虐待などで家庭で暮らすことができない子どもたちを緊急に保護するため、NPOなどが運営している全国の「子どもシェルター」が、国などからの公的支援の減額や職員の確保が難しいなどの理由で、相次いで休止に追い込まれていることが分かりました。 このため、弁護士が作るNPOや社会福祉法人が全国12か所に「子どもシェルター」を設立し、国や地方自治体から運営費などの支援を受けながら運営してきました。 ところが、今月、NHKが各施設に取材したところ、福岡のシェルターが運営費の不足を理由に開設から2年で、千葉のシェルターが職員が確保できないことを理由に開設から1年もたたずに休止に追い込まれるなど、現在3か所の施設が受け入れを休止していることが分かりました。 このうち福岡のシェルターは、特定の子どもに手厚く対応する必要が生じたため、ほかの入所者を受け入れられなくなりました。その結果、入所者数の基準が満たせず、国
北陸新幹線に乗れば、東京からもあっという間(※イメージ) 今春開業した北陸新幹線の恩恵でにぎわう古都・金沢。金沢駅から車で20分あまり行くと、軽井沢や清里の別荘地のような風景が目に飛び込んできた。 道の左右に並ぶ焦げ茶色の平屋は、サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)だ。夫婦2人で住める1LDKの広めの設計で、ウッドデッキもある。サ高住の隣には、知的障害を持つ子どもの入所施設や、学生向け住宅がある。 全国の福祉関係者がいま注目する“街”。それが「シェア金沢」だ。Share(分ける)という名前のとおり、子どもや大学生、高齢者が暮らし、世代や障害を超えて交流する。ここに住む高齢者は31世帯36人。家賃は夫婦2人で月額14万円(光熱水費込み)ほどだ。 “街”が誕生したのは、2014年3月。ここで暮らす高齢者の約半分は地元出身で、残りは関西や関東といった都市部からの移住組だ。オーストラリアから移住し
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