Research indicates that carbon dioxide removal plans will not be enough to meet Paris treaty goals
「障害者・高齢者3Dプリンタ・ファクトリー」製作始める 日常の不便さを改善するグッズを自分で作ろう--。障害者らでつくる一般社団法人「障害者・高齢者3Dプリンタ・ファクトリー」(高松市)が、3Dプリンターを使ってハンディキャップのある人の暮らしを助ける補助器具の製作を始めた。将来は障害者の収入にもつなげたいと考える代表の三野(さんの)晃一さん(60)は「障害者が100人いれば100人が異なる不便さを抱える。ちょっとしたアイデアで、バリアー(障害)をバリュー(価値)に変えていきたい」と話す。 三野さんは2014年から、当時勤めていた障害者就労支援事業所でクラウドファンディングを使い資金を集め、地元の養護学校で出た要望などを基にプラスチック樹脂でグッズ製作を始めたという。その後、昨年10月、障害を持つ仲間を中心に約10人でファクトリーを設立した。
奈良市議会は、本会議場や委員会室をバリアフリー化する改修工事を行った。任期満了に伴い行われた先月の市議選で、身体に障害があるため車いすを使用している林政行氏(35)が初当選したのに伴う対応で、市議会事務局によると議場のバリアフリー化が行われたのは同市では初めてという。 林氏は天理高校ラグビー部員だった高校3年のとき、練習試合中に頸椎を損傷。首から下が自由に動かせない四肢まひとなり、電動車いすを使用している。7月9日に投開票された市議選に無所属で立候補し、4194票を獲得、5位で初当選した。 当選後、林氏が議会棟を見学した際、電動車いすで本会議場を移動するのは難しく、答弁に支障があることなどが判明。他の地方議会での対応状況なども参考に、本会議場の床の段差を解消。4人掛けの固定長机となっている議員席を一部取り外し、移動可能なキャスター付きの机に変更、委員会室の扉3カ所を引き戸にした。 議員は本
【横浜】トーキンオール(川崎市川崎区、吉田基一社長、044・333・0012)は、明治大学や神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)などとの産学官連携で6輪機構の「ハンドル型電動車いす」を開発した。搭載したセンサーにより障害物や段差を認識し、自動で停止や回避する。今後神奈川県の「さがみロボット産業特区」などを活用し実証実験を行う。2018年度の製品化を目指す。 「ハンドル型電動車いす」はそれぞれ独立した関節を持つ6輪機構のため段差に強く、転倒しにくい。車体前方の二つの2次元レーザーセンサーで前方約270度の障害物や軌道を調べながら進む。この「パスプランニング」機能は明治大学理工学部の黒田洋司教授の指導を受けた。 大きさは全長1200ミリ×幅700ミリ×高さ1090ミリメートル。速度は時速6キロメートルでJIS(日本工業規格)の規格範囲に準拠した。鉄製で重さは約100キログラム、最大走行
車いすを利用して新幹線に乗る今村さん。通路にはみ出してしまい、他の車いす利用者と一緒に乗ることが難しい=今村さん提供 2020年東京五輪・パラリンピック開催に向けて、車いすを使用する障害者らが新幹線のバリアフリー対応の改善を求めている。車いす用の座席やスペースが少なく、同じ障害を持つ仲間たちと一緒に乗れないためだ。障害者団体は「障害の有無に関係なく気軽に利用できる体制を整えてほしい」と訴えている。【蒔田備憲】 新幹線車両はバリアフリー法に基づき、車いすスペースを1編成に1カ所以上確保するよう義務づけられている。JR各社によると、新幹線の全車両で基準は満たしている。一部は異なるものの、多くは「車いす対応座席」と「多目的室」の2種類を備え、1編成で車いすの乗客2人までの利用を想定していることが多い。 事故で下半身が不自由になり、電動車いすを利用する障害者支援団体代表、今村登さん(52)=東京都
大阪府吹田市の作業療法士、野村寿子さん(54)がつくる車椅子が評判を呼んでいる。身体障害者の体を支える「座位保持装置」を一人一人の特徴に合わせてオーダーメードすることで、姿勢が安定し、体の緊張がほぐれるという。利用し始めてから、大幅に身体能力が向上した少女の母親は「娘にとっては魔法の車椅子です」と喜びを語る。 1984年に作業療法士の資格を取得した野村さんは16年間、吹田市の肢体不自由児施設で勤めた後、福祉用具製造会社「ピーエーエス」(同府箕面市)を設立し、車椅子の製造を始めた。
香港に拠点を置くスタートアップ企業の中国MoNi Studio Interactive Interior Design社は、室内用のスマート車椅子「Easiseat」を「香港エレクトロニクス・フェア」(会期:2017年4月13~16日)に出展した。高齢者や身体障害者に向ける。
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AJPSアワードに選出され、水谷章人会長(左)から記念の盾を授与される臼井二美男さん=2016年6月3日、小座野容斉撮影 一般社団法人日本スポーツプレス協会(AJPS、水谷章人会長)は、2016年のAJPSアワード(大賞)に、義肢装具士で、切断障害者の陸上クラブ「ヘルス・エンジェルス」代表の臼井二美男さん(60)を選出した。3日、東京都内で開かれた創立40周年パーティーで表彰した。 臼井さんは1955年群馬県の出身で、28歳の時に財団法人鉄道弘済会・東京身体障害者福祉センターで働き始め、義足製作に取り組んだ。その後、写真で見た海外の切断障害者が義足によってさまざまなスポーツを競技している姿に触発され、通常の義足に加え、スポーツ義足の製作を研究するようになった。 臼井さんは「私が研究を始めた1980年代、我々の義足を利用しているお客さんは1000人ほどいたが、特に膝関節から上の切断障害の場合
最初から再生 続きから再生 ↓以下はオプション。反映させるには「最初から再生」ボタンを押してください speed: 1 ×閉じる 四肢に障害を持つ人にとって欠かせない「義肢」。しかし、「義足」と「義手」では、大きく状況が違うことをご存じでしょうか。ないと歩行ができない「義足」に対して、「義手」は「なくても生活ができる」という認識が強く、海外では普及している「機能のある義手」の一部しか公的な支援の対象になっていないというのです。しかし、義手が「なくても生活できる」といっても、片手でははさみで紙は切れませんし、お菓子の袋を開けることもできません。一方、海外へ目を向けると、欧米では義手に対する公的支援は厚く、障害を持つ子ども達も、その目的に合わせた専用の義手を着けて、両手を使っての工作や鉄棒や跳び箱、野球などに積極的に挑戦しています。「正しい情報を一人でも多くの人が知ることが日本の状況を変える」
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