林芳正文部科学相は1日の閣議後の記者会見で、夏休み明けに子供の自殺が増えることを踏まえ、「決してあなたはひとりぼっちではない」とのメッセージを出した。文科省が設置しているSOSダイヤルを紹介して悩みなどを相
福島第一原発事故で福島県から横浜市に自主避難した中学1年の男子生徒がいじめを受け、不登校になった問題で、生徒の保護者は8日、生徒が現在の心境をつづった手記と、小学6年生の時に書いた手記を公開した。 生徒は現在、フリースクールに通っている。手記には「今、僕は楽しく生きています」と記した。生徒の代理人によると、いじめで自殺を考えている人にメッセージを送りたいと筆を執ったという。「つらいことがあっても自殺を考えないで下さい」と呼びかけている。 一方、小学6年の時の手記はこれまで、一部だけ公開されていたが、「子どもがどんなつらい思いをしたのか、理解していただければと思い、公表する決意に至りました」(生徒の保護者)とノート3ページ分の全文が公開された。 小学5年の時に同級生らから「賠償金があるだろう」などと言われ、遊ぶ金を払ったことについて「としょホール 教室のすみ 防火とびらのちかく 体育館のうら
いじめを訴える言葉を残し、8月に自殺した青森市の中学2年、葛西りまさん(当時13)の父親剛さん(38)が4日文部科学省を訪れ、いじめ問題に取り組むほかの遺族らとともに、再発防止を求める要望書を出した。「学校ではまだいじめが続いていると聞く。いじめをなくしたい。それが娘の願いだ。少しでもできることがあれば」と会見で語った。 要望書は、いじめ防止対策推進法の見直し議論が進む中、いじめで自殺した子の遺族らでつくるNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」がまとめた。いじめの発生後3日以内に全校生徒にアンケートをすることや、学校側が遺族と情報共有し、調査方法などに遺族の意見を積極的に取り入れること、いじめに特化した教員研修を義務づけることなどを求めている。 青森市では第三者委員会が事実確認を進めているが、剛さんは、学校側の情報提供のあり方に不信感があるとして、「謝罪を求めているのではなく、何があっ
自殺中2の写真公表=遺族「いじめなくすため」-最高賞が一転撤回・青森県黒石市 コンテストで最高賞に内定したものの、その後取り消された葛西りまさんの写真。8月15日に撮影された(遺族提供、一部画像処理をしてあります) 青森県黒石市で開催された写真コンテストで最高賞に内定した作品が、今年8月にいじめを訴えて自殺した青森市立中学2年の女子生徒(13)が被写体だったとして受賞を取り消されていたことが18日、分かった。遺族はこの写真と共に、亡くなった生徒の氏名を葛西りまさんと公表した。 葛西さんの父親(38)は同日、撮影者から提供された写真を公表した理由について「娘は最高の笑顔で、大好きな仲間と手踊りを披露している。いじめをなくすため、いじめで残酷な結果になったことを知ってもらいたかった」と話した。 関係者によると、青森市の男性が8月15日、黒石市で行われた祭りで踊っている葛西さんを撮影。自殺の
文部科学省は、いじめや自殺防止、インクルーシブ教育システムの構築や障害者理解を普及啓発することを目的として、映画『聲の形』(9月17日(土曜日)公開、配給:松竹株式会社)とタイアップを行います。 本企画の一環として、松竹株式会社の協力により、施策の啓発メッセージ「勇気をもって 心の声を伝えよう」を掲載したポスターを作成し、全国の小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、及び特別支援学校に配布するほか、映画「聲の形」×文部科学省特設サイトを本日公開します。 映画では、主人公の少年が、転入してきた聴覚障害者である少女に好奇心を持ち、あるきっかけから自分自身がクラスから孤立してしまうものの、5年の時を経て、少女との再会をきっかけに過去の過ちへの償いを試み、少女をはじめ当時のクラスメイトとも向き合い、理解し認め合っていく様子が描かれています。 これは、文部科学省の施策である、いじめや自
明日の授業で活用可能、一人一台端末と『BEE-Together』で実現する新しい「キャリア教育」「探究学習」の形とは? 【協賛企画】CIE(一般社団法人 次世代教育・産官学民連携機構) 学校以外に相談できるところや逃げる場所があるのを広く知らせ、子どもの自殺を抑止するのを願っている。 発起人として同代表理事は、「共同宣言後も、この宣言に賛同する団体や研究者など、広く賛同者を募りたいと考えている」としている。(教育新聞本紙では、いじめの発見と解決のあり方に焦点を当てた阿部氏による連載を近く始める) 「いじめ自殺防止のための共同宣言」全文は、次の通り――。 学校に行きたくなかったら、行かなくても良い。学校は行かなくてはいけない場所ではないから、君にとっての地獄なら、行かなくていい。うまく説明できなくてもいい、泣いてもいい、ただ、教えてほしい。何があったのか? 何が起きたのか? もし、今、話すこ
毎年、数百万人規模で「サイバー・リンチ」、いわゆるネットいじめの被害者が増え続けているアメリカで、ハッシュタグ「#KissAndMakeup」とともに、ある写真をSNSに投稿する運動が活発になっています。 その写真とは、キスマークをつけた手の甲で口元を隠し、「サイバー・リンチ」への無言の抵抗を表すというもの。 この運動は、アメリカのコスメブランド「Tarte Cosmetics」と、いじめ撲滅の団体「Bystander Revolution」が始めたそうで、これまでに多くの賛同者を獲得しています。 「Bystander Revolution」でアンバサダーを務めているモニカ・ルインスキーさんも、クリントン元大統領とのスキャンダルにより「サイバー・リンチ」を受けた1人。自身の辛い経験を元に、昨今の「サイバー・リンチ」への警笛を鳴らし続けています。 この運動に賛同する人は、日を追うごとに増えて
明日の授業で活用可能、一人一台端末と『BEE-Together』で実現する新しい「キャリア教育」「探究学習」の形とは? 【協賛企画】CIE(一般社団法人 次世代教育・産官学民連携機構) 小学校低学年向けでは、▽はなすゆう気▽やめるゆう気▽とめるゆう気▽みとめるゆう気――の4点を掲載。「とめるゆう気」では、「もしもいじめを見つけたら…いじめをみんなで止めよう!」と訴え、いじめられている子に「大じょうぶ?」と声を掛けて「ささえよう」と投げ掛けている。 「みとめるゆう気」には、「友だちが自分とちがっても…その子らしさをみとめよう!」「じぶんのよさもみとめよう」と書かれている。 裏面には、県の各種相談窓口を載せている。子どもと親のサポートセンター、24時間子どもSOSダイヤルなど、自分ひとりで悩まずに、相談しようと誘う。 低学年で習わない漢字には、ふりがなが振られている。 県教委は、各学校の状況や
子どもたちがネットを利用することが当たり前になり、世界中で問題になってきている「ネットいじめ」。アイルランドの13歳の少年・Luke Culhaneくんが、そんなネットいじめ問題に一石を投じる啓発動画を制作して話題を集めています。 少年のスマホやPCに届く「お前はブサイクだ」「お前のことなんか誰も好きじゃない」といった匿名の中傷メッセージ。さまざまなアプリから送られるこれらのメッセージには逃げ場がなく、受け取るごとに少年の体には鼻血や青アザ、骨折など目に見える傷が次々に増えていくという演出になっています。 少年に届く匿名の中傷メッセージ 心の傷は肉体的な傷となってあらわれます ネットにつながっているあらゆる環境で「ネットいじめ」は続きます 少年の傷はどんどん深刻なものに 動画では、現代の10代は100%がネットいじめをした・された、もしくは目撃したことがあると主張。また、ネットに投稿する前
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