システムのアーキテクチャ設計において、インフラに関する知識は必須です。しかしながら、実際の開発現場では分業が確立し、「得意分野以外のことは知らない」というエンジニアの方々や情シスの方々が少なくないはずです。システム開発における「インフラ」と言うと、一般的には「開発環境」「標準化」「フレームワーク」といったことを示す場合が多いのですが、保守・運用フェーズに大きく関わるOSやネットワーク、ミドルウェア、データベースなども重要な要素になってきます。システム開発ジャーナル Vol.6では、「インフラ」を広い視点でとらえ、主として「インフラ系」のエンジニアの方々ではない開発者や情シスの方々に、“いまさら聞けない”内容も含めて基本的な知識を習得していただくことを目的としてコンテンツを展開します。また、事例を元にした大規模基幹DBの最適化手法や、「インフラ」の観点でのシンクライアントや、セキュリティ基盤