コロナにかかった時のためにイベルメクチンを買ったボリビアの男性(5月19日、ボリビアではコロナ治療薬としての処方が認められている) Rodrigo Urzagasti-REUTERS <アメリカでは家畜用の寄生虫駆除薬であるイベルメクチンをコロナ治療薬として勝手に服用し、具合が悪くなって救急車で運び込まれる患者が急増> 米オクラホマ州郊外のある医師によれば、馬用の寄生虫駆除薬に使われるイベルメクチンを新型コロナウイルス感染症の治療薬として過剰摂取した人々が、地元の病院の救急処置室を埋め尽くしているという。 同州東部と南部の複数の救急処置室に勤務しているジェイソン・マクエリエ医師は、地元テレビ局KFOR-TVに対して、「この薬の服用にあたって医師の処方が必要なのには理由がある。場合によっては危険だからだ」と述べた。 イベルメクチンを服用する人が増えている事態に、米食品医薬品局(FDA)をはじ
(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は寄生虫の駆虫薬「イベルメクチン」を新型コロナウイルス感染症の治療薬として使用しないように注意を呼びかけた。26日にイベルメクチンの処方が急増していることを医師や国民に注意喚起する健康上の勧告を出した。 毒物対策センターへの電話相談では、イベルメクチンによる重症者の報告が増えているという。 イベルメクチンは人や家畜の寄生虫の駆除薬として使われる医薬品。FOXニュースなど保守系メディアは何カ月も前から、新型コロナウイルス感染症の治療薬としてイベルメクチンが使用できる可能性があると伝えていた。ツイッターでも話題になり、米議会公聴会では「奇跡の薬」と呼ばれ、ロン・ジョンソン上院議員は同感染症の治療にイベルメクチンを使うメリットを説いていた。 CDCによると、普段のイベルメクチンの処方数は週に3600回程度にとどまる。ところが今年1月8日の週は10倍以上の3
Texas GOP Official Mocked COVID Five Days Before He Died of Virus H. Scott Apley’s Facebook page was filled with anti-mask, anti-vaccine content until he was suddenly hospitalized on Sunday. A GOP official from Texas who regularly espoused anti-vaccine and anti-mask views online has died from COVID-19, five days after posting a meme on Facebook questioning the wisdom of getting inoculated against
Anthony Fauci Lauds Republicans for Recent Support of COVID Vaccines: 'Very Heartened' <ワクチンの安全性に対する疑惑やバイデン政権への反発などからワクチン接種を拒み続けてきた共和党支持者も、これで態度を変えるか?> このところ、米共和党議員や保守派メディアの司会者がワクチン否定派から転向し、ワクチン接種を呼びかけるケースが目立っている。ジョー・バイデン大統領の首席医療顧問として新型コロナウイルス感染症対策にあたるアンソニー・ファウチ博士はこの傾向を歓迎する。 7月25日にCNNの番組「ステート・オブ・ザ・ユニオン」に出演したファウチは、共和党の政治家の一部がワクチン接種の呼びかけるようになったことを喜んでいると語った。具体的には、フロリダ州のロン・デサンティス知事、アーカンソー州のエイサ・ハッチンソン知
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