熊本県を中心に相次いでいる地震で、食物アレルギーを持つ被災者を支援するため、NPO法人「アトピッ子地球の子ネットワーク」(東京)が食料提供などの相談連絡先を記したポスターを作り、ホームページに掲載した。避難所への掲示やインターネットでの周知を呼び掛けている。 卵や乳製品、小麦などにアレルギーがある被災者は、避難所で提供される食事がほとんど食べられないケースがあり、同法人は20年以上前から各地の災害で支援活動をしてきた。 ポスターの作成には、子供に多い1型糖尿病の患者を支援するNPO法人「日本IDDMネットワーク」(佐賀)も協力しており、相談連絡先を記している。