大学生の半数が昨年、セクハラを受けた――。オーストラリア政府の独立機関、豪州人権委員会が1日、こんな調査結果を発表した。性的暴行の被害も過去2年で7%近くに上っていた。キャンパス内や大学関連のイベントの最中に起きた被害も多く、人権委は早急に対策を立てるよう大学側に求めている。 調査は2016年後半に、人権委が豪州の全国39大学の3万人以上の学生を対象に実施。それによると、16年に51%の学生がセクハラを受けていた。そのうち26%がキャンパス内や通学途中、大学が関わるイベントで起きていた。 また、6・9%が15年か16年に少なくとも1度、性的暴行を受けており、1・6%は、大学が関わる状況で被害にあっていた。 公共放送ABCは、中でも首都キャンベラにある国内屈指の名門大学であるオーストラリア国立大(ANU)での大学関連の状況での性的暴行の被害が、国内大学平均の2倍以上の3・5%に上ったことに焦
国際人権NGOヒューマンライツ・ナウは5日、児童ポルノのDVDの販売で小中学生とみられる7人の被害を確認したと発表した。児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ提供)の可能性があるとみて警察に通報するとともに、被害は他にも広がっているとして取り締まりの強化を求めている。 調査は2015年5月~16年5月に5回、東京・秋葉原などの店舗で実施。「6年生 本物」などと表記されていたDVDのパッケージや映像を児童の発育に詳しい小児科医に見てもらい、筋肉のつき方や骨格などから小学校高学年や中学生とみられる出演者が7人いたことを確認できたという。 NGOは「警察による取り締まりが不十分。チェック体制も不備があり、審査や流通段階で出演者の年齢が文書などで確認できる仕組み作りが必要だ」と訴えている。
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