる?」「経済への打撃はどの程
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の拡大が深刻化するニューヨーク州では、3月22日午後8時(日本時間23日午前9時)からいよいよロックダウン(外出制限)が始まった。 基本的に全従業員の出勤を禁じて在宅勤務を要請し、また全住民に不要不急の外出をしないよう自宅待機を4月19日まで要請する行政命令だ。 Updated April 6, 2020: 外出制限は4月29日まで延長。少し近所を歩いてみたが、どの店もシャッターは降り通行人も少なく、活気がない(電飾が残されているのが救われる)。大騒ぎ(ホリデー)が終わった後に街に静けさだけが残る、アメリカの元日のような雰囲気に似ている。 道で目が合うとニコッとするフレンドリーなニューヨーカーも、もういない。すれ違う人は距離を取りたがり、よそよそしい。ニューヨークに住んで18年にして、初めて目にしたり感じたりするものばかり。 今日はその1日目だっ
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