介護支援のスタートアップ、クラセル(神戸市)は専用サイトを通じた病院と介護施設の仲介サービスを展開する。病院と施設が直接、高齢者などの患者の情報を交換することで退院後、スムーズに介護が受けられるようにする。このほど米有力ベンチャーキャピタル(VC)から調達した資金を活用し、全国展開を視野に神戸市内の病院や施設に登録を呼びかける。同社は2018年1月に病院などと介護施設や在宅介護を担うケアマネジ
日米の障害のある若者たちが交流し、学び合おうと、当事者たちが7月に渡米ツアーを企画している。障害のある若者や介助者約50人が全国から参加予定で、渡航費用の寄付を募っている。障害者自立運動の先進地である米国の制度や意識を体感し、障害の有無にかかわらず誰もが生きやすい社会づくりにいかすことが目的だ。 企画は「ADA27 LEAD ON! YOUTH PROJECT(エーディーエー27リードオン!プロジェクト)」。障害者の地域生活を支援する団体が加盟する「全国自立生活センター協議会」(東京)などが主催する。障害者差別を禁じる「障害のあるアメリカ人法(ADA)」制定25周年を記念し、2015年に日本から障害者ら約60人が渡米したことが始まりだ。昨年は逆に米国から障害者ら約15人が日本を訪れた。3年目の今年は、日本の若者たちが米国へのツアー実行委員会を結成し、企画や調整を担う。現地では世界各国から障
日本が国を挙げて加速的に取り組んでいる社会問題のひとつに「待機児童問題の解消」があります。しかし、現実には保育士不足などの課題があり、仕事をもつ保護者の負担は軽減されていません。 この問題を解決するため、地域医療を担う公的病院グループ"JCHO"の理事長であり、WHOでは西太平洋地域の責任者を務めた尾身茂先生は、職種や年齢を問わず誰もが参加できるNPO法人「全世代」を立ち上げました。 今回は、「病院内保育所の地域住民への開放」など、具体的な待機児童解消プランについてご紹介します。 日本人の就労や心身の健康問題を解決するためのNPO法人「全世代」とは? 「政治家や行政庁に依拠しすぎることなく、日本の未来を自分たちの手でよくしていきたい。」 NPO法人「全世代」は、このような想いを持った老若男女が一同に会し、「参加型市井会議」を開こうという発想から、2015年の9月に設立されました。 立ち上げ
「シネマ・チュプキ・タバタ」の完成予想図 バリアフリーの映画鑑賞を推進する団体、シティ・ライツが運営する映画館「アートスペース・チュプキ(ART Space Chupki)」が上中里から東田端に移転し、「シネマ・チュプキ・タバタ(CINEMA Chupki TABATA)」として9月にオープンする。これにあたり現在、クラウドファンディング・サイトMotionGalleryにて支援プロジェクトを実施している。webDICEでは、シティ・ライツの代表・平塚千穂子さんとともにこのプロジェクトを立ち上げた、シティ・ライツ事務局員で「シネマ・チュプキ・タバタ」の支配人である佐藤浩章さんから、これまでの経緯や映画館のコンセプト、そしてクラウドファンディングについてメールでメッセージをもらった。 「アートスペース・チュプキ」は視覚に障がいのある方でも、FMラジオで“音声ガイド”や“字幕朗読”を使って楽し
弱視などの視覚障がい者や老眼の人は、白い紙ではまぶしすぎるなど暗所で文字を読むのが困難なことがある。アーチャレジー(横浜市)はそんな視覚に困難を持つ人のための白黒反転手帳「TONE REVERSAL DIARY」を開発した。書きやすく見やすいように黒い紙に白色やパステルカラーのペンで書き込むことができ、罫線や日付は通常より太めの白で印刷されている。(ライター・遠藤 一) 2016年版の試作品。A5サイズで黒い紙に白色やパステルカラーのペンで書き込むことができるアーチャレジー代表の安藤将大さん(21)は先天性の視神経の障がい「朝顔症候群」を持つ東京工科大学4年生。先端技術ビジネスの学部に入ると「こんなにある技術が障がい者に還元されない。もっと私たち自身が使いやすい方向を作れないか」と思い、2015年2月に起業した。 弱視の人たちの間では「白黒反転した文字は見やすい」のは常識だ。安藤さんは言う
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