ウェブサイトの改善点を話し合う佐久間りかさん(手前)、秋元るみ子さん(左奥)、吉田明子さん=東京都中央区で 乳がんや認知症などを患った患者や家族による体験談が、インターネットのウェブサイト「健康と病(やま)いの語り」で公開されている。当事者本人が、病気になってつらかったことや、治療に向けた自分の選択などを映像付きで語っているのが特徴。病とともに生きる人を励ます内容だ。(出口有紀) ウェブサイトは、全国の医師や看護師、臨床心理士らでつくる認定NPO法人ディペックス・ジャパン(東京都中央区)が運営。乳がんと認知症、前立腺がんの三疾患を患ったり、大腸がん検診を受けたりした二百二十三人分の語りを載せている。