1月31日、難民や「テロ懸念国」の市民の入国を制限する米大統領令は、緊急治療を必要としている難民らを窮地に陥れている。写真はユーイン肉腫を患うシリア難民の子供。アンマンで撮影(2017年 ロイター) [サンフランシスコ/ニューヨーク 30日 ロイター] - 難民や「テロ懸念国」の市民の入国を制限する米大統領令は、緊急治療を必要としている難民らを窮地に陥れている。血友病を患うイラク人難民のアル・アミーンさん(33)は、米国での治療を待ちながらヨルダンで2年間暮らしている。症状はここ数カ月でかなり進行し、治療ができる施設は世界にほんのわずかしかないと医師に告げられたという。 米国で必要な治療を受けるために行った申請が迅速に承認されるかどうか心配していたが、トランプ氏の難民入国禁止措置により、自身が受け入れられる可能性がないと確信した。 アミーンさんは29日、電話インタビューで、「私はここで、た