大阪府から平和祈念式典に参列する鴨沢哲さん=長崎市の平和公園で2017年8月9日午前9時37分、矢頭智剛撮影 原爆投下から72年を迎えた9日、長崎には全国から被爆者や遺族が集い、追悼の祈りに包まれた。原爆は7万人もの命を一瞬で奪い、生き残った人々の体をむしばんできた。非人道的な核兵器を禁止する条約が成立して初めての「原爆の日」。被爆者は核兵器廃絶の実現を願い、若い世代は戦争の恐ろしさを後世に伝えると誓った。
長崎の被爆者5団体の一つ「長崎原爆遺族会」の新会長に、被爆者の本田魂(たましい)さん(73)=長崎県時津町=が就任した。長崎市内で22日開いた同会の会合で決まった。昨年11月に前会長の正林克記(まさばやし・かつき)さんが77歳で亡くなった後は、同会顧問の下平作江さん(82)が会長を代行していた。 同会は1965年、原爆死没者の実態調査…
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