【WOMEN】医療と福祉の架け橋に 神戸アイセンター・ビジョンパークの情報コンシェルジュ、別府あかねさん 目の病気の研究・治療から臨床応用、リハビリ・就労支援までをトータルサポートする全国初の眼科専門施設として昨年12月、神戸市中央区にオープンした「神戸アイセンター」。その玄関に設けられた「ビジョンパーク」で、家族と離れ、医療と福祉の懸け橋として奮闘する女性がいる。情報コンシェルジュ、別府(べふ)あかねさん(42)。専門知識と笑顔が最大の武器だ。 視覚障害サポート施設で奮闘 別府さんは高知市出身。一昨年は、視能訓練士の資格を取るために、大阪で1人住まいをし、昨年4月からは、ビジョンパークを運営する公益社団法人ネクストビジョン(神戸市中央区)のスタッフとして、小学2年生の娘と神戸で2人暮らしをしている。 「小学6年生の長男と夫は高知にいますが、昨年、夫が県内に転勤になり単身赴任。長男は高知市