特別支援学校・学級に通う子どもが全国で急増し、九州7県でもここ10年で1・7~2・3倍に増え、2016年には軒並み過去最多に上ったことが分かった。知的障害や発達障害の子どもの増加が目立ち、主にこうした障害の認知が広がり社会的な偏見が薄らいだことで、地域の学校ではなく支援校・学級を選ぶ家庭が増えたとみられる。各県教育委員会は支援校の増設など対応を急いでいる。 文部科学省の学校基本調査(5月1日時点)や各県教委によると、06年と16年を比較して支援校・学級に通う児童生徒数の伸びが最も大きかったのは熊本の2・27倍。次いで佐賀2・20倍、福岡が1・98倍-だった。16年の人数は最多の福岡が1万4734人、熊本6226人、鹿児島5446人-と続き、いずれも過去最高だった(佐賀はデータの残る06年以降)。 福岡は約7割が知的障害の子どもで、ここ10年で約4500人増えた。県教委は「支援校は遠方に
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思春期や若い世代のがん患者が抱える悩みや問題を把握して支援につなげようと、厚生労働省の研究班(代表者=堀部敬三・名古屋医療センター臨床研究センター長)が、患者や経験者らへ初の大規模実態調査を実施し、治療環境の整備や社会生活支援のための指針を作成する方針を決めた。治療時期が進学や就職、結婚、出産の時期と重なるため、指針には、この世代特有の入院時や治療前後に配慮する点や提供すべき情報などを盛り込む予定だ。 この世代のがん患者は「AYA(Adolescent and Young Adult=思春期・若年成人)世代」と呼ばれる。研究班は、AYA世代の対象を15歳から40歳未満とした。2012年の患者数は全国で約2万人と推計されるが、国内の実態は分かっていない。研究班は今年、この世代の患者と治療を終えた経験者各200人ずつを対象にアンケート調査を実施。がんの治療内容や後遺症▽入院生活や治療中の悩み▽
日本学生支援機構(JASSO)は5日までに、何らかの障害を抱える大学生らが2015年5月時点で2万1721人いたと発表した。前年度から7594人増え、全学生に占める割合は0.68%(前年度0.44%)。人数、割合ともに05年度の調査開始以来、最高となった。在籍する障害者が1年で1.5倍に増えた理由について、JASSOの担当者は「障害の定義などは変えていないが、今回から各障害種に当たる病名をより
By manhhai 世界的に貧富の格差は拡大しており、上位62人と下位36億人の資産が同額になるほど、その格差は大きくなっています。日本でも貧富の格差は拡大傾向にあり、地方と都市部の経済格差は驚くべきものです。また、貧富の格差は経済的な面だけでなく寿命の差にも影響していることが明らかになっているのですが、貧しい地区で生まれてしまった場合どれくらい人生が大変になってしまうのかを、インターネットニュースサイトのVoxが解説しています。 Living in a poor neighborhood changes everything about your life - Vox http://www.vox.com/2016/6/6/11852640/cartoon-poor-neighborhoods 1940年、白人の住宅開発業者がデトロイト近郊に住宅地の建設を計画していました。住宅開発業者
弘前大大学院医学研究科と弘大付属子どものこころの発達研究センターのチームは、県内の1自治体で実施した5歳児の発達障害の疫学調査で、自閉症の子供の半数前後が注意欠如・多動症(ADHD)などを併存させていることを明らかにした。22日、弘前市での弘前医学会例会で発表した。 同チームは、域内の全5歳児の発達健診を実施している1自治体で2013〜14年度、健診に参加した1783人の子供を対象に問診と診察を行い、米国精神医学会の基準で診断… この記事は有料記事です。 残り325文字(全文541文字)
けがや病気で入院した子どもが、保護者に虐待や養育力不足の疑いがあるため治療後も退院できない「社会的入院」と呼ばれる現象が大阪府内で起きている。一般社団法人「大阪小児科医会」(武知哲久会長)が実態を初めて調査。この3年で少なくとも延べ168人にのぼることが分かった。 大阪府内は子どもの虐待対応件数が全国最多。府などによると、受け入れ施設に余裕がなく、一方で、虐待などの疑いがある子どもを家に帰せないためだという。同会は施設の拡充などの対策を求める方針だ。 同会が9月、小児科病床がある府内106病院に郵送でアンケート。67病院から回答を得た。 2012年7月から15年6月までに、4日間以上の社会的入院があったと答えたのは30病院。このうち5病院が10人以上と答えた。転院を繰り返し、半年以上に及ぶ例もあったという。 大阪府などによると、こうした子どもは治療後、必要なら一時保護所や乳児院で保護し、そ
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