徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所(徳島市)は、新型コロナウイルスの抗原を光技術によって測定する検査機器の開発に乗り出した。大阪大学や神戸大学、シスメックス、JVCケンウッドなどと協力し、2020年度内に製品化に向けた技術の確立を目指す。同研究所では従来のPCR検査に比べて、高精度で簡単、安価な検査につながると期待している。同研究所が手掛ける「新型コロナウイルスのRNA(リボ核酸)および抗
「日本の科学技術力、企業の力が落ちている。世の中にないものを生み出すことができていない状況はまずい」。そう指摘するのは徳島大の野地澄晴学長です。先日、大学発ベンチャー企業の創業を支援するファンドの設立を発表した場で、世界に通用する新たな産業を生み出せていない日本への危機感を吐露していました。 野地学長は生物工学がご専門ですが、起業精神の育成に関しても並々ならぬ熱意をお持ちのようです。米シリコンバレーで数々の新規起業に携わった投資家、ピーター・ティール氏が、「無から新たなものを生み出す」との意味合いを込めて著作のタイトルにした「ゼロ・トゥ・ワン(ZERO to ONE)」という言葉も盛んに口にされています。 大学からベンチャーが生まれやすくしようと、ファンドを作ることを決意したのは2年前。その後、日本航空の再建支援で知られる「企業再生機構」が前身で、別の大学でファンド設立に携わった「地域経済
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