新型コロナウィルスの感染拡大をニュースを見ていて「モヤモヤ」している人が多いことと思う。 「ひょっとして日本の政府(政治家や行政も含めて)はダメなのではないのか?」 クルーズ船での対策を見ても、陰性とされて下船した乗客の感染が確認されたり、発症したりするケースが次々に発覚して、そんな疑念も膨らんでしまう。 こういう緊急時にこそ、人びとが頼るべきなのは報道機関だ。緊急対応に追われる政府にも間違っている点があるのではないかと批判的に見る視点だ。ともすれば、こういう緊急時になってくると政府が発表する方針などを是認するだけで内容の詳細を解説するニュースが多くなっていく。他方で、そうした政府方針そのものを批判的に捉える報道は姿を消しがちだ。 新型コロナウィルス感染をめぐる報道ではどの報道機関がいちばん信頼できるのか? テレビ局であればどの局のどの番組が信頼できるのか? そういう時に「番組を評価する尺
【遺伝子治療薬はここまで来ている】#15 「新型コロナウイルス」の騒動はまだまだ収まりそうもありません。そこで今回はウイルスと遺伝子についてお話しします。ウイルスやその治療には、「遺伝子」が密接に関連しているのです。 新型コロナウイルスは、何をもって「新型」といわれるのか? 従来との違いはどこにあるのかというと、「遺伝子の構造」です。もっといえば、従来のコロナウイルスから遺伝子が少し変化したものが「新型」となります。 この遺伝子の変化があることによって、PCR検査で新型と旧型を鑑別できます。また遺伝子の変化は、感染性の強さや薬の効果にも影響を与えます。 遺伝子の変化は、ウイルスだけではなくヒトでも日々起こっています。ただ、遺伝子数が多く、変化した際の修復機構がしっかりと整っているヒトに比べて、遺伝子の数が極端に少ないウイルスの場合はひとつの変化が機能に与える影響が甚大です。つまり、ヒトは微
メリンダ・ゲイツは考え得る人類最大のリスクは「間違いなく」バイオテロとSXSWで語った。 ゲイツ夫婦は人類は感染症の大流行に備えていないと繰り返し警告してきた。専門家もそのリスクの高さに同意している。 近年、世界各地で流行した感染症の事例を見れば、備えが不十分であることが分かる。 メリンダ・ゲイツは今後10年以内に起こり得る人類最大のリスクは「間違いなく」バイオテロと考えている。 「バイオテロは即座に広がるだろう。だが我々は備えをしていない」とSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)でのインタビューで答えた。 「毎日、何人がニューヨークから世界中へ旅立つか考えて欲しい。我々は互いにつながった世界に生きている」 メリンダは、話すのが嫌になるくらい恐ろしいことだと語った。 メリンダと夫のビル・ゲイツは、人類にとって最大の脅威は、人類にとって最も古い脅威でもある感染症だと警告してきた。感染症は自
中国の新型肺炎、イスラエルで「生物兵器の可能性」指摘される 社会・政治 投稿日:2020.01.29 16:18FLASH編集部 新型コロナウイルスの感染者が6000名を超え、2002年から2003年に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)の患者数を超えた。発症者の大半が中国内ということもあり、海外メディアの報道はまだそれほど過熱したものではない。時系列で情報をまとめながら、分析を続けている感じだ。 武漢から脱出するチャーター機の対応はアメリカや日本が早かった。日本のチャーター機では搭乗前に発症者はいなかったが、日本に到着後5名が病院へ搬送された。この報道を受け、一般空港へ到着予定だったアメリカのチャーター機は、到着先を米軍基地に変更している。 【関連記事:「新型肺炎」にデパート店員が悲鳴「マスクを許して!」】 フィリピンではウイルススクリーニング検査の技術が足りないため、日本から専門家
新型コロナウイルスの発生源となった中国・武漢市を視察した李国克強首相(2020年1月27日、写真:ロイター/アフロ) (古森 義久:産経新聞ワシントン駐在客員特派員、麗澤大学特別教授) 中国から全世界へと感染が広がる新型コロナウイルスの発生源は、中国湖北省武漢市にある国立の病源体研究機関かもしれない──米国メディアがそんな可能性を報じた。報道では、その研究所が中国人民解放軍の細菌兵器開発に関わっているとの疑惑も呈している。 今のところこの可能性に確証はない。だが、もし事実だった場合、今回のウイルスの感染拡大の意味が大きく異なり、中国の国家としてのあり方が根幹から問われることになるだろう。 イスラエルの軍事専門家の見方 この可能性を報じたのは、米国の戦略動向や米中の軍事動向に詳しいベテランジャーナリストのビル・ガーツ記者である。記事は、米紙ワシントン・タイムズ(1月24日付)に大きく掲載され
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