【クライストチャーチ=共同】2011年2月22日のニュージーランド地震から7年となるのを前に、倒壊により日本人留学生28人を含む115人が死亡したクライストチャーチのカンタベリーテレビ(CTV)ビルの跡地に公園が完成し、21日に開園式が行われた。日本から訪れた遺族も出席した。CTVビル(6階建て)は地震後に解体され、更地になっていた。ニュージーランド政府が遺族の意向を聞いた上で公園とすると決定
Published 2016/12/15 20:00 (JST) Updated 2018/12/07 15:55 (JST) 「信耕ミミとアジアの仲間たちによるアニメーション作品展」が14日、横浜市中区の象の鼻テラスで始まった。来年5月の第50回アジア開発銀行(ADB)年次総会横浜開催連携事業の一つで、アジアへの理解を深めるのが狙い。NPO法人スローレーベルとアニメーション作家の信耕さんが、今夏タイで実施した知的障害者のトレーニングプログラムの成果を展示している。 プログラムには、タイ、カンボジア、ミャンマー、ラオスの4カ国から計12人の知的障害者と保護者が参加。4日間にわたるアニメ制作を通じ、自己表現の仕方などを学んだ。 完成した約4分間のアニメには参加者が描いた「自分」が登場。メコン川を旅するワニが、それぞれの国の参加者たちと出会うストーリーになっている。 「参加者の自由な発想に驚か
国際人権NGOヒューマンライツ・ナウが2015年以降取り組んできた ユニクロのカンボジア委託先工場における労働者の権利侵害問題。 HRNは2016年10月、ユニクロに対し、労働者の不当解雇の解決に 向けた対応を講じるよう、世界のNGOと共同アクションを行い、 不当解雇問題は解決に向けて大きく前進しました! 同問題に対するヒューマンライツ・ナウの取り組みを ウェブサイトにてまとめましたのでぜひご覧ください。 ウェブ掲載記事はこちら <http://hrn.or.jp/activity/9143/> ヒューマンライツ・ナウ事務局 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *ユニクロ・製造請負工場における労働者の権利侵害に対する* *ヒューマンライツ・ナウの取り組み* ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *■ユニクロ・カンボジア国内製造請負工場に
【ニューヨーク=上塚真由】昨年新たに制定された5日の「世界津波の日」を前に、ニューヨークの国連本部で3日、防災への理解を深める討論会が行われた。津波の甚大な被害を経験した日本、チリ、インドネシア、モルディブの4カ国が共催。国連大使らが自国の防災対策などについて意見を交わした。 討論会には自民党の福井照衆院議員が出席し、東日本大震災で多くの子供が犠牲になったことに、「高い場所に避難すべきだと知っていれば助かったかもしれない」と防災教育の重要性を強調。また、日本の別所浩郎国連大使は福島県などの復興状況に説明し、「地域を孤立させないようにすることが重要」と述べた。 インドネシアのジャニ国連大使は警戒を呼びかけるため、教会の鐘やモスクのスピーカーなどを利用していると紹介。会場からは、災害時に障害者をどう避難させるかが課題だとの意見も出された。
「イスラム国」による迫害から逃れ、国内避難民となった少数宗教ヤジド教徒の子どもたち=イラク北部クルド自治区ドホークで、安田菜津紀さん撮影 仮想現実(VR)の動画で途上国の暮らしを体感してほしい。そんなプロジェクトに、若手作家や写真家らの有志グループが乗り出した。グループは「日本の子どもたちが世界の問題と向き合うきっかけになれば」と教育での活用を目指している。 (伊藤弘喜) グループは「セカイ・メディアラボ」。東南アジアやアフリカ、中東などで貧困や紛争を取材してきた作家の石井光太(こうた)さん(39)とフォトジャーナリストの安田菜津紀(なつき)さん(29)=どちらも東京都内在住=が中心。編集者らを加えた計五人で三月に本格始動した。
体のいろいろな所が急に腫れる難病「遺伝性血管性浮腫(HAE)」を知ってほしいと、患者会が呼びかけている。国際的な患者団体に合わせて5月16日を「HAE DAY」と定め、理解を広める活動に乗り出した。のどが腫れると呼吸困難に陥り命にかかわるが、診断されていない患者も少なくないとみられ「適切な治療を受けないと手遅れになる恐れがある」と訴える。【下桐実雅子】 HAEは遺伝子の変異が原因で、顔や唇、のど、手足などが突然腫れる。胃腸が腫れると腹痛や下痢を伴うほか、のどが腫れると気道が塞がれて窒息する危険性もある。症状は数日で治まるが、慢性的に繰り返す。 この記事は有料記事です。 残り437文字(全文712文字)
リサイクルショップベクトル春日部店インタビュー いらないモノを売ったとき、買取価格を寄付に回せる 業界初のリサイクル店が登場 2016年1月10日にオープンしたリサイクルショップベクトル春日部店(埼玉県春日部市粕壁5629-1)は、株式会社ベクトル(本社:岡山県岡山市)と、国際NGOの認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン(東京都大田区)のコラボ店だ。 不要品の買取価格が寄付に 店舗に古着や靴、鞄を持ち込むと、買取査定された金額の中から任意の割合(※0%・10%・50%・100%から選ぶ)を途上国の子どもの教育や医療支援の活動に寄付できる。また、すべての店頭商品の売り上げの5%も同NPOへの寄付になる。 このように期間や対象商品を限定せず継続的に寄付を行うリサイクル店は、「業界初」という。ベクトルならびにグッドネーバーズ・ジャパンは、不要になった衣類が国際協力に役立つことで、他の資源と比
マザー・テレサは、「人間にとって最大の『悲惨』とは、飢えでもなくハンセン氏病や結核やガンでもない。それは、自分がこの世で全く必要とされていない、と感じることである」と述べた。かつて、ハンセン病を患った人たちは偏見と差別のもと社会から排除された。まさに社会から「必要ない」との烙印(らくいん)を押されたのだ。 しかし今、ハンセン病に対しては多くの人たちが人権の課題として関心を寄せ、この歴史から偏見と差別の社会構造、人権の大切さ、生きるとは何なのか、などを学んでいる。 平成27年10月、長島愛生園(ながしまあいせいえん)歴史館の月間来館者数は1700人を超え、過去最高となった。見学に訪れる人たちは、入所者の経験を必要としているのだ。 愛生園入所者自治会長の中尾伸治さん(81)は「後世の役に立つなら私たちの人生も無駄ではなかったと思える」と話していた。入所者にとっては「負」の側面が強いハンセン病の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く