スーパーコンピューターの配線ケーブル(2019年6月3日撮影、資料写真)。(c)STEPHANE DE SAKUTIN / AFP 【3月27日 AFP】ゲーム愛好家やビットコイン採掘者(マイナー)、大小さまざまな民間企業が力を合わせ、新型コロナウイルス治療の研究を加速させようと取り組んでいる。 計算生物学者らの率いるプロジェクト「Folding@Home(フォールディング・アット・ホーム)」では、個人・企業が所有するパソコンやゲーム機の余剰パワーを結集し、前例のないデータ高速処理を実現。ウイルスの構造解析に必要な数兆桁の計算に対応できる事実上世界最強のスーパーコンピューターを開発した。 プロジェクトの拠点は米セントルイス・ワシントン大学(Washington University in St. Louis)。プロジェクトディレクターのグレッグ・ボウマン(Gregory R. Bowman