福井大の友田明美教授らは5日、子育て中の母親らの気分の落ち込みを把握する新たな手法を開発したと発表した。脳の活動を画像でみる機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)を活用する。特定の部位の活動が低下していれば、心が疲れているなどと判断する仕組みだ。気分の落ち込みに早めに気づけば、育児困難や虐待などの予防につながると期待している。友田教授は育児中の母親らの脳を定期的に診断し「異変にいち早く気づき、子育
陶芸教室にあった少年の作品には「愛」と「希望」の文字が刻まれていた=東京都府中市の関東医療少年院で2017年5月10日、佐々木順一撮影 神戸市須磨区で1997年に起きた小学生連続殺傷事件から20年がたった。14歳で逮捕された加害男性(35)は、6年5カ月を少年院で過ごし、精神医療と更生教育の両面から特別なケアを受けた。男性が実際に収容されていた関東医療少年院(東京都府中市)を記者が訪ね、更生の現場を取材した。【茶谷亮】 郊外の閑静な住宅街に、ひっそりと建つ関東医療少年院。緑に囲まれた事務棟や正門は学校のようだが、少年たちが過ごす建物は高い塀に囲まれている。 法律上の病院にあたり、心身に深刻な疾患や障害を持つ少年を収容する第3種(医療)少年院。京都医療少年院(京都府宇治市)と共に、全国に2カ所しかない。
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