セクシュアル・マイノリティー支援の実態調査で明らかに 全国の中学校を対象にしたセクシュアル・マイノリティー(性的少数者)支援の実態調査で、セクシュアリティー(性のあり方)の悩みを相談できる教職員の存在が生徒に周知されている学校が全体の3割にとどまっていたことが明らかになった。調査に当たった山梨英和大(甲府市)の本多明生准教授は「生徒からの相談に対応する体制には課題がある」と指摘している。 本多准教授と同大大学院の矢崎胡桃(くるみ)さん(25)が、無作為に抽出した全国の中学校1800校を対象に調査を実施し、518校から回答を得た。