ヤマハは7月25日、音のユニバーサルデザイン化支援システム「おもてなしガイド」の受信機能をスマホアプリに追加できるSDKの無償提供を開始した。 おもてなしガイドは、言語や聴力の壁を超えて誰もがアナウンスの音声を理解できるようにするためのシステム。おもてなしガイドに対応したアナウンスをスマホのマイクで受信すると、アナウンスに対応したメッセージが多言語に翻訳されて表示されるというもの。これまで空港や鉄道、バスや商業・観光施設などで実証実験を重ねてきている。
ヤマハ株式会社は10日、京都府下鴨警察署と連携し、ヤマハの開発した音のユニバーサルデザインか支援システム「おもてなしガイド」を用いた試験的取り組みを開始すると発表した。 まず第1弾の取り組みとして、8月16日に開催が予定されている夏の風物詩「京都五山送り火」における雑踏警備対応で、いわゆる「DJポリス」と連携、その音声を外国人観光客や聴覚障がい者にも分かりやすいかたちで届ける。 「京都五山送り火」では、例年10万人前後の人出があることから、警察は約600人態勢で雑踏の警備にあたるという。とくに今出川通や西大路通の一部は、見物客や車による混雑が激しく、マナー順守や混雑緩和などを目的として呼びかけのアナウンスを行う「DJポリス」が集中的に対応し、街の混乱を防ぐため活動する。 しかし、近年は外国人観光客の増加も著しく、アナウンス内容が適切に伝わらない可能性も高まっていることから、ヤマハと初の連携
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