山口県岩国市の性同一性障害の女性=当時(29)=が2009年に自殺したのは職場の嫌がらせなどが原因の労災だとして、遺族が遺族補償年金を不支給とした労働基準監督署の処分取り消しを求めた訴訟は、遺族の敗訴が確定した。最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)が20日付で、遺族の上告を受理しない決定をした。 確定判決によると、女性は08年11月、… この記事は有料記事です。 残り118文字(全文287文字)
ハリウッドからはじまり日本でも性暴力反対のムーブメント「#MeToo」が広がっている。そもそも性暴力とは何か? 実際には性の問題ではない? 『性暴力の理解と治療教育』の著者で大阪大学大学院教授・藤岡淳子氏に寄稿いただいた。 極めて暴力的な、卑劣な犯罪 「#MeToo」の動きに対して「男性にも口説く権利はある」という批判が出たようだが、「口説く」のと「性暴力」は全く別なのになあという違和感がある。 「口説き、口説かれる」のは、互いのやり取りで、二人ともが楽しみながら何らかの合意に達するのであれば、全く問題にならない。むしろそれを楽しめるのは素晴らしいことだ。 ところが、口説かれる方が口説かれたくないと思っているのに、「いいじゃないか」と続けると性暴力に限りなく近づいてくる。いわゆる「ナンパ崩れ」と呼ばれる性犯罪が生じるのはそういう場合であろう。 相手の感情や意向を無視して、ごり押しするのは、
児相職員が「司法面接」 今回の刑法改正で性暴力の被害者の告訴がなくても、加害者を裁判にかけることができるようになった。しかし、裁判では、被害者が証言を求められることもある。そうすれば、結局、また傷つくのは被害者の自分ではないか。でも泣き寝入りはしたくない--。被害者の苦しい思いを少しでも軽減しようという取り組みが始まっている。【山本有紀、鈴木敦子】 「抵抗し続けました。体をよじらせたり、『やめて』と言ったりしました」
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