65歳以上のアルコール依存症患者数が増加 最近、老後にアルコール依存症になる人が増え、認知症のリスクの危険性が懸念されるようになりました。アルコール依存症の65歳以上の割合は2012年に24.3%にまで増えましたが、その増加要因について考えてみます。 アルコール依存症は定年退職や配偶者との死別をきっかけに酒量が増え、依存症にかかるケースが多いとされています。仕事熱心な人ほどなりやすいとされ、現役時代は仕事に追われていたため、老後はのんびりしたいと考えている人が多いようです。しかし、いざ定年を迎え仕事を辞めてみると、慣れない退屈な毎日が待っています。退職直後は行きたかった旅行や友人たちとの釣りやゴルフなどで遊びを満喫しても、次第に飽きてしまいます。 今まで仕事一筋で大した趣味も持たなかったため、定年後は何をしていいか分からず、地域に友人もいないため、お酒に走りやすくなります。もともと現役時代