営業、受注、制作、納品、運用と、ウェブ制作の活動は長期に渡り、そのタスクの種類と量は膨大です。だからこそ、基本的なプロセスや使用するドキュメントなどを明確に定義しておかないと、サービスの品質が担当者により大きく変わることになります。 ベイジは社員がまだ5名の頃、各人に委ねた進め方によって以下のようなトラブルが頻発していました。 ミスが発生しても「次から気をつける」と精神論で終わらせてしまう 担当するディレクターやクリエイターによってタスクの抜け漏れが起きる 担当者それぞれが属人的な進め方をしてて品質が安定しない 役割が不明瞭なグレーゾーンのタスクが放置されてしまう 創造的な仕事の時間が、ルーチンや計画にないタスクに奪われてしまう 新しい社員が入る度に同じことを教えないといけない これら問題を解決するため、2014年頃からワークフローを整備するようになりました。ちなみに私が入社したのはこれ以
margin-bottomではなくmargin-topを使う派である旨をツイートしたら理由を尋ねられたので、それに対する回答です。大きくは次の3つです。 末尾の要素の存在が任意である場合が多いため Stackレイアウトとの取り合わせやすさのため 隣接セレクターを使った場合分けができるようにするため CSS、基本コンポーネントの上にマージン取る派と、下にマージン取る派がいると思うですけど、自分は今までずっと下で。というのは、その方が直感的だと感じるからなんですけど、見出しの下って結構縮めるよね?それを上マージンでやると結構頭こんがらがらない?って思うんだけどどうなんだろう — Takazudo (@Takazudo) January 12, 2021 上です — 全部入りHTML太郎 (@_yuheiy) January 12, 2021 なぜですか? — u (@uknmr) Januar
Webページやスマホアプリでよく使用される代表的な5つのレイアウトをCSS Gridで実装するテクニックを紹介します。 ヘッダ・コンテンツ・フッタを積み重ねたもの、12カラムのグリッド、メディアクエリなしのレスポンシブなど、実際によく使用されるレイアウトばかりです。 CSS Gridを使用すると、今まで少し複雑だったレイアウトもシンプルなコードで簡単に実装できます。 Master CSS Grid by Building 5 Layouts in 17 Minutes by Thu Nghiem 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 はじめに 1. 基本的なレイアウト「パンケーキ スタック」 2. 基本的なレイアウト「12カラムのグリッドレイアウト」 3. grid-template-areasがある場合とない場合のレ
主にユーザー側の視点から語られることが多いアクセシビリティですが、制作という側からはどのように捉えることができるのでしょうか。2つの切り口から考えてみます。 # アクセシビリティという文脈において、何のためにHTMLを書くかという話になると マシンリーダビリティのため スクリーンリーダーのアクセシビリティのため というように、ユーザーが利用するため、というところにフォーカスした語られ方が多いように感じています もちろんユーザーのために作るというのは正しいのですが、今回はあえて視点を変えて、制作者自身の作るというところに視点を合わせて話してみたいと思っています 僕がどういうものなのかというと、 # 参照: 全部入りHTML太郎(@_yuheiy)さん | Twitter ツイッターでは「全部入りHTML太郎」という名前でやっています # 参照: シフトブレイン/スタンダードデザインユニット
ベイジで社内のワークフローを整理しだしたのは確か2014年頃です。その頃はまだ4~5人しか社員がいない状態で、タスクの粒度も粗く、いくつかのタスクは各人の能力に委ねたものでした。しかし10人を超えて関わる人が増えたあたりから、仕事の進め方も徐々に変わり、ワークフローの綻びも色々と出始めてきました。そこで今年の春に、全社員参加のもと、これまでの進め方の問題点を話し合ったうえで、ワークフローの大幅な刷新を行いました。本エントリーはそのご紹介です。 刷新にあたって、受注から納品までをサブタスクを含めて約140に分解しました。また、各タスクで用いられるドキュメントもできるだけフォーマット化し、効率よくドキュメントワークができるようにしました。 合わせて、タスク毎の職能の再定義を行いました。プロデューサー、ディレクターといった業務範囲が曖昧な職能は、より厳密な職能の定義を試みました。例えばディレクタ
「#出会えたことに感謝したいCSSベスト3」というハッシュタグをつけて皆のも教えて!と言ったところ数々の反応を頂きました。 Togetterにもまとめて頂きました。 特にプロパティ限定とか値や要素は対象外みたいなこともなく、「私これに感謝してる」に「わかる」と言いたかったし言われたかっただけなので、私の『わかる欲』はだいぶ充たされました。 そしてふと考える。 「出会えたことに感謝したいCSSベスト3」のトップ3がわかったら、もっと出会えたことに感謝したくなるんじゃね? というわけで、第3位から順にご覧いただきましょう。 第3位「box-sizing: border-box;」票数14票 幅や高さにborderとpaddingを含めてくれるデキるやつです。 過去に数カラムレイアウトで組んでいる最中、電卓を片手にwidthとpaddingとborderを計算していざプレビュー画面を見てみたら「
SEO・高速化・モバイルファースト最適化済みのシンプルな無料Wordpressテーマ。100%GPLテーマです。 以前公開したSimplicityの後継となるテーマです(※後釜ということで完全な互換性はないです)。 新しくテーマを作成したのは、Simplicity自体元々、個人用に作成したものを公開したテーマだったので、機能を増設するにつれて、多少の無理も出てきて、動作確認が大変になってきたからです。 また、Simplicityは、約4年前に公開したものなんですが、「当時のWEB状況」と「最近のWEB状況」に乖離もでてきました。ですので、一度現在の状況に合わせて作り直しておきたかったからです。 元々Simplicity自体、僕が初めてPHPで作成したプログラムだったので、当時はPHPの作法などをよくわかっておらず、書き直したい部分もいろいろ出てきたというのもあります。 こういった複合的な理
イベント概要 DIST.18 「Sketch時代のWebデザインワークフロー」 - connpass 2017年11月10日(金)に東中野にある東京テクニカルカレッジで開催された。 デザインツール「Sketch」をメインテーマにした3つのセッションで構成される勉強会。詳しくはconnpass上のイベントページを参照してください。 セッション1: 「2018年に向けたツールの選び方」 フリーランス 長谷川 恭久(HASEGAWA Yasuhisa) ※ Automagic.fmをやっている方 デザインプロセスがぶっ壊れている 昨今様々なデザインツールが次々と登場している。 Sketch以外にもFlinto, Framer, Marvel, Principle, Adobe XD, Prottなど多数。 デザインツール戦争 #dist18 pic.twitter.com/ohbhpMzz58
これからのCSSはmargin禁止!?CSSグリッドレイアウトやコンポーネント指向なCSSについて、矢倉さんに聞いてきた! 白石 俊平(HTML5 Experts.jp編集長) こんにちは、編集長の白石です。 この記事は、9月24日に開催されたHTML5 Conference 2017に登壇したエキスパートに、お話されたセッションのトピックを中心に語っていただこうとういものです。セッションの内容をより深く理解する手助けになるだけでなく、本記事単体でも面白く読んでいただけることを目指しています。 今回お話を伺ったのは、ピクセルグリッドの矢倉眞隆さんです。 矢倉さんのセッション「まあまあ最近のCSSとつらくならないための書き方」に関するスライド資料は、こちらで公開されています。 インパクト大!CSSグリッドレイアウト概要 白石: では、まずは簡単に自己紹介をお願いできますか? 矢倉: 昨年(2
愛宕山太郎坊 アニメーション制作進行支援ソフト 愛宕山太郎坊 ログイン 会社id ユーザー名 パスワード ユーザー名またはパスワードが正しくありません。 閉じる ログイン
何度もイライラしながら似たようなことはTwitterなんかに書いてますが、GREE、mixiを筆頭にそういうところが増えてきて、Windows MobileにPocket IE、Opera Mobile、Iris Browser、Dorothy Browser、Skyfireを入れて使っている身としても、モバイルとWebの将来に期待している身としても、一度エントリーにしておく。 当然のこととして、Webブラウザは色々な種類があって大体Web標準に準拠するようにできてるわけです。なので皆好きなものを選んで使えばいいわけで、基本的にはWebサイト側でOSやブラウザごとに対応を変更する必要はないわけです。なので、(現実としては若干Web標準から外れてたり独自の仕様があったりはするものの、)OS標準のIEだとかSafariが嫌いでOperaが好きでも乗り換える事ができる。要するに、まともなWebサ
Updated 2010.07.29 / Published 2010.07.29 これからHTML5を使いはじめようという方に向けたHTML5のおさらいです。HTML5の記述方法にはじまり、導入にあたって間違いやすいところや勘違いしがちなところをまとめてあります。 hgroup, header, footer要素の説明を含めた続きもあります(続HTML5についてのおさらい)。 HTML5の記述方法 まず最初に、必ずDOCTYPE宣言を行います。HTML5には公式のDTDがないので、すごくシンプルになっています。 <!DOCTYPE html> 続いて、html要素にドキュメントの言語を宣言します。 <html lang="ja"> そして順番にhead要素ときて、文字エンコーディングの指定ですが、charset属性が新たに利用できるようになりました。 <meta charset="UTF
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