手話できるゴリラ死ぬ=46歳の「ココ」-米 ニシローランドゴリラのココ=撮影年月日不明(AFP時事) 【ロサンゼルス時事】手話で人間と意思疎通できるとして、「ココ」のニックネームで親しまれた雌のニシローランドゴリラが19日に死んだと、飼育していた米カリフォルニア州の「ゴリラ財団」が発表した。46歳だった。財団は声明で「ココは異なる生物種間の意思疎通と共感の『偶像』として多くの人々に影響を与えた」とコメントした。 〔写真特集〕長寿を極める・動物編~世界で1頭、白い毛のゴリラ~ ココは1971年にサンフランシスコ動物園で生まれ、日本語の花火にちなんで「ハナビコ(花火子)」と名付けられた。研究者に教えられた手話を1000語以上操り、英語の話し言葉を2000語程度理解したとされる。 米メディアによると、ココはカリフォルニア州の保護施設で死んだ。寝ている間に息を引き取ったという。 人間とのやりとりや
2016年の熊本地震で避難所でのペット受け入れが問題になったことを踏まえ、環境省は25日、災害時のペット対応の指針を改定し、発表した。ペットを連れて避難する「同行避難」を基本とする一方、避難所のルール次第では同室では過ごせない場合があることを明確化し、トラブルを避けることを目指している。 環境省は、東日本大震災後の13年にペットの同行避難を基本とする指針を作成。ところが、熊本地震では避難所の室内にペットを連れて入れないことへの飼い主の苦情や、室内に連れ込んだペットへの苦情が出るなど問題が続出した。 このため改定版では「同行避難は避難所でペットを人間と同室で飼えることを意味しない」と明記。避難所の規模により同室できる場合もあるが、屋根のある渡り廊下やブルーシートをかけたサッカーゴール内などで飼う場合もありうると例示し、アレルギーのある人や動物が苦手な人への配慮を求めた。持ち運び用のケージに慣
目薬を差したり毛をとかしたりして、犬の世話をする老犬ホームの経営者ら(東京都大田区の「東京ペットホーム」で) 飼い主が世話をできなくなった老犬などを預かる施設の初の業界団体「老犬ホーム協会」(仮称)が、2月に設立される。 人間も犬も長寿になり、高齢者が老犬を介護する「老老介護」が増え、施設の需要が高まっている。協会では飼育環境などのルールを定め、飼育の質を担保する役割を果たしたい考えだ。 協会を設立するのは、熊本県菊池市の「老犬ホーム トップ」、東京都大田区の「東京ペットホーム」など5都府県6施設。2月6日に設立総会を開き、代表には「トップ」社長の緒方心(こころ)さん(41)が就く。 老犬ホームは、犬が認知症になったり、飼い主の体力が衰え世話をできなくなったりした際に利用される。住宅地や郊外にあり、預かる犬は10匹前後から100匹を超える施設もある。死ぬまで面倒を見る「一生預かり」サービス
動物の訪問介護・看護・医療を提供するCARE PETS(ケアペッツ)では、ペット(犬)の『要介護認定基準』を、K9 Care Space Dog Heart(愛知県豊川市住吉町1−5)と、シリウス犬猫病院(神奈川県川崎市中原区木月2−10−5)と共同で開発致しました。 これまでこの要介護認定基準は、CARE PETS(ケアペッツ)の介護や看護の現場で主に動物看護師が使用していた独自の基準でしたが、今回、ペットのリハビリテーションに取り組んでいるK9 Care Space Dog Heartと、往診対応型の動物病院であるシリウス犬猫病院と共同で独自基準をブラッシュアップし、弊社の現場だけではなく、広くペット業界全体でご使用いただけるよう、普遍性のある基準を作ることを目指し開発して参りました。 K9 Care Space Dog Heartは、犬のリハビリテーションで約10年のキャリアと施術実
動物の訪問介護・看護を提供するCARE PETS(ケアペッツ)では、一般社団法人全国育児介護福祉協議会と提携し、「人とペットの介護」に関する相談窓口を日本で初めて開設しました。 ◆提携の背景 介護を必要とする高齢者は年々増え続けていますが、実は、ペットの高齢化率の方が高い状況にあります。(人間の高齢化率約28%/犬と猫の高齢化率約48%(※1)】 ※1犬と猫の「高齢」の定義は一般的に7歳以上。 そのような状況の中、人の介護に関する不安や悩みだけではなく、ペットに関する不安や悩みを抱えている方々が増えてきています。また、飼い主もペットも高齢という「新たな老老介護」問題も発生してきています。私たちCARE PETS(ケアペッツ)にも日々ペットに関する介護や看護、医療に関する相談が寄せられており、その内約47%が65歳以上の高齢者の方々からの相談です。 CARE PETS(ケアペッツ)では、そう
犬や猫のペット関連用品で、日用品メーカー各社が新製品を相次ぎ投入している。飼い主にとり、ペットが「飼う」対象から、「一緒に暮らす」存在となり、市場が広がってきたからだ。家族と同じように健康や高齢化を気遣い、お金をかける傾向にあるという。 ライオン子会社のライオン商事は1日、犬・猫用の歯ブラシ新商品「ペットキッス 指サック歯ブラシ」を4月に発売すると発表した。ぐにゃりと曲がるのが特徴。従来の棒状ブラシだと歯ぐきに当たってペットが嫌がり、歯みがきが難しいという飼い主の悩みに対応した。先端のブラシも小さくし、奥歯まで磨けるという。想定価格は税込み650円前後。歯みがきジェルや、歯みがき代わりになるおやつも投入する。 同社によると、歯ブラシを週1回以上使う犬の飼い主は2013年の9%から16年には23%に増加したという。永井隆志社長は「ペットと快適に暮らしたいとの意識が高まった。特に歯みがき市場は
高齢者がペットと安心して暮らせる理想的なついのすみか-。そんなペット愛好家のための有料老人ホームが来年11月に開設される。専門スタッフが常駐し、高齢者とペット双方の生活や健康を手厚く支援する。ペット用品の通信販売を手掛ける新日本カレンダー(大阪市東成区)が本社敷地内に設けることを決めた。 高齢者の1人暮らしが増える中、ペットとの快適な生活を望む声に応えた。人とペットの共生のため、きめ細かいサポートを提供する有料老人ホームは国内でも珍しいという。 約14億円を投じて整備する。建物は9階建てで延べ面積3687平方メートル。19タイプ45室を用意する。犬や猫などのペット(体重30キロ以下)を3匹まで飼うことができ、全室にペット用のトイレを備える。平均で家賃は月14万円程度という。 施設内には高齢者向けの看護ステーションやペットの診察室があり、屋上にはドッグランを併設。入居者が亡くなってもペットの
長寿になった日本のペット 本年9月14日、東京農工大と日本小動物獣医師会の大規模調査で、イヌとネコの平均寿命が発表されました。 それは、2014年時点でイヌが13.2歳、ネコが11.9歳で過去最高とのことでした。 過去の調査から25年間で、イヌは1.5倍、ネコは2.3倍に伸びたことになります。 その理由としては、6月24日付のJIJICO記事にも記載しましたが、医療環境、生活環境、栄養環境の進展によるものと考えられます。 そこで、今回はペットの高齢化に伴い問題とされる認知症(痴呆)について、その病態と飼い主自身がどのように向き合っていけばよいかを解説していきたいと思います。 ペットの認知症を判断するチェックポイント この病気は人と同様に脳の老化と関係しています。 一般的には、イヌでは12歳以上で発症率が増加し、12~14歳で15%前後、14~16歳で30%前後、16歳以上では60%前後が認
猫や犬の殺処分を減らすため、譲りたい人と譲ってほしい人をつなぐ福岡県糸島市のネットワーク「わんにゃ~ねっと」が10年目を迎えた。糸島保健福祉事務所が仲介し、里親を探す仕組み。市外からの問い合わせも相次いでいるという。 「わんにゃ~ねっと」は合併で糸島市が発足する前の2007年に始まった。それまでは当時の前原市、志摩町、二丈町で年に1度、獣医師を交えて譲渡会を開いていたという。夜間、動物病院に子猫が捨てられたり、保健福祉事務所へ「飼い猫を預かってほしい」といった申し出が増えたりしたことから、譲渡の仲介を始めた。 譲るために登録できる人や譲り受ける人は当初、糸島市民に限っていたが、次第に市外からの問い合わせが増加。今では県全体からもらい手を募っている。この制度を知った山口県在住者から譲渡の希望が寄せられたこともあった。 14年度、15年度と20匹前後の子猫の情報が登録され、すべて新しい飼い主に
もしも災害が起こったら? 猫との避難はどうするの? そのヒントが5月22日まで行われていた展示会「いっしょに逃げてもいいのかな?展」にありました。本記事では改めて同展の内容を振り返りながら、普段から考えておきたい様々な「モノ・コト・キモチ」を紹介していきます。 もしものときは一緒に逃げてもいいんだよ〝同行避難〞という言葉をご存じですか? 災害などの非常時に、飼っているペットを連れて一緒に避難場所へ逃げることを指します。単にペットを守るだけではなく、動物の野良化や噛みつき事故など、公衆衛生上のリスクを軽減することにもつながることから、〝同行避難〞は行政からも推奨されています。にもかかわらず、ペットを同行しての避難には、まだまだ多くの課題があるのが現状です。 そんな〝同行避難〞について考えるきっかけとなる展示「いっしょに逃げてもいいのかな?展」が、4月23日から1か月にわたって東京都世田谷区の
熊本地震発生から3カ月がすぎた。熊本県動物管理センターは地震以降、特別措置として殺処分機を止め、飼い主とはぐれるなどした犬猫の引き取り手を探している。すでに収容限度を超えているが、譲渡はあまり進んでいない。 熊本市は政令指定都市として「殺処分ゼロ」に独自に取り組んでいるが、熊本県では従来通り犬猫を殺処分してきた。だが地震発生後、飼い主とはぐれたとみられる犬猫が数多く保護されたため、最初の震度7を記録した4月14日の翌日から殺処分機を止めた。 県は7月1日までに犬328匹、猫462匹を保護。飼い主を探すなどしてきたが、同日現在でも同センターには犬48匹、猫74匹、各保健所にも犬が計81匹、猫が計45匹保護されている。同センターの石原貢一所長によるとセンターでは犬40匹、猫30匹程度の収容が限界という。 熊本県では狂犬病予防法に基づいて犬は3日間保管した後、飼い主が名乗り出ない場合は殺処分でき
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