<イギリスでは一時期改善していたホームレス問題がここ数年の緊縮財政で再び悪化。彼らにカネを恵むのではなく真の解決を図ることにはさまざまな利点があるはず> ひどいと思われるかもしれないが......僕はホームレスの人々が好きではない。だから、彼らを救うためにもっと対策が取られるべきだと切望している。どうか、僕の一見すると薄情で、矛盾しているようにも見える考えを説明させてほしい。 昨年、僕の家のすぐ前でケンカが起こり、あまりにすさまじい罵り合いが聞こえてこれは暴力沙汰になるぞと思ったので、警察に電話しなければならなかった。何が起こっているのかは見えなかったが、声ははっきりと聞こえたので2つのホームレスのグループが衝突しているのが分かった。こうしたトラブルはそう珍しいことではない。 警察が到着するまでに、女性1人がおなかを殴られ、男性1人が頭のあたりを打ちのめされていた。この男性は路上を数百メー
鈴木亘(すずき・わたる)氏 学習院大学経済学部教授 1970年兵庫県生まれ。1994年上智大学経済学部卒業、日本銀行入行。考査局経営分析グループなどで勤務。1998年日本銀行を退職し、大阪大学大学院博士課程入学。1999年経済学修士(飛び級)、2000年同大学社会経済研究所助手、2001年日本経済研究センター研究員、2001年経済学博士。大阪大学大学院国際公共政策研究科助教授、東京学芸大学教育学部助教授、2008年学習院大学経済学部准教授などを経て2009年同大学教授(現職)。2012年3月から大阪市特別顧問。2016年9月から東京都特別顧問。著書に『だまされないための年金・医療・介護入門』(東洋経済新報社)、『社会保障の「不都合な真実」』(日本経済新聞出版社)、『成長産業としての医療と介護』(八代尚宏氏との共編、日本経済新聞出版社)など。 鈴木 2012年の3月から2015年11月までの
12日未明、大阪市北区で約1時間のうちに倉庫や空き家、路上生活者の布団などが焼ける不審火が5件相次ぎ、2人がけがをした。現場はいずれも半径約250メートル内にあり、大阪府警は連続放火や殺人未遂の疑いがあるとみて出火原因や関連を調べている。 府警によると、午前2時5分ごろ、同区末広町で「建物が燃えている」と110番通報があった。木造平屋建て倉庫と、隣接する木造3階建て空き家の計2棟110平方メートルが全焼。東隣の7階建てビルの壁や駐車中の乗用車にも延焼し、ビルに住む63歳と29歳の男性が煙を吸って病院に搬送された。2人とも軽症。 約20分後、南西約200メートルの同区南扇町の路上でごみ箱の中のごみが燃え、さらに15分後に南西約150メートルの同区西天満5丁目の住宅で、ひさしのシートが焼けた。 天満署によるとその後、末広町の現場の北東約110~130メートルの路上で寝ていた65歳と56歳の路上
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