社会福祉法人「草加福祉会」(埼玉県草加市、湖山泰成理事長)は、来年4月に相模原市内に新設する特別養護老人ホーム(特養)で、隣接する北里大学・同病院と連携した医療・介護型の施設運営を図る。介護・療養型の特養がなくなる2年後を見越した国内初の試み。近くにある女子美術大学とも協力し、特養を学生の作品発表の場として地域住民らが集えるようにする。 新設の特養「マナーハウス麻溝台」(仮称、3階建て)は140床で、ほかにショートステイ20床があり、訪問介護や居宅介護支援、事業所内保育所も手掛ける。市内では13年に国内で初めて美術館を併設して開設した「マナーハウス横山台」に続く二つ目の特養となる。 この記事は有料記事です。 残り301文字(全文596文字)